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日常生活 - 2010年5月の記事 >>
05/31(月) 21:36
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05/26(水) 12:32
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雷とチーター

by ばばの日記

徳之島じじとばばのブログ


5月31日(月)晴時々曇

「ばば、あのさぁ〜、僕、先生になりたいんだけど

どうしたら先生になれる?」って孫から電話が来て数週間。

その時、孫は、こうも言った。

「ばば、筆算の問題作ってファックスで送って〜」って。

ずぅっと気にはかかっていたけれど、

去る29日が運動会だったし、送るにしてもそのあとが良いかな・・とも思ったり

(本気かな?計算プリントが欲しいなんて)と半信半疑だった。

二度目の電話で「ばば〜いつ、計算プリンと送ってくれる?」と聞かれた時も

うやむやに誤魔化していた。

運動会が終わって、昨日夜、また請求の電話が来た。

「運動会い終わってすぐで疲れているでしょう?」と言うと

「じゃ、明日(今日)でいいよ」って。

去年夏、帰省した時にゲーム感覚で簡単な計算のプリントを作りさせてみた。

答えが合っていたら、ニコニコマークや大きな花丸を書いてあげたりしたので

その時のことを憶えているのかも知れないな?とも思った。

まず、小学校低学年で勉強が本心から好きな子っているかな?

普通なら、勉強よりは遊びが好きだよね〜。

だから、宿題もせず遊んだりして叱られたりするんだよね。

孫も、母親がプリント集など買ってさせようとしても、張り切ってはやらないだろう・・・・

ゲーム感覚でやるのは好きなのかも知れないけど。。。。。。

今日、孫は運動会の振り替え休日だと思ったので

計算プリントを作って送ることにした。

今、繰り上がりのある筆算を勉強しているというので

8問は筆算、あと孫の苦手だというマスの計算を35問作ってファックスで送った。

孫がやってくれるかどうかは分からないけれど・・・・・

自分でやりたいという時に勉強でも習い事でもさせれば

子供は親から強制的にやらされるよりは、喜んで取り組む・・・・かな?

プリントの再請求が来るかどうか・・・・・・・・・

初回にしては、問題数が多かったかな???とも思っている。


ところで・・・・

運動会と言えば、島では9月の最終日曜日が中学校、

10月の第一日曜日が小学校とだいたい決まっている。

都会では、5月の最終辺りに運動会があるようだ。

そう言えば・・・・・島では5月頃に小運動会っていうのもあったなぁ・・・・・

最近は土・日が休みになって行事も精選・削減されつつあるから

小運動会はないのかもしれない。

さて、孫の運動会は先週土曜日5月29日だった。

孫は走るのがそんなに得意ではないそうだ。

それでも、去年の11月から父親と一緒に毎朝走っている。(早朝マラソン)

授業がある日は、毎朝1kmを走っているそうだ。

時には「さぼりたい」と思う日もあるだろうけど

娘によれば「一度も走りたくないと言ったことはなくて、その点は偉いと思う」って。

朝のマラソンを始めて6ヶ月。

一昨日の運動会に効果は現れるかな?と思っていたら

去年より順位を一つあげたんだって。

去年はトップの子とは大分差があったらしいけれど、

今年はその差がぐぅ〜んと縮まっていたって。

朝のマラソンのおりに父親が教えたストレッチをスタートの直前までやっていて

見ている母親の方が、ちょっと胸に迫るものがあった・・・・と電話で言っていた。

走り終わって「僕、一番にはなれなかった・・・・

僕、チーターのように走ったけど、先頭の子は雷のように速かったから・・・」

と語ったそうだ。(こんな例えを良く思いつくね。ばば、脱帽!)

一番にならなくたって良いんだよ。

一生懸命に最後まで走ったんだから・・・と、じじとばばも拍手を送った。


ばばも過去何十回も徒競走のスタートに立つ子供達を見続けてきた。

ほとんどの子が少しでも上位を目指し

闘志満々、緊張した子供達の顔は時には痛々しさを感じるほど

張りつめていた。

スタートして、ゴールして、数分も経てば順位のことも忘れ

次の競技・応援に熱中するけれど・・・・・・走る前のあの緊張感は

何とも表現しがたく子供達の顔が神々しくさえ思えるのはばばだけ??

