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ばばの日記 - 2012年8月の記事 >>
08/31(金) 21:52
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08/08(水) 23:26
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08/07(火) 15:33
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08/05(日) 11:16
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>>ばばの日記の記事一覧

手紙

by ばばの日記

徳之島じじとばばのブログ


8月31日(金)晴れ

じじとばばは、いつものように干潟へ車を走らせた。

でも・・・干潟沿いの通い慣れた道路は台風15号の爪痕生々しく

モクマオウの枝が折れて倒れ道をふさいでいる。

急遽、正門側の入り口へ急ぐ。

急げ、急げ〜、時間はもう無いぞ。



車を途中に停め、数十センチのコンクリートを土台に

金網が張られている場所へ急ぐ。

そして、ばばはコンクリートの上に上がる。

じじもばばの横に立つ。



おっ、エンジン音が大きくなったぞ。

滑走が始まる。

あっ、動き出した。

飛行機は、じじとばばの目の前を右へ滑走していく。

じじとばばは大きく手を振る。

じじは被っていた帽子を取って振っている。

飛行機は向きを変え今度はスピードを上げながら左側へ滑走してくる。

さっきよりもっと大きく手を振る。

飛行機は地上を離れ飛び立った。



干潟横で大きく手を振るじじとばばの姿は機内から見えただろうか?



夜、娘から電話があった。

「干潟で手を振るお父さんとお母さんの姿、見えたよ」って。

そうか、見ていてくれたんだ。

飛び立つまで見送っていて良かった!



