by ばばの日記
徳之島じじとばばのブログ
8月21日(金)晴れ後曇り
夕方、姉と買い物に出かけた。
スーパーへ行ってびっくりしたのが、野菜の値段の高いこと!
ほうれん草一束が398円、キャベツも一玉398円、
白菜は、なんと一玉800円。
天候不順が影響しているのかなぁ?
こうなれば、自衛策として、ほうれん草の代わりには
庭のツルムラサキをゆでて和え物にしたり
今が旬の赤瓜(島瓜?)を冬瓜の代わりに使ったりしなくちゃ!。
ばばが、買い物に出かける前、じじの友人が来た。
自宅前にある、グァバを収穫したと届けてくれた。
今朝、ばばの友人もグァバを3〜40個と
ドラゴンフルーツを届けてくれた。
今日は、果物をたくさんいただく日だったのかな?
それにしても、友人って、ありがたいなぁ・・・・
じじの友人は、月に2,3回我が家に寄ってくれる。
学生時代からの悪友=親友だ。
じじと友人が、コーヒーを飲んでいる間
ばばは掃除をしながら、二人の話を聞くともなく聞いていた。
じじは、学生時代、何と下宿を5,6回も変わったそうだ。
友人が「僕らのせいで、迷惑かけたなぁ」と言っていた。
友人達がじじの下宿に集まっては、飲んで、
夜遅くまでどんちゃん騒ぎをするので
あまりに度が過ぎると、大家さんが怒って
じじは下宿を追い出され?、その都度下宿を変わっていたらしい。
それにしても、2年間で5,6回も下宿を変わるって、ばばには信じられない。
そうそう、今日来た友人のことは、じじから直接聞いたことも何回かある。
学生時代のある日、じじの唯一の革靴が無くなった。
後でわかったのだが、革靴が無くなった原因は、友人。
じじの革靴を勝手に持ち出し、五百円で質屋に入れてしまった。
そして、じじを喫茶店に呼び出し、その五百円でコーヒーを飲んだそうな。
じじの革靴で手に入れた五百円で、じじにもコーヒーを飲ませる・・・・・
この話は、じじから何回か聞いているが、聞くたびに笑ってしまう。
この友人、親元から送金があった時、
すぐにじじの革靴を質屋から出して、じじに返したそうだ。
あれからウン十年、その友人と、我が家でコーヒーを飲みながら
学生時代のことなどいろいろ話しているじじを見ると
何だか「いいなぁ・・・」と思って頬が緩む。
今朝、グァバを届けてくれた、ばばの友人は
ばばの小学校以来のつきあい。
ばばが迷惑もかけた友人。
小学校5年生だった頃、ばばは、校庭掃除で掃き集めた木の葉を集め
花壇に穴を掘っては埋めていた。
そして、父がくれた大根の種を、こともあろうに学級園に蒔いた。
双葉が出て・・・本葉が出て・・・・冬休みになる前に
立派な大根が収穫できた。
収穫した大根を家に持ち帰り、夕食後、友人の家に持って行き
何と大根入りの味噌汁を作って食べたのだ。
他の友人も数名声をかけ、一緒に味噌汁を食べた。
翌日、なぜか学校に情報が入っていて
ばばだけ職員室に呼ばれ、担任からさんざん叱られた。
ばばが、首謀者だったから仕方ないね。
今思っても不思議なのは、ばば両親はとても厳しくて
夜間外出など、簡単にはさせなかったはずなのに
どうして、あの夜は外出させてくれたのだろう?
大根を持って、夜、友人の家でお汁を作って食べるなんて
両親に言ったのだろうか?
友人のお母さんも、夜、ばば達が大根汁を作って食べるのを見ても
怒りはしなかったと記憶している。
「同じ釜の飯を食う」とは聞くが、
小学校5年生で「同じ鍋の大根汁を食べた友人」との友情は、まだ続いている。
不思議なのは、大根汁を一緒に食べたのは、
ばばと友人、他にも数名いたけれど、
その数名が誰だったのかは思い出せない。
又、ばばが学級園で密かに大根を育てていた時、
担任の先生は気づいていたのだろうか?
その先生は、今では縁戚である。
この話を思い出す時、ばばは小学校5年生で大根を育てた経験が
社会人になって、子供と関わるようになった時も
学級園でトマトを育てたり、花壇の花の間で枝豆を育ててみたり
プランターでいろいろな野菜作りをしたことにつながっているのかなぁ・・・
と思ったりする。
未だに野菜を育てることは大好き!
収穫できなくたって、成長を見守る、その過程が好き!
だから、これからも小さな菜園で色々な野菜作りにチャレンジするよ。
徳之島じじとばばのブログ 主管理者 ibuchanじじ&ばば