徳之島じじとばばのブログ  主管理者 ibuchanじじ&ばば

「つゆだく」でなくて、ごめんね、ごめんねぇ〜〜〜

by ばばの日記

徳之島じじとばばのブログ


5月30日(日)曇今にも降りそう・・・・


「餅米ご飯と、お餅は同じ」とじじは言う。

ばばが、昨夜どうしても餅米100%のご飯が食べたくて

自分の分だけ炊いた。

炊きたての餅米ご飯の美味しいこと!

白餅大好きなばばが「まるで、お餅みたい。美味し〜〜い」と言うと

じじが文頭の台詞が。。。。。

「ご飯を咀嚼すればお餅も同じだよ」って。

そうかな〜〜?

お餅状になるまでまず噛まないけどね、ばばは。

「餅米ご飯と、お餅は同じじゃない」と主張しつつ、完食。

普通のご飯は、十穀米・十五穀米・十八穀米・二十一穀米等

雑穀米入りのご飯しか炊かない我が家。

もう、5,6年来続いている。

じじが、雑穀入りご飯が美味しいと言うから・・・・

でも、たまぁ〜〜に、ばばは白米ご飯が食べたくなり

そのまた、たまぁ〜〜に餅米ご飯が食べたくなる。

そのまたまた、たまぁ〜〜に赤飯が食べたくなる。

女の人は、自分が食べたい時に自分の好きな物作って食べられるから良いね。

じじは、いくら十穀米ご飯が食べたいと思っても、自分では炊かないもんね・・・


ところで、昨夜は自分の好きな餅米ご飯を炊いたので、

今日のお昼はじじが好きな丼物を作ってあげようと思った。

そう言えば、先週、じじの大好きな上沼恵美子さんのおしゃべりクッキングで

「豚丼」が放送された時、じじに「メモとっておいて〜」と言われメモった紙があったっけ・・・

と、探して「豚丼」を作ってあげることにした。

ところが、肝心のタレに「赤ダシ大さじ2」とメモってある。

自分で書いたのに、何のことか意味が分からなくなった。

仕方なくパソコンを立ち上げ、レシピを検索して・・・なぁ〜〜〜んだ!

赤ダシ味噌のことだった。

我が家では無添加の白みそしか使っていないけど

まっ、良いか〜。赤ダシ味噌が白みそに代わったって

赤ダシ味噌で作った豚丼をじじは食べたことないし、

ばばだってどのように味が代わるのかさっぱり分からない。

しっかりメモったつもりだった。

適当に、適当に・・・・・

番組では、肉400g使っていたけれど、じじ一人分なので100gぴったり計って

他の調味料も計って作った。

味噌・砂糖・胡麻油・塩・醤油・砂糖を混ぜた付けダレから、

少しだけ最後のかけダレ用に取っておく。

そのあとタレで肉を揉み10〜20分置く。

この間におつゆを作る。

タレに付けておいた肉をグリルで裏表4分ずつ焼く。

丼にご飯を入れて、最初取っておいたタレをかける。

次に焼いた肉を細く切って乗せ、斜め切りにしたネギを乗せ、

煎りゴマを散らして、ジャジャ〜〜ン、完成!

熱いうちに食べさせたくてじじを呼ぶ。

椅子に座って食べ始めたじじ、「美味しい!」って一気に食べようとする。

ダメ、ダメ急いで食べちゃ〜。

でもね〜〜〜、美味しいとは言いながら、じじ、本当は「つゆだく」が好きなんだ〜。

今回はレシピ通り作ったけど、今度は少しアレンジして

「つゆだく」の豚丼作ってあげるからねぇ〜じじ。

豚丼食べたくないばばは、肉を一切れだけ取って

昨夜の餅米ご飯と食べました。ごちそうさま〜〜〜。

徳之島じじとばばのブログ  主管理者 ibuchanじじ&ばば

豪勢!尾頭付きが4,50匹・他

by ばばの日記

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5月29日(土)雨

昨日、いくつかの島のHPに次のような文言が見られた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

日米共同文書の要旨

◆訓練移転

 ▽米軍の活動の沖縄県外への移転を拡充

 ▽適切な施設の整備を条件として、徳之島の活用が検討される。

頭越しに徳之島が明記されたようです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ついに、徳之島の名が共同文書に書かれてしまった。

