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ばばの日記 - その他 - 2016年12月の記事 >>
12/29(木) 11:32
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12/28(水) 16:49
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12/27(火) 11:18
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12/23(金) 14:46
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12/22(木) 18:54
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ばばに声をかけるのは誰?他

by ばばの日記

徳之島じじとばばのブログ



12月29日(木)薄曇り

ばばは、毎朝三錠の薬を飲む。

数年前までは、薬を口に入れ、少量の水を含んで一気に飲んでいた。

しかし、今年になって、たまに錠剤が口に残ることがあって

「あれ〜。何か変だぞ」と思うようになった。

まさか、加齢に伴う嚥下不良?と思った。

何とかうまく飲みたいなぁと思っていたある日、

首を少し前に曲げた状態で、飲んでみたら・・・

あら不思議!スムーズに飲めたのだ。

普通に考えたら、薬を飲む時に首を前に曲げたら

かえって飲み難いような気がするんだけど。

ある日、じじに聞いてみた。

「じじ〜、薬飲む時って、どんな姿勢で飲む?」と。

当たり前だけど、じじは「何で?普通の姿勢で飲んでるよ」と答えた。

「ふぅ〜ん、ばばはね、首を少し前に曲げたら飲みやすいの」と言うと

「やっぱり、ちょっと変わってるね」と一言。

自分でも変だとは思うけど、実際、薬が飲みやすいんだもの。

まぁ、千差万別、人それぞれ。

薬の飲み方も、本人が飲みやすければ、姿勢なんか関係ないか〜
ゴンズイの木の実


もう、数週間前のこと。

スーパーで買い物をしていたら、後ろから「ばばさん?」と声をかけられた。

振り返ると、若い女の子が小さな男の子と手をつないで、笑顔で立っていた。

「????」ばばが、しばし考えていると「Rです。」と言った。

一瞬で思い出した。

もう、20年近くも前、じじもばばも現職だった頃の夏休みのこと。

ばばは加計呂麻に単身赴任していて、じじは徳之島で働いていた。

当時、女子バレー部の顧問をしていて、部の子供達5人を連れて

加計呂麻へ遊びに来たのだ。

ばばが住んでいた民家で寝泊まりし、島内を観光したり、海遊びをしたり

数日楽しんで、じじと子供達は、又、徳之島へ帰って行った。

ばばは、じじが部活で関わっている子供達と直接顔を合わせ他のも初めてだった。

しかし、その時数日間の関わり合いで、5名の女の子達は

自分の娘達のようにかわいく思えるようになった。

徳之島で一人暮らしのじじは、部員の保護者の方々に大変お世話になっていた。

又、保護者と子供達で、ばばの家に遊びに来たりもしていたようで

ばばが徳之島へ帰ってからも、家族ぐるみのお付き合いが続き

子供達の卒業、進学・成人・就職と彼女らの成長を見守っていた。

子供達が島を離れてからも、保護者の方々とはばばの暮らす町内のスーパー等で

顔を合わすことも何回かあり、そのたびに声をかけていただき

子供達の成長の様子なども聞かせていただいていた。



数週間前、スーパーで出会ったRちゃんが島を離れてから

何年ぶりの再会だっただろう?

ばばを見かけ、すぐに声をかけてくれた。

ますます美人さんになり、今は結婚して、お子さんも誕生し

もうすぐ二人目が誕生すると言うことで、帰省中だったらしい。

Rちゃんと話していると、Rちゃんのお母さんも来て下さり

お店の中で、しばしお喋りをした。

あのときの中学生が、立派なお母さんになっている・・・

何だか、感動!



