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日常生活 - 2009年8月の記事 >>
08/31(月) 22:38
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08/30(日) 23:00
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08/27(木) 19:48
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08/25(火) 12:00
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08/24(月) 12:00
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じじに負けていられない!

by ばばの日記

8月31日(月)晴れ・夜雨

ばばが夕食後「今日はブログ書くの、や〜〜めた!」と言うと

じじが「今日は日曜日か?」って。

「月曜日よ。でもブログ書かない」って言うと

「何で?今日はパパイヤの佃煮作ったこと書けばいいよ。

パパイヤは徳之島と関係あるし・・・」って。


じじは島の題材に拘るけど、ばばは、その日ぱっと浮かんだ事を書くだけ。。。。

今日は別に書く事もないかな????と密かにサボろうと思っていたが・・・

じじが、撮影した植物や小鳥や小動物の名前を必死に調べてアップしている姿を

毎日見ているので、やはり「ずるサボり」は胸が痛い。

今日も夕食後、孫たちが来ていた時に写したウズラのことを検索していたら

とても珍しい種類だったと嬉しそう〜〜〜〜に報告に来た。

やった〜〜、よかったね、じじ。

じじは、たまたま孫たちを海水浴に連れて行く途中、ウズラに遭遇したそうで

「孫様々だ!!!!」って喜んでいる。

良かった、良かった。

嬉しそうなじじを見ていると、ばばまで幸せな気分になる。

子ども時代や学生時代は勉強が「だいっ嫌いだった」と公言して憚らないじじだが

ここ数年の勉強ぶりには全く頭が下がり、改めてじじを見直しているばばだ。



ばばも、サボろうなんて安易に考えず少しはじじを見習わなくちゃ・・・

今日は、じじからもらった題材で書いてみるか〜〜〜!



ばばの家ではパパイヤが年中欠かせない。

じじの刺身のツマにするためだ。

でも・・・・時期によっては入手できないときも・・・・

そんな時、ばばは有人市場や無人販売所を回って何とか手に入れようと頑張る。


パパイヤは奄美特産の漬け物にもなっている。

青いうちは炒め物にも使う。

熟したパパイヤは、とても美味しいそうだが、

ばばは匂いが苦手で食べない。


漬け物・生食・炒め物の他に何か使えないかな???と思っていたばば

偶然6月末、ある席で「パパイヤの佃煮」という言葉を聞いた。

好奇心の塊のばば、早速耳をダンボにして聞いていた。

そして、次の日、早速チャレンジした、パパイヤの佃煮作り。

レシピも何もないのでパパイヤの分量も調味料も適当。

まず、パパイヤを細い千切りにして水に放ちアクを抜きながら

イリコをカラカラに炒る。

鍋に湯を沸かし、パパイヤを入れサッと湯通しをし、

再び水に入れてギュッと絞り、網笊などに入れておく。

鍋に砂糖・醤油・酢・味醂を適当に入れて煮立たせそこへパパイヤを入れて煮る。

途中でイリコも入れて煮汁がなくなるまで煮る。

これだけ煮てもちゃんと歯応えが残るから、パパイヤは偉い!!!

煮終わったらかつお節、ゴマをタップリ混ぜて出来上がり!

準備から完成まで約一時間半。


試作品をじじに味見してもらうと「美味しい〜〜」と。

母と姉にも味見してもらうと「美味しい〜〜」って。

お隣近所3軒と行きつけの美容室や魚屋さんにも味見してもらった。

みんな「美味しい」って言ってくれた。

ある人は「特産品に出来るかも!」と。

じじは、ばばのレシピのうちでは「ナンバーワンじゃないか」とまで言ってくれた。

冷凍も出来るし、パパイヤがたくさんある時に作っておけば保存食にもなる。

久しぶりのヒットかな?


最近はばばが佃煮を作っている事を知っている方が(お付き合いも全然無いけど)

大きなパパイヤを姉経由で届けて下さる。

最近だけで3回も・・・・・ありがたいね。

ばばは、御礼に完成した佃煮を差し上げる事にしている。


パパイヤを下さる方と先日偶然会ったら、

その方は「佃煮はとっても美味しいけど

調味料やガス代などかえって赤字だね。ごめんね」って。

そして「パパイヤいくらでもあるよ。又あげるね」って。。。。。

ばばは、作る度に調味料の分量を微妙に変えてみたりしながら

楽しんでやっているので、とてもありがたい事です。



明日から9月。

1日なので、両親のお墓参りにいこうと思っている。

ついでに実家によってパパイヤの出来具合を見ながら帰りには

有人・無人市場で地場産の野菜を入手できれば・・・・と今からワクワク。。。。

徳之島じじとばばのブログ  主管理者 ibuchanじじ&ばば

辞めてやるぅ〜〜〜

by ばばの日記

8月30日(日)晴れ

今日は衆院選投票日。

結果やいかに???