実は,これは先日29日のこと。

13日から帰省していた長女母子を空港まで見送り

その後、干潟から手を振って見送ったのだ。

昨年も,干潟で手を振って見送るじじとばばの姿を機内から見つけたと言うので

今年も,そのまま帰らず干潟へ向かい飛行機が飛び立つまで見送ったのだ。

幸い孫シュンとリョウは窓側の席だったので、機内からずぅっと

じじとばばの姿を探していたそうだ。

じじとばばの姿を見つけたシュン

が「じじとばばだっ!」って、大声で叫んだんだって。

弟、リョウは「どこ?どこ?」と言っている一瞬の間に

じじとばばの前を飛行機は通りすぎたらしいけど

娘とシュンは,はっきりとじじとばばの姿を確認したらしい。



娘からの電話を聞きながら、何だかじぃんと来ちゃった。



16日間の滞在中には、色々な事をして楽しませたいと思っていたけれど

今年の夏は,ばばが忙しかったことと、大型台風も襲来したりして

大好きな海へ連れて行くことも少なかった。



兄姉で仲良く何時間でも遊び、夜はじじとばばの寝室へ来て

何でも無いようなことでケラケラ笑ったり

とにかく賑やかだった。

普段静かなじじとばばだけの生活も、孫達と過ごした16日間は

賑やかな活気に包まれていた。

予想もしなかった台風15号の襲来で停電になった晩は

ロウソクの明かりを囲んで食事をしたり、テレビも見られず

パソコンも使えないのでじじから碁盤と碁石を使ったゲームを教わって

じじ対孫ふたりで勝負したり・・・・・



最初は長いと思っていた16日間があっという間に過ぎて・・・・

孫達は戻って行った。



手荷物検査に向かう前に娘から「これ読んで」と手紙を貰った。



家に帰って手紙を広げると,娘からの感謝の手紙と一緒に

「大好きなじとばばへ」と書かれたシュンとリョウからの手紙もあった。

じじに対しては遊びを教えてくれた事へのお礼

ばばに対しては、「毎日美味しい料理を作ってくれてありがとう」

というようなことが書かれ、じじとばばのイラストも描かれていた。

シュンの手紙は「今年の徳之島のことは忘れません。

また来年よろしくお願いします。ばばの料理も美味しかったし

じじもばばも、やさしくしてくれてありがとう。

ほんとうにありがとうございました。と結ばれていた。



ばばは、優しい言葉や文に弱いんだなぁ・・・

娘と孫ふたりの手紙を読みながら胸の奥がキュ〜〜ンと痛くなった。



ありがとうね〜優しいお手紙。大切なばばの宝物が又ひとつ増えたよ。



ブログを休んでいた20日近く、色々な事があったから

また少しずつ書いていくね。

徳之島じじとばばのブログ  主管理者 ibuchanじじ&ばば

悩みは尽きないね

by ばばの日記

徳之島じじとばばのブログ


8月8日(水)晴れ

台風の影響で、行きつけの鮮魚店でも刺身が買えなくなったので

昨夕は,スーパー3軒回ってじじが食べられそうな刺身を調達。

じじはブリとかカンパチは脂っこいので食べない。

あっさりした魚の刺身は無いかなぁ・・・・・

3軒目に行ったスーパーで「ネバリ」ゲット!

ラッキーなことに刺身全て半額になっていた。

もう一品何にしようかな?と刺身コーナーを見ていたら

「マグロのたたき」を見つけた。

「カツオのたたき」は聞いたことがあるけれど

「マグロのたたき」って初めて見た〜。

じじに電話して、買うかどうか確認してから購入。

スーパーの刺身で、地元の魚では無かったけれど

とにかく刺身が買えて良かった〜。



夕食の時、じじは美味しそうに刺身を食べてくれた。

刺身にはツマとして大根の千切りと海草が入っていたが

ビックリしたのは大根の千切り。

何と、長さが優に60センチ以上もある。

大根で刺身のツマを作る場面をテレビで見たことがあったけれど

徳之島のスーパーの刺身のツマも都会から送られてきたのかなぁ・・・・

それともスーパー内で大根を千切りにしているのかな?

極々身近なことでも、知らないことがいっぱいだぁ〜。



明日はじじの妹夫婦が帰ってくるよ。

お盆前なので,お墓の掃除をするために・・・・

いつも一泊しかしない。

せめて2,3泊ぐらいしてゆっくり遊べると良いんだけど・・・

今回はちょっと長距離ドライブも出来そうだよ。

じじ妹夫婦&じじ&ばば姉&ばばで。

明日はちょっと大工さん達はほったらかしになるけど・・・ごめんなさい。



今日ね,お茶道具を洗ったり下げたりするついでに

花壇に水をかけようと思ったの。

ばばが今一番気にかけているのが,シソとツノナス。

ツノナスは順調に大きくなっているよ。

でも・・・一番最初に出来た実がいつの間にか見えなくなっちゃった。

どうして?

シソはね若い葉っぱが次々出てきて,台風の被害もほとんど無く

喜んでいたんだけど,今日異変発見!

シソの葉の表面に小さな穴が無数に開いているのが気になっていたんだけど

最初、カタツムリの仕業かと思って

カタツムリ退治の薬を地面に撒いていたの。

撒きながらじぃっと葉っぱを見ていると・・・・・

じぃっと見なくて良いのに,ついつい見てしまうのがばばの悪い癖なんだよなぁ〜。

ウワッ、ウワッ、ウワァ〜〜〜〜〜〜

「どうしよう?」「どうしよう?」と言う言葉しか出ていなかったよ。

ばばの様子に若い大工さんもびっくりしたかも〜。



葉っぱにね,4〜5センチくらいの虫がいるの。

それも、蚕みたいなね。

それとも?キオビエダシャクの幼虫かなぁ?

キオビエダシャクはイヌマキにつく害虫だけど

シソも食べる????

まさかねぇ。

すっごく気持ち悪い虫だよ〜。

蛾か蝶の幼虫なのかなぁ???

どんな対処をしたら良いのだろう?