そう言えばね、Rちゃんと出会った前の日の夕食時

じじとばば二人して、何故かRちゃん達5人のことを話題にしていて

5人の名前がすらすら言えるか、競争?していたの。

4人までスラスラ言えたんだけど、何故か一人だけ、なかなか名字が出てこず・・・

と言う状態で、翌朝の朝食時までの課題にしておいたら

その時も思い出せず、たまたま洗い物をしていたばばが

突然思い出したという経緯があったの。

もしかして?Rちゃんとの再会を暗示していたのかな?と不思議だった。

5人のうち、一人は外国で暮らしていることとか

それぞれの近況も教えてくれた。

部活仲間は卒業後も、ずっと連絡を取り合って仲良くしているらしい。

嬉しいね。



もしも、Rちゃんの方から声をかけてくれなければ、

ばばは、すれ違っても気づかなかったかもしれない。

本当に嬉しい再会だった。

Rちゃん、親しくお声をかけてくれて、本当にありがとうね。



※今日の画像は、過日、ドローンを撮影した同じ日に撮影した

 ゴンズイですよ〜

徳之島じじとばばのブログ  主管理者 ibuchanじじ&ばば

ドローン、他

by ばばの日記

徳之島じじとばばのブログ



12月28日(水)晴れ

過日、毎週水曜日、徳之島全戸に無料で配達されるチラシに

あたりのスタンプが押されていた事を書いた。

もし、スタンプを見つけたら、一定期間内にチラシを配布する会社へ行き

商品券と交換しなければスタンプは無効になる。

ばばがチラシを持ってその会社へ行くと、男性従業員さんが

「おめでとうございます」と言って、あるスーパーの500円商品券をくれた。

試しに、ばばが「スタンプって、毎週何枚位のチラシに押されるんですか?」

と聞いてみると「150枚くらいですかねぇ」って。

だとすると、スタンプをゲットするのは大変な確率だね。

「ありがとございます」とお礼を言って、会社を出て

車を停めた場所へ行き、もう一回、商品券を確かめてみたら

なんと、チラシが押されていたお店とは別のお店の商品券だった。

(良いのかなぁ・・これで)と思いつつ、

もう一回、さっきの会社へ戻るのもためらわれ、そのまま車に乗った。

商品券は使用期限もおそらく無いと思うけど、

使用する時、ばばはちょっと心に引っかかってしまうかなぁ・・・



毎週のチラシに押されているスタンプ、

ばばは「どうせ、当たるはず無い」と常日頃思っているから

チラシを隅から隅まで見ることもあまりないけれど

もし、スタンプを見つけても困る人たちもいるだろうなぁ・・・と思う。

ばばは、商品券に交換するにしても、歩いて数分の所で替えられるけれど

隣町とかの高齢者の方とか、車を運転できない方とかが

スタンプを見つけても、わざわざ交換に出かけない人も多いのでは?

と思ったり。。。。。

今回、ばばは何年ぶりかでスタンプゲットしたから、

これからも、毎週気をつけて一応すべてのチラシをザッとは見ることにしようと思ったよ。



このスタンプゲットの日、撮影から戻ったじじが

「もう、島の寒緋桜が数輪咲いてたよ」と教えてくれた。

「どこに?」と聞くと「町の総合グラウンドの多目的広場の傍に。。」

と言うので、夕方の買い物がてら、姉と出かけた。

「どこだろう?寒緋桜が咲いているのは・・・」とキョロキョロしたが

なかなか見つけられず、グラウンドをグルグル回って、

車の所に戻ろうとしたらヘリコプターの飛ぶ音がした。

「ドクターヘリ?誰か、急病人?」

姉と二人は、音のする方へ早足で歩いた。

ちょうど多目的広場に近づいた時、ヘリの音は一段と大きくなった。
ドローン1

「急いで行ってみよう!」と崖のような場所を駆け上がったら

途中の桜の木に寒緋桜が数輪開花していたが、今は桜どころではない。

完全に「野次馬」と化したばば、崖の上の柵を乗り越えて

多目的広場に入ったら・・・・

あれっ?ヘリがあまりにも小さく見える。

ドクターヘリではないというのは、すぐ分かった。

それで、すぐに桜の木の所まで引き返し、写真を撮って
寒緋桜
慌てて、又グラウンドへ。

小型ヘリ?らしき物の正体を突き止めよう・・・

姉と二人「あの飛行物体、何て言う名前だったっけ?」と互いに答えを求め合うが

なかなか答えが出てこない。

ラジコンカーとは言うけれど、ラジコンヘリって言う?