ここのところ、もう一ヶ月以上にもなろうか?

雨らしい雨が降らない徳之島。

ダムの水位も大部下がってきていると聞く。

「節水しましょう」という集落放送もある。

ばばが、毎日通う魚屋さんのお姉さんが昨夕言った。

「毎日、花に水をかけるんだけど道路を誰か通ると慌てて水を止めるのよ。

うちは地下水を使っているんだけど、やはり気になってね」って。

地下水が使えるっていいな。。。。

じじとばばの散歩コースでも、

いつもパイプから地下水が流れ続けている場所が数カ所ある。

水は冷たくて、時に手を洗ったりしている。


ここ何年も水不足に悩んだ事がない生活をしているので

水の大事さを忘れかけているかも知れないばば。


今後もしばらくは雨の期待できない天気図。

節水に努めなくちゃ。。。。。



じじは、毎日島の小動物や植物をHPにアップするので

夕方の散歩では毎日目新しいネタを捜そうとじじ&ばば姉&ばばは必死だ。

せっかくいい被写体を見つけても距離が遠すぎたり、小さすぎると上手く写せない。

又、ばばがいい被写体だと思ってもじじのおめがに適わない事もある。

今日は、ばばがススキの先に小さなトンボが止まっているのを見つけた。

「イトトンボかな?もしかしてじじはとっくに写しているかな?」と呟きながら

先を行くじじがどんな反応を示すか様子を見る事に・・・・

「イトトンボ」という言葉に反応してじじは引き返してきた。

「どこに?」と聞くじじに

「ホラ、あそこよ。枯れたススキの先っちょの方」と言いつつ

「でも、じじはどうせ珍しくもないって言うんでしょ。

だから教えないでおこうかな?」と焦らす。

再度、じじが「どこ?」と聞くので「ほら〜、先の方にいるがね〜」とばば。

しばらくしてじじが「あれはトンボじゃないよ。枯れたススキの葉だよ」と。

え〜〜っ、枯れススキ????

念のため、ばばはトンボが留まっていたススキを掴んで揺すってみたが

トンボは飛び立たない。

やはり、ばばの見間違いだったのだ。

追い打ちをかけるようにじじが

「ばば〜、頭は悪いと思っていたけど、ついに目まで悪くなったか〜〜」って。

く、く、くやしぃ〜〜〜〜。

もう、助手辞めるぞ〜〜〜。

徳之島じじとばばのブログ  主管理者 ibuchanじじ&ばば

真夜中、ばばの足首踏むのは誰ですか!!

by ばばの日記



8月28日(金)晴れ

過日、長女・次女が帰省した折

「お母さんって、不思議ちゃんよね」って何回か言われた。

ばば自身は、ごくごく普通の人間だと思っているのに・・・

不思議ちゃんって、どこか普通の人間とずれてるって解釈して良いのかなあ?