悩む,悩む,悩む・・・・・

今のままではシソは全滅だよ。

もう、ばばはシソ摘まないよ〜じじ。



そうそう、以前古い家を解体して畑にしたことを書いたよね。

ばばも、自家菜園デビューを夢見ていたんだけど

近所のおじさんが,あれよあれよという間に

肥料を100袋位も入れ、いつの間にか公民館講座の

園芸教室の方々の農園になった事までは書いたよね。



そしたら一週間くらい前かなぁ?

おじさんから電話がかかってきて,曰く。

「野菜があまり育たないから、今度はバナナを植えることにした」って。

えっ?じゃ、公民館講座の受講生は?どうするの?

話がどんどんばばの知らない方へ進んでいくよ。

自分の畑でありながら,まるで他人の畑みたいになっちゃった。



試しにと、夕方見に行ったら、

周りは雑草がボウボウ生えていた。

その雑草の中にバナナの苗が数本植えられていた。

公民館講座の方々が植えたアスパラガスとキュウリらしき?野菜も

何とか立ってはいた。

入り口の方にはパパイヤも植えられていた。

それにしても雑草が多いなぁ・・・・・

せっかく更地にしたんだから、たとえ畑に変わろうとも

ばばは雑草は生やしたくなかったんだけど・・・・・

今年1年は、我慢しなきゃいけないのかなぁ。。。。。

来年から先、どうなるのかちょっと不安になってきたなぁ。

又悩みが増えたよぅ〜。



そのうち、おじさんとゆっくり話す機会があれば良いんだけど。

徳之島じじとばばのブログ  主管理者 ibuchanじじ&ばば

明日天気になぁれ!

by ばばの日記

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8月7日(火)曇り時々大雨

離島に住む人たちにとって台風の影響は大きいよ。

昨日夕方、スーパーに行ったら、牛乳・乳製品、パン・青野菜が無い。

キャベツや人参も無かったよ。

あるスーパーでは,オーナーがばばに言った。

「ばばちゃん、私達も困っているのよ。船が来ないと

お盆用の型菓子も来ないし、おはぎも来ないのよ。

あれも無い,これも無いで本当に困る」って。

パン屋さんも3軒見たけど,菓子パンなどは無くて

食パンだけが10本以上焼きたてで並べられていたよ。

明日の大工さん達のおやつはサンドイッチにしましょと

ばばも焼きたてパンを買った。

その後、スーパーを3軒回ったけど魚の刺身もない。

あるスーパーには、イカとタコの刺身が並んでいた。

ばばは行きつけの魚屋さんに行ったら

そこでも昨日はイカとタコの盛り合わせしか無かったので

仕方なく買った。

タコが茹で立てで、良い匂いだったよ。

無い物ねだりは出来ないし、新鮮なタコの刺身が食べられるだけでも

ありがたいと思わなくちゃね。

今日の海を見る限り、明日の朝も漁師さん達はお休みかなぁ・・・・

気長に天気の回復を待つしか無いね。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今朝、8時過ぎかなぁ>

「ボォ〜〜〜〜」っと入港船の汽笛が聞こえた。

おっ、定期船が入港したのかな?

台風の影響で,欠航になっていた定期船が

台風の勢力が弱まったのに合わせ、時間をずらして

鹿児島港を出港したのだろうか?

お店に行ってみないことには、詳細は分からないけれど

船が入って,品物がたくさん入荷していますように・・・・・・・



ばばの家で食料品の欠品は牛乳だけ。

牛乳は、じじがコーヒーを飲む時にほんのチョッピリ飲むけれど

合っても無くても困ることは無い。

それよりも・・・問題は刺身だ。

行きつけの魚屋さんから,2時過ぎ電話があった。

「ごめんねぇ,今日も魚が全然入らなかったの」って。

予想はしていた。

昨日は,イカとタコという今までに無い組み合わせだったからね。

スーパーの鮮魚コーナーも空っぽだったし、仕方ないね。

台風の影響って本当に大きいね。



今日は,朝から日差しもあったので洗濯をして干そうと

約半分くらい干したところで、ザァ〜〜〜ッと来た。

慌てて取り込んだと思ったら雨は止んだ。

ベランダに干して置けば大丈夫と干したら

今度は横殴りの雨が・・・・・

仕方ないので,又慌てて取り込んで室内に干した。

その後も降ったり止んだり,雷ゴロゴロ鳴ったり。

変な天気!