等と訳の分からないこと言いつつ、グラウンドを横切っていると

隅っこの方に、一人の男性がいて、体の前で

四角っぽいノートパソコンのような物を抱えている。

その人の近くへ近づく間にも、飛行物体は、ばば達の方へ飛んだり

さらに逆方向へ飛んだり、高く飛んだり、低く飛んだり・・・

やっと、男性の所へ辿り着いた。

飛行物体もグラウンドに着地していたので「それ、何て言うんですか?」

と聞いてみると「ドローンです」と。

「ドローン」、何回も聞いたことはあるし、島内の方で

ドローンを使って空撮した画像をブログなどにアップしてある方もいて

知ってはいたが、実物を見るのは初めてだったので、興味津々。

男の方が、実際に操作して、画像も見せてくれた。
ドローン2

ある行事の空撮をしたという話から、色々話してみたら

じじの縁戚にあたる方で、名刺まで下さり、Mさんという方だと分かった。

その後も、しばらくドローンの試験飛行を見せてもらっていたら

南その空で轟音が。

今話題になっている「オスプレイ」が2機、南の方へ飛んでいくところだった。

Mさんは、すぐにドローンを動かした。

まさかオスプレイを撮影?と思ったが、距離も遠くてドローンはすぐに戻って来た。

ばば達は,Mさんにお礼を言って車に戻り、今度は諸田池へ走った。

昼間、じじが「オオヒシクイは、何処かへ行ったらしく

諸田池にはいなかった」と言ったから、確かめてみたくてね。

オオヒシクイが、いつも出没する場所へ行ってみると

草むらの方へスイスイ泳いでいく、他のカモより明らかに大きな鳥が・・・

「ヒシクイだ!間違いない」。

姉と二人はさらに近づいて、羽の色や嘴の形等で確認し、ガッツポーズ。

良かった!まだ、徳之島に居てくれたんだ。

じじの報告しなくちゃと、ウキウキした気分で帰宅の途についたのでした〜



その日は、商品券をゲットし、寒緋桜を見つけ、ドローンの実物を見、

何処かへ渡って行ったと思っていたオオヒシクイを見つけ、

何だか色々なことがあったけれど、とても得をしたような1日だった。



あれから・・・もう、2週間くらい経ったかなぁ。

そろそろ寒緋桜は5分咲きくらいにはなっているのかも。

年明けには、間違いなく満開になるだろう・・・とばばは思っているし

桜は一番好きな花だから、グラウンドへ通うのが楽しみだ〜。

徳之島じじとばばのブログ  主管理者 ibuchanじじ&ばば

顔合わせ

by ばばの日記

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12月27日(火)曇り
25日、クリスマスは新しい出会いがあった。
すみれ

その10日ほど前、知人のHちゃんから電話があり

「姉が、叔母を連れて帰ってくるから、親戚顔合わせをしたいって。

だから、ばばさん夫婦にも声をかけてみてねと連絡があったけど

どうかしら?25日の晩なんだけど・・・」と打診された。

せっかくのお誘い、喜んでいくことにした。



何名くらい集まるのかなぁ?

都会からは、何名くらいいらっしゃるのかなぁ?

ばばに手伝えることはないかなぁ?