これを受け、夕方5時30分から亀津児童公園で

基地移設反対緊急集会が開かればば達も参加してきた。

今にも降り出しそうな天気だったが続々と人が集まり

主催者発表では1200名が集まった。

壇上に上がる方の話を聞きながら今の日本政府って

何なんだろうとずぅっと考えていた。

住民のほとんどが反対し、三町町長も上京して反対の意思を伝えているのに、

その民意・島民の頭ごなしに日米共同文書に徳之島の名を明記したとは・・・・

これが独裁でなくて「民主」を謳う党がすること?


会場では腰が曲がり自由に歩くことも出来ないおばあちゃんが

「絶対立ったままでこのプラカードを挙げ続ける」

とばばの横に立ち、「基地絶対反対」と書かれたプラカードを、ばばに見せた。

今日の集会は、徳之島が日米共同文書に明記されてから呼びかけがあり、

また、平日で5時半からの集会に集まれる人は限られていただろうが

それでも千人以上の人が集まったということは心強い。

体の不自由な人、車いすに乗った人も参加していて胸が熱くなった。


政府の徳之島に対する今回の仕打ちは本音なのか?

単なるパフォーマンスなのか?

それさえ分からないモヤモヤとしたものが満ち満ちている。

島の将来はどうなるのか?


昨日は都会に住む知人からも「ニュースを見たけど大丈夫?」って電話がった。

続けて「今までは職場でも徳之島と言っても全然認知度はなくて

徳島?と思っていた人もいたくらいだけど・・・

今は全国にその名を知らしめたね」とも・・・・

良い意味で島の名が全国に知れ渡るのは良いけれど・・・・・

今回のこの騒動、どのような結末を迎えるのか?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さて、楽しい話題に替えましょう〜。

昨日昼過ぎのこと、「ばば〜、さすが大富豪!こんな大量の尾頭付きを買えるなんて」

・・と、じじが言う。

そうなんです。カラッカラに揚げられた尾頭付きが

ばっと一面山盛り・・・・ではないが

こんんもり盛られてはいる。

こう書けば、何て豪奢な????って思う???(思わないか・・)

ばばは、じじの「尾頭付き発言」で

椋鳩十先生の著書「日高山伏物語」を思い出した。

椋先生が授業でこの本の中のいくつかを紹介して下さって以来

ばばはこの本が大好きになり、自分で買って何度も読み返した。

話の中で、とてもけち?(節約上手?)な日高山伏どんがお客さんを招待した。

すると珍しく(蓋付きの?)お椀が出て・・その中には尾頭付きの・・・・

何が入っていたと思う?

メダカ???(オタマジャクシではなかったと思う・・)が

恭しく鎮座まして・・・・

メダカでも尾頭付きは尾頭付きですもんねぇ〜〜。


師走。

隣近所でお正月のお餅つきが始まっても、山伏どんの家では餅つきはしない。

代わりにお手伝いさんのお尻をペッタ〜〜ン、ペッタ〜〜ン叩いて

お餅つきの音だけはご近所に聞かせる・・・と、こんな山伏どんです。

この山伏どんキャラクターが大好きだったなぁ〜〜。

このような話が満載の「日高山伏物語」。

大人向き内容ではないけれど、小学生に読んであげると大喜びしてくれた。

・・と、ここまで脱線してしまったが、

ばばの台所に盛られていた尾頭付きは、メダカではなくイリコでした〜〜。

今年は何故かイリコが大好きになり、なるべく切らさないようにしている。

少量の油でカリッカリに揚げたり(炒めかな???)