早く天気が回復しないと,又農作物に被害が出るかも知れないね。

でも、人間の力ではどうしようもないこと。

ひたすら待つしか無いなぁ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

雨が降って・・・風が吹いても,ばばの野菜達は元気だよ。

シソは青々、茄子は20センチ以上に生長し,ピーマンも7,8個収穫で生きた。

これで又大工さん達の「お茶の友」が作れるぞ。

今日の「お茶の友」はサンドイッチ・肉団子・カツ・ヨーグルト・ブドウ・

キノコの炊き込みご飯の小さなおむすび等々。

人数が少ないので、自分たちの食べるのとほぼ同じ物を出した。

大工さんは若い方達だけど,何でも美味しいと食べてくれるので作りがいがある。

もしかしたら?10月頃までリフォームは続くかも知れない。

ばばの少ないお茶請けレシピでは、繰り返し繰り返し同じ物を出すしか無い。

若い大工さん達が少しでもエネルギー補給できるように

ばばも頑張らなくちゃ!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

地植えの野菜は、ほったらかしだが、玄関先の鉢物は

一部だけ室内に取り込んである。

キンモクセイ・バラ・沈丁花・クリスマスホーリー・・・・・

今回は10個位しか取り込まなかった。

昼間、外に出そうと思ったけど風もまだあるし念のため、まだ室内待機。

からっと晴れた天気が待ち遠しいなぁ。

明日天気になぁれ!

徳之島じじとばばのブログ  主管理者 ibuchanじじ&ばば

1,2,3,4,5・・・・・・・・・・・・あれっ?

by ばばの日記

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8月6日(月)曇り時々雨

今朝、じじとばばの会話。

ばば「じじ〜、年とれば、だんだん眠れなくなるって言う人が多いよね。

でも、ばばはいくらでも眠れるんだけど・・・」

じじ「そこが、ばばのへそ曲がりなところだよ〜」



へぇ〜、年とっても、よく眠れる人はへそ曲がりって事〜。

こう言うと、又じじに反撃されそう。



ばばは、本当によく眠れるんですけど・・・・・

いくら早く寝て、朝は5時頃目覚めて「二度寝」したら

又1,2時間平気で眠れちゃう。

さらに「3度寝しても良いよ〜」って言われたら眠れると思うなぁ・・・・

こんなに眠るって、異状ですか?じじ〜。

自分でも「眠りばば」を自認しているから、まぁ、許してよね。



1,2,3,4,5・・・・・・

あれれれれれれ・・・・

何回数えても5で終わっちゃう〜。



えっ?何を数えているのって?

エビを数えているの?