電話の後、ばばなりに色々考えた。

Hちゃんのお姉さんは、都会暮らしだけど

数年前に亡くなったお父さんの妹さんに付き添う形での帰省らしい。

当日、午後からの便で帰って来るという。

ばばは、じじの親戚関係は未だにあまり詳しくわからない。



Hちゃん姉妹のお父さんのお名前は、じじ両親からも聞いていたけれど

直接話したことはほとんどない。

Hちゃん姉妹も名前は聞いていたけど、直接、ゆっくり話したのは

3年前、義父が亡くなったときに、弔問に来てくれた時からだ。

それからしばらく経って、Hちゃんのお姉さんご夫婦が帰省した折り、

我が家に寄ってくれ、ご主人とじじは意気投合。

それ以来、じじのことを「じじ兄」、ばばのことを「ばば姉さん」と

親しみを込めて呼んでくださり、お付き合いは続いている。



今回、ご主人は帰省せず、奥様のOちゃんだけが帰省するという。

Oちゃんは、顔合わせの当日午後の便で帰省するという。



当日、ばばはHちゃんに電話してみた。

「何期かお手伝い出来ることはない?」と。

「豚骨等煮てあるから大丈夫ですよ」との返事。

じじに「Hちゃん達の親戚に、お手伝い出来る若い方っているかなぁ?」と聞くと

「うぅ〜ん、いないんじゃないかなぁ?」と答えた。

じゃぁ、ばばも何かおやつでも、おつまみでも作って行こうかな?」と言うと

きっと喜ぶと思うよ」とじじも言うので、急遽大奮闘。

ふくれ菓子をカップ36個分と、切り分けられるような直径26センチ位のを作り

ドーナツと、はったい粉餅を作った。

もしかしたら、野菜料理が少ないかもしれないと思ったので

桜の木に巻き付いて実を付けていた大小のゴーヤー4個を収穫し

卵や蒲鉾、ニラなどを加えて、チャンプルーを作り、ついでにピーナツ味噌を作り

ほうれん草が沢山あったので茹でて、人参や白菜で暈増ししごま和えに・・・

さて、作ったは良いけれど、どのようにして持って行こう?

結局は盛り皿が一番良いかなと、詰めてみたら隙間が出来る。

さて、隙間をどう埋めよう?と考え、ニラや人参を入れた厚焼き卵を作って入れたら、ピッタリ。



野菜料理?の盛り皿と、おやつ類とデザートにミカン数種類を準備して

一足先に届け、定刻6時半にHちゃんの実家に。

ばば達が一番乗りだったようで、玄関先で迎えてくれたHちゃん姉妹が

ばばに向かって「本当にありがとうね。ふくれ菓子もはったい粉餅も

何個も何個も試食しているよ。どれも、みんな美味しい〜」と

喜んでくれた。

次々お客さんも集まり、Oちゃんが、この集いの趣旨などを簡単に話して

初めて会う人たちを紹介してくれ、その後、開宴。

都会からいらした方が6名ほどで、あとはじじばばを含めて8名ほどの島の人たち。

ばばは、その島の人たちでさえ親戚とは知らず、

話したことのある人もほとんどいなかった。

ばばも、Hちゃん姉妹と一緒に料理を運んだり、時々お喋りに加わったりしながら



Oちゃんは、夕方5時頃帰省して、すぐに「ちらし寿司」を作ったり、

デザートを準備したりしてあって、手際の良さにびっくり!

Hちゃんはバナナケーキや、豚骨や野菜類の煮物を作ってさって、

豚骨も艶々で美味しそう!

ばばの盛り皿も真ん中に出されて、皆さん、次々に箸を伸ばしてくれ嬉しかった。

今時のゴーヤーも珍しかったのかな?

80歳を超えたHちゃん姉妹のおばちゃんも、ピーナツ味噌をお代わりまでしてくれ

ご高齢なのに、歯が丈夫で良いなぁ〜この、おばあちゃんにとって

ピーナツ味噌って「ふるさとの味」になってるのかなぁ・・・とか思った。



食事をしながら会話も弾み、そのうちにギターが演奏され

それに併せて懐かしい小学校や中学校の校歌を歌い

懐メロを歌い、宴は盛り上がっていった。

宴もたけなわの頃、また一人お客様があり、その方は三味線の名手で

またまた三味線伴奏に合わせて校歌やら懐メロ合唱。

ギターと三味線がコラボして、ますます賑やかになった。



ギターだけの時は小学校校歌の3番の途中からの歌詞が

誰も思い出せなくて、同じ場所で堂々巡りしていたけど

三味線名手Kさんが演奏しながら歌うと、何故か突然その歌詞も出てきて

みんなでビックリしたり、笑いあったり。。。。



楽しい楽しい時間は過ぎた。

じじとばば、家を出る時は「8時半か、遅くても9時には帰ろうね」

と言いながら出たのに、あっという間に9時を過ぎ・・・

ばばは、その晩どうしてもやらなくはならない仕事があり

Hちゃん姉妹にそっと目で合図して、退出した。



じじも何とか帰宅させようと電話したが、携帯は家においたまま・・・

仕方ないので、自分の仕事をしていたら、10時過ぎ、真っ赤な顔のじじ帰宅。

楽しすぎて、ついつい飲み過ぎ?

聞くと、普段飲まない清酒までいただいたそうで。

でも良いよね、初めての親戚の顔合わせ。

じじは、島の方はだいたい顔は分かっていたみたいで、

楽しそうに話し、歌っていた。

ふだんは、じじとばば二人っきりの生活だけど、たまには賑やかな席、楽しいね。



ばばは、今までは親戚とさえ知らず、顔も分からず話したこともなかった方々との

初顔合わせで、ちょっと緊張もしたけれど、

誘ってくれたHちゃん姉妹に感謝!