時にはおせち料理の「ごまめ」風に作ったりしている。

今日は240gのイリコを軽く炒って、半分はそのままで食べることにし

半分は炒めたピーナツと味噌味でからめて「アンバ味噌豆ジャコ」にした。

その、イリコだけバットに取り分けておいたのを見て、

じじが「大富豪」発言。

まぁ、ばばの富豪はこのくらいのモンです。

取り分けていたイリコの数・・・そう、4,50匹でしょうか〜〜(笑い)


あと一つ、これまでは昼食後、すぐにお昼寝タイムだった「よい子?じじ」が

最近はあるテレビ番組を観てニコニコしながら、

たまには「おいしそう〜〜〜」と独り言を言ったり

舌なめずりしたり?つばを飲み込んだり・・・・・

大変な事態になっている。

その番組とは「上沼恵美子のおしゃべりクッキング」。

今週はじじの大好きな丼物とあって、じじの目は何時にも増してランラン、

食い入るようにテレビを観ている。

一昨日が「牛丼」で昨日は「焼き豚丼」。

じじったら、「ばば〜〜、しっかりメモ取っておいてよ〜〜だって。

ばばも、慌てて一応メモは取るけれど、焼き豚丼がテーブルに乗る日が来るだろうか?

まぁ、じじの行い次第ですけどねぇ〜〜。

じじは肉大好き!・・・と言っても一日食べるのは、ほんの二口ぐらいで良いんだけど。

ばばは、肉なしで1年でも過ごせるよ〜。

食生活では全く合わないじじ&ばばです。

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犯人が○○だなんて、そんな〜〜〜

by ばばの日記

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5月28日(金)曇

朝、掃除機をかけていたら床・畳がやけにツルッツルな感じがした。

昨日、じじが裏口から出ようとした時も

「オォッ」と声を上げたので「何??どうした?」と聞いたら

「家の廊下危ないよ!危うく滑って転ぶところだった」って。

やはりね・・・・・じじも気付いたね。

何故だろう?原因は?

小学校、高学年の頃、学校の教室や床をツルツルにするため乾拭きをしたことがある。

誰かのアイディアで蝋燭まで塗って、せっせと乾拭きをした記憶がある。

ツルツルになった廊下を上靴脱いで靴下でスゥ〜〜ッと滑ったりした。

普段は上靴を履いているので滑って転ぶ先生や友達もいなかったし、

おっちょこちょいなばばでさえ転んだことはなかった。

あれから半世紀以上も経って、我が家の室内で

スケート遊びをしたくもないのに、勝手に畳や床が滑るようになった。

別に変わったことをしている訳でもないのに・・


掃除機をかけながら、じじに「何で家の中がツルツルになるの?」と聞くと

じじは、「掃除機のせいだよ」と言う。

「何で?掃除機かけたら滑るの?じゃ、この掃除機のせい?」とばば。

今まで何台か掃除機は使ったけれど、こんなことはなかった。

現在使っている掃除機の何処が違うのだろう????

じじは「静電気のせいだよ」って言うけど本当だろうか?

以前、廊下があまりにツルツルになって歩く度にヒヤヒヤした時は

元に戻そうと、まず、水拭きをしてみた。

効果無し!

次に、金ダワシで擦ってみた。

それでも効果無し!

部屋用の洗剤をつけても擦ってみた。

それでも効果無し!

