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2012年8月の記事 >>

手紙

by ばばの日記

徳之島じじとばばのブログ


8月31日(金)晴れ

じじとばばは、いつものように干潟へ車を走らせた。

でも・・・干潟沿いの通い慣れた道路は台風15号の爪痕生々しく

モクマオウの枝が折れて倒れ道をふさいでいる。

急遽、正門側の入り口へ急ぐ。

急げ、急げ〜、時間はもう無いぞ。



車を途中に停め、数十センチのコンクリートを土台に

金網が張られている場所へ急ぐ。

そして、ばばはコンクリートの上に上がる。

じじもばばの横に立つ。



おっ、エンジン音が大きくなったぞ。

滑走が始まる。

あっ、動き出した。

飛行機は、じじとばばの目の前を右へ滑走していく。

じじとばばは大きく手を振る。

じじは被っていた帽子を取って振っている。

飛行機は向きを変え今度はスピードを上げながら左側へ滑走してくる。

さっきよりもっと大きく手を振る。

飛行機は地上を離れ飛び立った。



干潟横で大きく手を振るじじとばばの姿は機内から見えただろうか?



夜、娘から電話があった。

「干潟で手を振るお父さんとお母さんの姿、見えたよ」って。

そうか、見ていてくれたんだ。

飛び立つまで見送っていて良かった!



実は,これは先日29日のこと。

13日から帰省していた長女母子を空港まで見送り

その後、干潟から手を振って見送ったのだ。

昨年も,干潟で手を振って見送るじじとばばの姿を機内から見つけたと言うので

今年も,そのまま帰らず干潟へ向かい飛行機が飛び立つまで見送ったのだ。

幸い孫シュンとリョウは窓側の席だったので、機内からずぅっと

じじとばばの姿を探していたそうだ。

じじとばばの姿を見つけたシュン

が「じじとばばだっ!」って、大声で叫んだんだって。

弟、リョウは「どこ?どこ?」と言っている一瞬の間に

じじとばばの前を飛行機は通りすぎたらしいけど

娘とシュンは,はっきりとじじとばばの姿を確認したらしい。



娘からの電話を聞きながら、何だかじぃんと来ちゃった。



16日間の滞在中には、色々な事をして楽しませたいと思っていたけれど

今年の夏は,ばばが忙しかったことと、大型台風も襲来したりして

大好きな海へ連れて行くことも少なかった。



兄姉で仲良く何時間でも遊び、夜はじじとばばの寝室へ来て

何でも無いようなことでケラケラ笑ったり

とにかく賑やかだった。

普段静かなじじとばばだけの生活も、孫達と過ごした16日間は

賑やかな活気に包まれていた。

予想もしなかった台風15号の襲来で停電になった晩は

ロウソクの明かりを囲んで食事をしたり、テレビも見られず

パソコンも使えないのでじじから碁盤と碁石を使ったゲームを教わって

じじ対孫ふたりで勝負したり・・・・・



最初は長いと思っていた16日間があっという間に過ぎて・・・・

孫達は戻って行った。



手荷物検査に向かう前に娘から「これ読んで」と手紙を貰った。



家に帰って手紙を広げると,娘からの感謝の手紙と一緒に

「大好きなじとばばへ」と書かれたシュンとリョウからの手紙もあった。

じじに対しては遊びを教えてくれた事へのお礼

ばばに対しては、「毎日美味しい料理を作ってくれてありがとう」

というようなことが書かれ、じじとばばのイラストも描かれていた。

シュンの手紙は「今年の徳之島のことは忘れません。

また来年よろしくお願いします。ばばの料理も美味しかったし

じじもばばも、やさしくしてくれてありがとう。

ほんとうにありがとうございました。と結ばれていた。



ばばは、優しい言葉や文に弱いんだなぁ・・・

娘と孫ふたりの手紙を読みながら胸の奥がキュ〜〜ンと痛くなった。



ありがとうね〜優しいお手紙。大切なばばの宝物が又ひとつ増えたよ。



ブログを休んでいた20日近く、色々な事があったから

また少しずつ書いていくね。

徳之島じじとばばのブログ  主管理者 ibuchanじじ&ばば

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