実はね、今日の大工さん達にソーメン汁でもと思ったの。

素麺がたくさんあるし、大工さん達も毎回喜んで完食して下さるから。

それに、先週末は、「アンバソーメン」だったから

今日は「ソーメン汁」にしようと・・・・

・・・で、トッピングに薩摩揚げ・エビ・ゆで卵・青菜を考え

下ごしらえを始めたんだけど、

最後にエビの皮を剥き、丸まらないように腹側に包丁を入れたの。

エビは、確かに6尾出して解凍したつもりだった。

大工さんはふたりなので、一人に3尾ずつと計算したの。

ところがね、最後の1尾の皮を剥きながら、

剥き終わったエビを乗せた皿を見たらエビは4尾しかない。

まずは既に皮を剥いたエビを数えたよ。

何回も何回もね。

1,2,3,4,・・・・・1,2,3,4・・・・

あと1尾、何処行ったんだ〜。

流しの周り、果ては排水溝のゴミ受けに誤って落としたかとさえ思ったが

どっこにも無いんだよなぁ・・・・不思議なこともあればあるものだ・・・・

確かに6尾出したんだけどなぁ・・・・・という思いは変わらなかったけれど

現実に、今剥いているエビを加えても5尾しか無いから

冷凍庫からもう1尾出して皮を剥いた。

皮をむき終わってお皿に入れて、もう一度エビの数を数えたよ。

1,2,3,4,5,6・・・・・・・・・・・7 ・・・・・

ありゃりゃりゃりゃりゃ・・・・・・

エビが1尾増えているよ〜。

そう、エビは7尾になっていた。

どうして〜〜〜????



ばばが、算数苦手なのは、幼稚園の時から自覚していたけれど

まさか、1から6まで現物対応しながら数えることも出来ないなんて・・・・

こんな簡単なこと、今なら入園前の子供でも出来るよね。

ショックで、ショックで・・・・・・・

でも、こんな時の気持ちの切り替えは早いよ〜ばば。

いつまでクヨクヨ・メソメソしてても始まらないよ。

せっかく7尾皮を剥いたんだから、上手く活用すれば良いことだよ〜。

そっか、そっかぁ〜〜そうだよね。

で・・・・・大工さん達にはエビは3尾ずつ入れて、残った1尾は?

急遽、じじにもお昼はソーメン汁で我慢して貰うことにしたよ〜。

豚骨や青菜を多めに加えたら良いんじゃ無い?

じじは、ばばが作る物に原則文句は言わないから

ソーメン汁なんて、以前食べたのはいつだろう????っていうくらい前に

食べたんだから、たまには良いよね。

じじ、ごめん!