親の代は、親しくつきあっていた親戚も、子供の代になると

疎遠になり、顔さえ知らない・・・という関係になることが多いけど

今回の集まりで、Hちゃん姉妹とのご縁は深まったと思う。

思い切って、参加して良かったなぁ。

※ばばが作ったおやつなどの画像をアップしようとしたら

画像が不具合で画像が取り出せなかったので、12月21に撮影した島のスミレの画像です。

徳之島じじとばばのブログ  主管理者 ibuchanじじ&ばば

人生最大のクリスマスプレゼント

by ばばの日記

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12月24日(土)曇り

今日はクリスマスイブ。
サンタさん

何故かばばは、朝から夜8時半を回る今まで

ほぼ動きっぱなしで、やっとパソコンにも向かえた。



クリスマスが近いと言う事で、2週間ほど前から島のスーパーでも

大きなプレゼントの包みらしき物を抱えた人たちを沢山見かけた。

クリスマスには、ケーキや子供向けのオモチャやゲーム等が

沢山売れるんだろうなあ・・・

ばばが小学生の頃のクリスマスなんて、本当に質素だった。

小学生の何年生だったか、はっきりした記憶には無いが

クリスマスというものがあり、夜にはサンタさんというおじいさんが、

枕元にプレゼントを置いてくれるらしいと友達から聞いた。

(へぇ〜何をプレゼントしてくれるんだろう?)。

物の無い時代、おやつと言えば黒糖か、お芋さんが普通だった。

クリスマスツリーという洒落た飾りもイルミネーションも無かった。

クリスマスイブの晩だからと言って、特別のご馳走も無かった。



クリスマスイブが明けた翌日、期待もせず朝起きて、枕元を見た。

すると!ノートが1冊と鉛筆が数本と天ぷらが置かれていた。

天ぷらは、煮た芋をつぶし、餅米の粉と混ぜ、砂糖で甘みを加え

菜種油で揚げた物だった。

今のようなラップとか、アルミホイルとか、

お洒落な可愛いラッピング用品があるわけで無し

天ぷらは「ざら紙」という薄茶色っぽい粗末な紙で包まれ

紙の表面には油が染み出ていた。

「私の内にもサンタさんが来た〜」と喜ぶよりも

「お芋天ぷら」を見た瞬間に「プレゼントは母が置いてくれたんだ」

と直感した。

だって、お芋天ぷらなんて母が良く作っていたから。

でも、母は、きっとばばが寝た後に気づかれずに

天ぷらを揚げてくれたんだよね。

そして、ノートと鉛筆は、きっと学校で働いていた姉に頼んで

学校近くの文房具屋さんから買って来てもらっていて

昼間は、ばばに気づかれないような場所に隠してあったと思う。

母サンタさんからのプレゼントについて、ばばが友人に話したかどうか

友人達がどんなプレゼントをもらったか、ばばに話してくれたか

そういう事は一切記憶に無い。

その後も、何回かサンタさんは来てくれたと思うけれど

「クリスマスプレゼント」と言えば、

「お芋天ぷらと1冊のノート、数本の鉛筆」だけは、

強烈にばばの記憶に残っている。

この記憶を思い出すと、今でも何故か切なくなるばばだ。



結婚し、娘達が誕生してから我が家でもクリスマスをするようになった。



でも、クリスマスと言えば思い出すのは、やはり長女の事。

生後三ヶ月から、じじ両親に育ててもらっていた長女

じじとばばが徳之島に帰って来てからも、

祖父母を親だと思っていたのか、仕事を終えたばばが帰宅して

両親宅に迎えに行っても、絶対自宅に帰らなかった。

次女はばばに飛びついて来て、一緒に自宅に帰っていた。

ばばより遅く帰るじじが、再度長女を迎えに行くと、寝たふりをして

絶対に自宅には帰らない・・・という意思表示をしているらしかった。



娘が何歳の頃だったか?

4,5歳になっていたかなぁ?