ほとほと疲れ果てほったらかしてあったら、いつの間にか滑らなくなっていた。


滑る原因→ばばが掃除機をかける→掃除機が悪い

・・・という構図になって「じゃ、掃除機を買い換えれば良い?」とばば。

「そうだね」とじじ。

しかし、すぐに買い換えなんかしませんよ〜〜〜。

だって、結構な値段したし、買ってからまだ2年しか経っていないもの・・・・


じじの説によれば、滑るのは掃除機をかけるせいではあるけれど、

静電気がおきて、それで滑るって・・・・・

すぐには信じがたいけれど。。。。半信半疑のばば。

「だったら、乾燥している時や寒い時に掃除機かけたら滑りやすいの〜〜?」

「静電気って何時までも留まるの???」


最後にじじの「そのうち消えるだろう。。。」で一件落着はしたけれど

理系全く苦手チンプンカンプンのばばには、

ぜ〜〜んぜん理解できない我が家の怪現象の一つであります。

はいっ。

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不吉な・・・・・

by ばばの日記

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5月27日(木)晴

夕方の散歩で「山田川コース」と「一本松コース」への

分かれ道へさしかかった途端、激しいカラスの鳴き声が聞こえた。

一本松コースの右手の松の木の上で複数のカラスがうるさく鳴いている。

そのうち、数羽がばば達の頭の上を飛んで

これから進むコースの左手の松の梢でも鳴きだした。

いつもにも増してうるさい鳴き方だ。

「カラスが鳴くと 人が亡くなる」と、小さい頃から聞いているので

異常な鳴き方をされると、いっそう不安になる。

姉も気にかかるようだ。

今さら引き返すよりは、いつもより気を付けて歩き続けようとばばは思った。

以心伝心、姉も同じことを考えていたようだ。

じじは、何とも思っていないらしく道端で見つけた「カミキリムシ」の

撮影に熱中している。

上空をカラスが鳴きながら飛び交う中、良い題材はないかな?と

左右目配りしながら歩くが、昨日出会ったキノボリトカゲは

当然ながら今日は出会えなかった。

急な坂道を下りる途中、つい最近友人の生物博士とじじ&ばばが勝手によんでいる

友人のブンさんのブログにあった赤いチブサトゲグモが巣を張っているのを発見。

直ぐ近くにカゲロウがいたり、黄色いクモがいたり、

じじは何処へカメラを向けたらいいかわからないほど忙しくなった。

・・・とキーーーキロロロロロロ〜〜〜〜(と、ばばには聞こえる)

アカショウビンだ!!!

それも、すぐ近くで鳴いている!!!

ばばは双眼鏡を鳥だし目に当てキョロキョロ。

見つけた!!!!山田川の上に張られた電線の上に!

会いたくて、会いたくて、つい先日今年の散歩時の目標に掲げた

アカショウビンとの遭遇!

こうなったら、もう他の物は眼中になく、じじは腰をかがめて前へ走る。

ばばと姉は主役を逃がさないように坂道にかがんで双眼鏡で交互に覗く。

じじもススキに体を隠しながら一生懸命ビデオを撮る。

・・・と、間もなく主役は電線から川の中の木に飛んだ。

じじとお供二人も腰をかがめ前進。主役を捜す。

見つけた!今度は木の枝の中に留まった。

じじは又撮影開始!。

じじが撮影する間ばばは又双眼鏡で彼方此方覗く。

コゲラがもいる。それも2羽・・・・

しかし、主役に比べれば今日のコゲラは・・・・・

と思っていたら、アラララララ〜〜〜主役は又何処かへ飛び去った。

声だけが聞こえる。

主役の姿を探し求め更に上流へ進んだが姿は見えず、

諦めて帰りかけると又見つけた!主役がさっきより離れた木に留まっている。

体が赤いのでよく目立つ。じじは又撮影開始。

ばばはじぃっと待つ。

「充分写せた!」と満足そうなのでばばも嬉しくなって帰路についた。

でも、昨日より30分近く時間は遅くなっている。

先を急がなきゃ・・・買い物が遅くなる・・・・

大瀬川でモヒカンボーボー君にも会えるかも知れないし

嘴を怪我したカラシラサギ君のことも気にかかる。

急げ!急げ!


もうすぐ大瀬川・・・と思いながら歩いていると突然

「ドォ〜〜ン」という音が聞こえた。

じじには悲鳴も聞こえたという。

何事!!と音のした方を見ると、道端にトラックが見えた。

男の人が二人見え、道路脇の畑を覗いている。

事故だ!!とばば達は男の人達の方へ急いだ。

ところが、男の人達は別に怪我をしている様子はない。

二人の男の人のうち、一人はじじの友人だ。

「よっ、Yちゃん!」とじじもいつものように声をかけ横を通り過ぎようとした時

畑の斜面に犬が倒れているのが見えた。

改めて道路を見ると、路面には大量の血が!!!!!!!!!!