許して下さいまし。



今夜から読書は止めて寝る前寝床の枕元に飴玉でも並べて

1.2.3.4.5・・・・と正しく数えられるようになるまで練習しなくちゃ。

徳之島じじとばばのブログ  主管理者 ibuchanじじ&ばば

母の声が聞こえる

by ばばの日記

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8月5日(日)曇り・台風11号の余波か?風強し

台風11号の接近が無ければ、今夜は懐かしい方々と

「OB会」が計画されていたのに・・・・残念!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

最近、色々な事が重なり、「ばば一人では抱えきれない〜」と

パニックになることがある。

そんな時、「ワァ〜〜〜」と大声で叫ぶことでも出来ればと思うけれど、

町中ゆえ、そんなことも出来ず、ぐっとこらえる。

そういう時だ。

今は亡き母の声がばばを励ます。

母は、パニックになったばばにいつも言う。

「キバリィヨ、ウナグゥ」って。

これは、徳之島の方言で、直訳すれば「頑張れよ、女」となるけれど

男の子なら「キバリィヨ、インガァ」って言うと思う。

「女」と言えば、女性全般に対する言葉だけれど

母がばばに向かって言う時は「頑張れ!ばば」と言う意味になる。



両親が健在だった頃、ばばが

「今度、○○の試験がある」

「今度、職場で重大な仕事をすることになった」等と言うと

母は必ず「キバリィヨ、ウナグゥ」と、ばばを激励してくれた。

無口な父は、いつも母の横でニコニコ微笑んでいた。

すると、不思議なことにばばの不安は薄れ

いくつもの大きな山を乗り越えることが出来た。

母の激励の言葉が聞こえる最近のばば。

その言葉を聞くと「ばばが出来ることだから、与えられた仕事なんだ」と

心が落ち着き、安心し「やるぞ!」と思う気持ちが強くなる。



ばばの年になっても、やはり親は親。

亡くなってからも、子供を励ましてくれるんだね。

そう思うと、胸がじぃんとして涙が出そうになる。



無限無償の愛でばばを支えてくれた両親。

それなのに、幼かったばばは母は「厳し過ぎる」と思い

いつも反抗していた。

母が言った言葉はいくつもばばの心に残っているが

その中でも「ナスの花と親の言うことには、

1つの無駄も無い」と言う言葉を実感することが多い。

ナスは花を付けただけ実になるそうで

親が子供に言うことも、無駄なことは無いという意味だと解釈している。



母は、明治生まれで躾は厳しかった。

ばばに教える時も諺とかを使って色々話をした。



これまで何回もブログにも書いているように

小さい頃から兄姉の中で1番きかん坊だったばば。

お使いを頼まれても、なかなか素直に「ハイ」と言わない。

ばばが5,6才の頃、ある日の夕方、

数軒先の叔母さん宅へお使いを頼まれたばば。

例によって渋っていたが、仕方なく出かけた。

叔母さん宅で用事を済ませ帰る時、叔母さんがばばに

当時は珍しかったお菓子をくれた。

来た時とは違い、スキップするようにして家に帰ったばば。

母に叔母さんからいただいたお菓子を見せると

「働かざるは食うべからず」とた。

そして「そのお菓子は、あなたが、お母さんのお手伝いしてくれたから

いただけたんだよ。もし、あなたが叔母さんの家に行かなければ

そのお菓子はいただけなかったんだよ」と言った。

「行動したから、美味しいお菓子がいただけたんだよ」と教えたかったんだろう。

また「正直の頭に神宿る」とか、

「勝って兜の緒を締めよ」、「親孝行、したい時に親は無し」

「頑張っていれば、誰かが認めてくれる」、「明けない夜は無い。止まない雨も無い」

「弱い者いじめをするな、弱い人こそ助けてあげなさい。」等々

母が言った当時は意味が分からないことも多かったが

成長するにつれ、「なるほど、なるほど」と納得できて

「母の言った通りだ」と改めて思ったものだ。



母はばばの心に残る言葉をたくさんばばに伝えてくれた。

しかし、ばばは自分の娘達の心に響く言葉を

1つでもかけてあげられただろうか?



母は行動でも「妻・母としての生き方」を教えてくれた。

朝から晩まで父と同じように働き、更に夜なべまでしていた母。

愚痴をこぼしたり、弱音を吐く母の姿を見たことが無い。

妻として、ばばの胸に残る母の言動の1つ。

父は70才過ぎても仕事をしていた。

毎日徒歩で3,40分かかる職場へ出勤していた。

父の帰りがどんなに遅くなっても、母が父より先に食事をすることは無かった。

ある日、美味しいおやつを持って実家へ遊びに行った。

おやつを出して「お母さん食べて」と勧めても

「お父さんが帰ってきてから・・」と答えた母。

父は決して亭主関白ではなく、むしろ、その逆だったとばばは思うが、

母はいつでも自分が表に立つことはなく、父を立てていた。



現在のばばはどうだろう?

在りし日の母のことを思いながら考える。



すぐに愚痴ったり、不満をもらすばば。

弱気になるばば。

全てを投げ出したくなるばば。



でも、そんな時、「キバリィヨ、ウナグゥ」と言う母の声がばばを奮起させる。

ありがとう、お母さん!

ばばも今更だけどあなたを見習い、芯の強い「母」「妻」になれるよう

日々心を鍛えます!

徳之島じじとばばのブログ  主管理者 ibuchanじじ&ばば

おふくろの味「アンバソーメン」

by ばばの日記

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8月4日(土)曇り(台風11号接近か?)