ある年のクリスマスイブの日、いつもと同じように

ばばが長女を迎えに行くと、やはり寝たふりをしたりして

家には帰らないという意思表示をする娘。

その時、じじ父が言った。

「今夜、お家に帰らない子にはサンタさん、プレゼント持って来てくれないよ」と。

これを聞いた娘、さっきまで「家に帰らない!」アピールをし続けていたのに

「お家に帰る!」と豹変。

これには、本当にビックリした。



何と!その日以来、長女は自分の家に帰るようになった。

舅のあの一言が無ければ、娘は、まだまだじじとばばの元には

帰らなかったかもしれない・・・と今でも思う事がある。

もちろん、その晩は、サンタさんが、ちゃんと娘2人に

プレゼントを持って来てくれていたよ。



長女が、じじとばばの元へ帰って来てくれた何十年前かのクリスマスイブ。

このプレゼントが、じじとばばの人生最大のクリスマスプレゼントだったなぁ・・・

サンタさん、本当にありがとうございました!

徳之島じじとばばのブログ  主管理者 ibuchanじじ&ばば

首カックン事件など・・・

by ばばの日記

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12月23日(金)穏やかな晴天

最近、ミカン食べ放題のばば。

「朝の果物は金」と言われるそうで、朝、果物を食べるのが良いらしい。

しかし、ばばがミカンを食べるのは、決まって夕食後。

寝る数時間前に、そんなに食べて良いの?と言うくらい

沢山のミカンを食べる。平均して、5,6個かな・・・

その点じじは節制して、1個くらいで止める。

そして、真夜中、寝る間にもし喉が渇いたら

水分補給を兼ねて、1個か、半個食べるから、ばばより偉いと思っている。



今朝は朝食時、「私は果物が好きでリンゴとミカンは特に好き。

でも、小学生の頃は(リンゴ)というニックネームで呼ばれてた」と言うと

じじが「ホッペがリンゴのように真っ赤な野生児だったんだろう」と・・・

確かに、野生児だったというのは否定しないけど

ホッペが真っ赤っかだった記憶は無いんだけどね。

ニックネームなんて洒落た言い方はせず、「あだ名」と言っていた。

昨日のブログにも書いた通り、学校で男女は口をきく事が、ほとんど無く

「リンゴ」と言うあだ名で呼んだのも、幼なじみのKちゃんだった。

何もリンゴと言われたからって、起こる事も無かろうに

当時(小学校2年生)のばばったら、庭箒を持ってKちゃんを追いかけたのよ。

そして、段差のある校舎の入り口で、一瞬走るスピードが落ちたKちゃんを

背中から箒で叩いたの。

きっと頭だったと思うけど、その時,Kちゃんの首が

「カクン」というような音と共に左側に曲がって

しばらくその状態が戻らなかったの。

子供心にも、Kちゃんの首が折れた!大変な事になった!と

もの凄〜〜く心配になったよ。

Kちゃんが、どうにかなったらどうしよう?と思ってね。



このKちゃんとは家も近く、毎日のように遊んでいた。

中学校卒業後、Kちゃんは大都会へ、ばばは喜界島へ・・・・

あれから約b0年。

未だに年賀状のやりとりをしている。

Kちゃんは「首カックン事件」を覚えているかなぁ〜。

いつか会う機会があったら、

あの事件の事を話してみたいなぁと思っている。



そうそう、最近の子供達って、男女も仲が良いし

一緒に登下校もするし、呼び方も

「ちゃん付け」「君付け」の方が多いのかな?

同性同士は「呼び捨て」の事も結構あると思うけど・・・・



ばば達が小学生の頃は、男女で話す事もほとんど無かったと書いた。

母校のガジュマル
※画像はばばが小学生の頃からずっと子供達を見守り続けている母校のガジュマルです。
女子同士で話す時とかは、同じ集落の男子を「呼び捨て」にしていた。

又、親戚の男子も「呼び捨て」で、上級生の男子には「兄さん」を付けて呼んでいた。

男子も、集落内では、ばば達を「呼び捨て」にしていた。

それが、普通だった。

でも、何故か他の集落の女子を呼ぶ時は、ばば達は「ちゃん付け」で呼んだりしていた。

男子は、やはり「呼び捨て」で、呼んでいたと思う。



中学生になると、二つの校区からの生徒が一緒に学ぶ事になった。

男子の事はあ、あり分からないが、ばば達女子は

隣の校区の女子を呼ぶ時は、必ず「ちゃん付け」だったし

ばば達も「ちゃん付け」で呼ばれた。



昨日のブログにも書いたが、昨年11月、隣校区の同級生、N君が急逝した。

そのお通夜の席には、島在住の両校区の同級生も沢山集まった。

数十年ぶり、中学卒業以来初めて会う同級生もいて

名前も顔も思い出せない男子が多かった。

その時、昨日のブログに書いたM君が、ばばをとなり校区の男子に紹介してくれた。

紹介・・・って言うのも可笑しいかな?