犬はじじの友人Yさんの飼い犬だ。

これまでの散歩途中で、ばば達が何十回となく会っている犬だ。

Yさんがキビ伐採をしている時も畑の手入れをしている時も

野菜の収穫をしている時も草を刈り払っている時も

暑い日も、寒い日も、いつでもこの犬がYさんの近くにいた。

作業が終わるとトラックの荷台や助手席に乗って一緒に帰っていた。


さっきのドォ〜〜〜ンという音、じじが聞いたという悲鳴は

犬がトラックにはねられた時の音と声だったのだ。

犬は全然動かない。。。。。

男の人がYさんと話している。。。。。

あの犬はYさんにとって家族同然なのだ。心がきりきり痛む。

Yさんにかける言葉が見つからない。

「じじ、何も話しちゃ駄目よ」と言いながら足早にYさん達の横を通り過ぎ

しばらく歩いて、もう一度犬の方を見ると、犬がヨロヨロ立ち上がろうとしていた。

生きている!!!ホッとした・・・・

・・・けれど、犬は次の瞬間、又崩れ落ちるように倒れ込んだ。

あの犬・・・・もう駄目なのだろうか?

Yさんの家族のことが頭をよぎる。

助かって欲しい。

でも島に獣医さんがいるだろうか?

色々なことを考えながら川縁を歩き続けた。


今日の、あの異常なカラスの鳴き声はこの事故を教えていたのだろうか?

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ヤギを盗む????

by ばばの日記

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5月26日(水)晴

言葉の言い間違いって良くあるけれど・・・・・

ある人はスーパーで「ワケギ」を「ワキゲ」と言ってしまって

とても恥ずかしい思いをしたそうだ。

これは先日ラジオで聞いた話だが、他にも・・・・・

ある方は「ワンピース」「ツーピース」「スリーピース」は分かるけど

「グリンピースってどんな服?」って聞かれて困った・・・・

汚職事件を、「お食事券」と勘違いした人もいるそうな。

ばばの身近では、去年孫が「目を食いしばれ!!!」と言って

お腹の皮がよじれるほど笑ったが、


義母も面白い言葉をよく使う。

最近、面白かったのは「ヌスビトヤギ」と言う単語。

義母は近所の畑に行って野菜を収穫してきてあったが

その時、洋服に雑草の種を沢山くっつけて帰って来た。

「ヌスビトヤギの種ってしつこいねぇ。取っても取って取りきれない」

とぼやきながら、ズボンに付いた種を取り除いていた。

よくよく見ると、それはシロノセンダングサの種だった。

義母の言う「ヌスビトヤギ」は「ヌスビトハギ」だとばばは瞬時に分かったが

黙って聞いていた。

義母が「ヌスビトヤギ(ハギ)」と言う言葉を知っていることにまず感心した。


最近意味の分からない横文字の言葉が多くて

ばばには、さっぱり分からない言葉も多い。

それに、ばばは頭で考えている言葉と、口に出す言葉が違っていることが良くあり

「これも加齢のせい???」と悩んでいる。

変なことを言わないように、なるべく口を閉ざして

「聞き役」に徹する方が良いかな?と思う。


「もの言わざるは腹ふくるるわざなり・・・・」

とも言うけれど、言いたいことをあまりに我慢すると

メタボになって本当にお腹が膨れてしまうこともあるんだって・・・・

まぁ、ばばの場合「腹ふくるる・・」にならないように

じじに何でも言っているし・・・・・

それにしては、このメタボ体型。

原因は単なる「好きな物だけ、馬鹿食べ」の結果かな?



「口は災いの元」ともいう言葉もあるね。

これが一番怖い。。。。。。気をつけなくちゃ・・・・・


そうそう、最近「パンのかかと」って言葉を聞いて「何じゃそりゃ?」

と思って調べてみたら・・・・

日本では「パンの耳」と言うあの部分を欧米では「パンのかかと」って言うんだって。

パンの一番固い所を、人間の体の硬い部分「かかと」に例えているらしい・・・・

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