台風11号の影響が今夜から出るかも知れないという予報。

立て続けに台風が・・・・



今現在(昼13時半)は台風の前兆もあまり感じられないが。

出来ることなら逸れて欲しい・・・・



大工さん達は今日も頑張ってくれている。

思い立って、午前中のお茶に「アンバソーメン」を作ってみたくなった。

「アンバソーメン」と言えば、母を思い出す。

小さい頃から食べ慣れていたし、結婚し家を離れてからも何百回と

母の「アンバソーメン」を食べさせて貰った。

ばばの「おふくろの味」は「アンバソーメン」かも知れない。

ばば家族が毎週末、遊びに行くと必ず「アンバソーメン」を作って待っていてくれた母。

ばばの職場が隣町になった時、必ず帰宅時は実家へ寄った。

その時も、母は「アンバソーメン」を準備し、ビールの空きケースを門に持ち出し

座って、ばばの帰りを待っていてくれた。

アンバソーメンと言えば、どうしても母の姿が浮かぶ。

小さい頃からずぅっと食べていた「アンバソーメン」だけど、

実際の作り方などは、ほとんど知らなかった。

たまぁに「アンバソーメン」を作る母の横から見ていた記憶はあるが。

「アンバソーメン」の「アンバ」とは徳之島の方言で「油」のこと。

ソーメンを油で炒めるのかと思いきや、そうではない。



アンバソーメンは徳之島の?(奄美の?)「郷土料理」レシピにも載っている。

でも、その作り方は母の作り方とは明らかに違っている。

普通の「アンバソーメン」は、麺を茹でて・・・・・・・・

ばばが通った郷土料理教室では、「アンバソーメン」という名前のレシピなのに

実際使った食材は「ソーメン」では無く、「うどん」だった。

これも不思議なことだ。

普通、麺を茹でておいて、イリコを炒めて野菜などを入れて調味し

そのダシの中に麺を戻して混ぜて完成!というのが「アンバソーメン」一般的な作り方らしい。



でも、母のアンバソーメンはソーメンを茹でて、茹で汁をほんの少し残してこぼして

そこへ熱くした油を少々入れてソーメンと絡める。

味をしてみて味が薄い時はダシの素とか、塩を少々入れて味を調える。

至って簡単な作り方で、あっさりしていて美味しいが、

この作り方をする人はあまりいないらしい。

ばばが、単身赴任で加計呂麻へ行った時「アンバソーメン」を作って

友達に食べて貰ったら、「こんなアンバソーメン初めて」って驚かれた。



母のアンバソーメン作りを見よう見真似でしか覚えていなかったばば。

今朝は、試験的に一束だけソーメンを茹で、茹で汁をこぼし、油を少々加え味見。

少し味が薄いかな?と、鰹だしを少々パラリ。

ううう〜〜ん、母のアンバソーメンとは似ても似つかぬ味かなぁ?????

仕方が無いので、次は6束ソーメンを茹で、茹で汁をこぼし、

油を入れ、青ネギを加え、塩を少し加えてみた。

少しだけ母の味に近づいたような気がしたが、

これ以上どうしようもないので、そのままお皿に盛り厚焼き卵・蒲鉾・

エビをトッピングして大工さん達に出してみた。



11時頃、後片付けに行くと完食してくれていた。

やったぁ!



最初、試験的に作ったアンバソーメンは昼食の時

他のおかずと一緒にお皿の済みにチョコンと盛ってみた。

「ソーメン、こうして食べると美味しいね」とじじ。

わぁ〜、じじが美味しいって言ってくれたよ、お母さん!



昨日はね、「おふくろの味」の1つ、「アンバ餅」も作ってみたよ。

これも作り方は知らないので、適当に想像して作った。

餅粉に塩少々と水を加え、耳たぶくらいの柔らかさに練って、鍋で蒸して

その後フライパンに少しだけ油を敷いて焼く。

焼いた後、数切れにはみたらし団子風のタレを絡めて

後はそのままのシンプルな味で・・・・・

仲良しこよしのふたりへもプレゼントしたよ〜。



今頃になって、母が作ってくれた料理を色々思い出すが

まともなレシピも無く、再現することは出来ない。

でも、大好きな母の味を忘れないように、時々は作ってみようかな。

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