何せ、約半世紀一度も会った事の無い男子がほとんどで

ばばが戸惑っていると、数名の男子が「あ〜ばばちゃん、卒業以来初めてだな。」

とか「ばばちゃんは、今、どこに住んでいるの?」とか話しかけてくれ

M君が、話しかける男子ひとりひとりの名前を教えてくれた。

やっと名前は思い出せたものの、同じクラスになった事が

あるかどうかさえ思い出せなかった。



ばばは、仕事の関係や家庭の都合で、中学卒業以来

同窓会に出た事が一度も無かったから、無理も無いかな・・・と思いつつ帰宅。

数十年ぶり、沢山の男女同級生に会えたのは嬉しかったが

あとひとつ、気づいた事が・・・・



隣校区の男子も女子も、ばばを呼ぶ時、全員が「ばばちゃん」と

「ちゃん付け」で呼んでくれた。

同じ校区の同級生は、男子も女子も「ばば〜」と「呼び捨て」。

呼び捨てにされたからと言って、嫌な気持ちはせず

かえって幼い頃から一緒に学び、遊んだからこそ女子も親しみを込めて

呼び捨てにしていると思うから、かえって嬉しかった。

今更、「ちゃん付け」で呼ばれたりしたら、かえって面食らってしまうかも・・・・



と書きつつ、ばば自身、十数年前まで同校区の同級生男子に呼びかける事が出来なかった。

今更「君付け」も恥ずかしいし、ましてや大人になってからも「呼び捨て」もなぁ・・・



それが、退職した途端、何か吹っ切れたみたいに

同校区の男子にはお店とか、集落内で会う時など

「呼び捨て」で話しかけている自分に、自分が驚いている。



数ヶ月前、あるホームセンターで背後から「おい、ばば〜」と急に声をかけられ

振り返ったら、同級生のF君だったし、

数日前大きな生椎茸を持って来てくれたM君も

庭先で「ばば〜」と呼んでいたし、ばばは「M、上がってコーヒーでも」と

呼び捨てで話していたし・・・

同級生って、良いよね。

親しいからこそ、呼び捨てにもできるんだよね。



小・中学生時代は、何だか反目し合っていたような同級生の男子と女子。

でも、半世紀以上の時間が流れ、今やお互いに呼び捨てでも

親しく会話出来ている。。。

同級生って、良いよなぁ・・・会って二言、三言話すだけで

数十年前にタイムスリップ出来るし、童心に返って会話が出来る。



戦後生まれのばば達、ベビーブームの世代。

中学生時代は、同級生が200名近くいたけれど

現在、島に何名の同級生がいるのだろう?

一度くらい、島内の同級生で集まってみたいなぁ・・・・と思うばばだ。

徳之島じじとばばのブログ  主管理者 ibuchanじじ&ばば

大きな椎茸もらったよ〜

by ばばの日記

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12月22日(木)曇り後雨

現在お昼2時過ぎだけど、室温は27,3度もあるよ。

空は黒雲に覆われ、雨が降り出した〜。

天気予報では、今日から天気は下り坂って言ってたけど、本当だね。

午前中、思い切って墓参りや、外回りの用事を済ませておいて良かった!

でもね、今日は、あと2件用事がある。

3時過ぎと5時半頃と出かけなくちゃならないけれど、大丈夫かなぁ・・・

行き当たりばったりの行動が多いばばだけど

今朝になってから、姉に「今日でお墓参り行ってくる?}と電話したら

姉も「行ける時に行って来た方が良いかもね」と言うので決行。

4軒の墓参り、実家の庭の雑草が枯れているか点検、友人宅3軒回って挨拶・・・

往復で約40分、仕事をしたのは1時間足らず。

正午ちょっと前には帰宅して、ご飯を炊いたりお昼の準備。

全て計画通り完了〜良かった、良かった。



そうそう、5日前の昼、外でばばを呼ぶ声がした。

男の人の声・・・誰だろう?ばばを呼び捨てにする男性って?

と思いながら、カーテンを開けると同級生のM君が

大きな椎茸を4個持って、濡れ縁の前に立っていた。
椎茸

「どうしたの?」と聞くばばに、「今、山から取って来たばかりの

僕が育てた椎茸、食べてみて」って。

その、椎茸の大きさたるや、直径15センチくらいはある。

わざわざ、じじとばばの分届けてくれたM君。

M君は、ばばと小学校・中学校時代の同級生。

ばばの小学時代って、昭和30年代から40年代で、

当時、男女は口をきく事すらほぼ無かった。

学校での女子は、しょっちゅう男子に虐められていた。

と言っても、暴力を振るうわけでは無く

ちょっと言葉で厳しい事を言ったり、追いかけ回したり、

今思えば、鬼ごっこのようなゲーム感覚だったかもしれない。

それでも、ばば達女子は「男子は怖い」と常日頃から思っていた。

同じ集落の男子の中には、親戚もいたけれど学校では絶対話したりする事さえ無かった。

家に帰れば、話もするし、親の用事でお互いの家を行き来もしたし

田植えや製糖期の農繁期にはお互いの家の作業を手伝い合ったりもしていた。

学校では反目し合い、家に帰れば一緒に作業をしたり

集会場の庭に集まって、陣取りとか缶蹴りとかして遊んでいた。

今回椎茸を持って来てくれたM君とは、集落は違う。

ばばは、高校から島外に出たので、

M君と再会したのは社会人になってからだ。

言葉を交わすようになったのも、ここ数年。

お店や道路で会えば、挨拶ぐらいはしていたけれど・・・・

ばばはじじと結婚して、今の場所に住むようになり

M君も、ばばの近所に住んでいる事も分かった。



M君と話をするようになったのは、昨年11月、同級生のN君が亡くなり

そのお通夜の席での会話がきっかけだった。

お通夜には、中学校卒業以来、初めて会う同級生も沢山いたが

その人達に,M君がばばを紹介してくれた。

50年以上会っていない同級生も沢山いたが、話しているうちに

中学時代の事を色々思い出したりした。



そんな事があって、今年、じじとばばは、M君にある頼み事をした。

M君の仕事は完璧で、じじも大変喜んでくれ、

一気にM君のファンになってくれた。

その時以来、M君はちょちょい我が家に寄ってくれるようになり

寄った時には、じじも交えてお喋りをしながらコーヒーを飲んだりするようになった。



5日前寄ってくれた時も、上がってもらい、椎茸作りの事とか

同級生の近況とか、しばらくお喋りをして帰って行った。



M君の椎茸はばばの掌にも余る大きさの立派な物だった。

「ばばは、2人家族だから、それ位なら食べられるかなぁと思って。

軽く塩胡椒して焼いたら美味しいよ〜」とレシピまで教えてくれた。



小中学生の頃は、会話さえした事の無い、同級生の男子が

半世紀以上経ったある日、ばばに自家栽培の椎茸を届けてくれた〜何だか感動!

椎茸を収穫した時、きっと「これは、じじさんとばばに食べてもらおう」

と思ってくれたはず・・・

相手の事を思いながら、野菜や果樹やお店の品物など選んでいる時の

自分の事を思い出す。

M君も、きっと喜んでくれる「じじさんとばば」のことを思いながら

この巨大椎茸を収穫し、わざわざ玄関先まで届けてくれたはず・・・



「誰かを喜ばせよう」って思う時の、人間の心って

きっと穏やかで、自分も喜びの気持になっていると思う。

物をプレゼントする時だけで無く、相手を喜ばせよう・・・と

思う時って、自分もハッピーだよね。



他人様も自分も、ハッピーな時間が

沢山持てるような過ごし方をしていきたいなぁ・・・

M君からのサプライズ、本当に嬉しかった!

M君、ありがとうね〜

徳之島じじとばばのブログ  主管理者 ibuchanじじ&ばば

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