でも、気にしない、気にしない。。。

誰に何と言われようとばばはばば。



夕べ、寝る直前にじじと色々話した。

その発端となったのは、昨日のブログ。

スーパーで誰かがばばの水タンク2個のうち一個に水を満タンにしてあった話。

じじ曰く。

「そんな事は絶対無いよ。水を入れたのはばば姉か、

レジにいる知り合いのKちゃんじゃないの?」と・・・

姉はその日スーパーへ行っていないし、いくら知り合いとは言え、

とうていあり得ない話・・・と否定してもじじは半信半疑。

そこで、じじが「本当にばばの上にだけ不思議な事が起きるよね」って。

ついに最後の砦、じじまでがばばを不思議人間にしてしまった。

「自分では普通すぎるくらい普通だと思っているんだけど、

一体どんな不思議があったっけ?」と聞き返すと、

「泊まったホテルで金縛りにあったり、早朝の山腹に不思議な光の塊を見たり

結束バンドの切れ端で指怪我してパニックになったり、

先日の水タンクの件、その他、いろいろあったがね〜」って。

ついには、新婚旅行先でばばが靴擦れになって、歩けなくなり

ホテルまでじじにおんぶされて帰った事まで持ち出されてしまった。

オイオイ、じじ、それは〜ばばが普段履き慣れないハイヒールを履いたからよ。

だって、職場の同僚達が結婚祝いに赤いハイヒールをプレゼントしてくれたので

スーツの色に合わせて履いて行っただけ。

「でも、新婚旅行で靴擦れなんて、ばばくらいだよ〜」

「それにしても大通りを恥ずかしがりもせず、

体重40数kgのばばを背負って歩いてくれたね〜」

「今なら、絶対背負わないよ」

「ばばだって今なら絶対赤いハイヒールなんて履かないよ〜〜だ」

・・・と言っているうちにじじのベッドからは寝息が聞こえだした。


どういう訳かばばは眠れない。

無理して眠らなくても良いか!と暗闇でラジオを聞いたりしていた。

往年のスター歌手アンディウイリアムズが「男と女」を歌ってる・・・

何曲か聴き、寝返りを打ったり足を組み替えたりしていたが

それでも寝付けない。

(いいか、数ヶ月に一回くらい寝付けなくたって、どうってことないよ)と

思った途端ばばの右足首を何者かが踏みつけ?て通り過ぎた。

人間のような重い者ではない。

例えて言えば、小鳥か鼠くらいの重さか??

少し重みがあり、細い枝?指状の物が確かにばばの足首を踏んで通ったのだ!!!!

ギョエ〜〜〜ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!

あまりの気味悪さにじじを起こそうかとも思ったがグッと我慢した。

でも、もう一回来られたらどうしよう・・と思うとますます眠れなくなってしまった。

足をじじのベッドに上げたが、こんなことしたって畳の上にある

体の上を踏まれたらそれこそ大変!!

・・かと言ってどうしようもない。。。。

さっき、通り過ぎた正体は何だろう???

ゴキブリ???が侵入?いやいや、ゴキブリより大きかったよ。

それに細い棒状?指状?の物が足首を・・・・ギャ〜〜〜。


起き出して電気を点け自分の足首を見る勇気もない。



眠れぬまま朝を迎えた。

起きてから真っ先に自分の足首を見る。

異状なし!ホッ。

次に、じじに夕べの事を話すと「まさか〜〜でも、さすが、不思議ちゃんばば。

ついにお化けに足首踏まれたか」と一笑に付されてしまった。


本当だってば〜〜〜じじ。

徳之島じじとばばのブログ  主管理者 ibuchanじじ&ばば

どなた〜〜?他

by ばばの日記

8月27日(木)晴れ

昨夕、父の診察のため4時過ぎから8時過ぎまで外出した。

帰ってきて、玄関を見るとベランダに・・・・・






こんな物が・・・・置いてありました。

一体誰が???

ばばの家のベランダに置いてあるという事は????

ばばに使って良いよということ??ですよねぇ。。。。

・・・とは言ってもなぁ〜〜〜。

じじに、「これコンロの後ろに立てて炊事を始めた途端に

爆発なんかするんじゃないかなぁ〜〜」って言うと

「まっさかあ〜〜」と笑われた。


ばばは考えた。

うんと考えた。

そして、もしかして、ガス会社の方が検針ついでに置いていったのでは?と結論づけ

同じガス会社の世話になっている姉に電話した。

「うちには野菜もジャンボフェンスも、何も置いてないよ〜」

と笑いながら姉は言った。

そうだよね〜〜夕方、ガスの検針に来る事なんて今まで一度もなかったし、

やはり、誰が置いていったか分からないなぁ〜〜。


もっし、も〜〜〜し、どなたか存じませんが、

「ジャンボフェンス」をばばの家のベランダに置いていった方〜〜、ご一報下さ〜い。


そう言えば、過日スーパーでもこういうことがあった。

そのスーパーでは、買い物をすればコインがもらえ

そのコインを使って「イオン水」が5リットルもらえる。

ばばは水を入れるためのタンクを2こ持ってスーパーへ行き、

レジカゴに入れて、他のお客さんお邪魔にならない場所に置き、

2階、3階での買い物を先に済ませてくる事にした。



買い物を終えて、一階のタンクを入れたレジカゴの所へ行くと・・・・・

「ええっ〜〜〜???????!!!!!!」

何と信じられない出来事が。。。。。。。。。

何と!ばばの2個のタンクのうち一個にだけ水が入れられているのだ。

ばばのタンクにはちゃんと名前も書いてあるし、

誰かが間違えるはずはないのに。。。。。


推理小説好きのばばは色々考え、

何処の誰が入れたか分からない水を持ち帰って

飲む気にはとてもならない。

ばばは、レジへ行き、レシートを出してコインを2個もらった。

そして、何処の誰かが入れたタンクの水はこぼして空っぽにして

新しく水を入れ替えた。


それにしても不思議な事もあればあるものだ。


去年までは、留守の時にバナナや野菜などがベランダに置かれていることがあったが

今年はついに生活用品も置かれるようになった。


「笠地蔵様」なら夜のうちに持って来てくれるはずだし、

第一、ばばは「笠地蔵様」からご褒美をいただくような善行もしていない。


誰が置いていったのだろう???

気になる、気になる、気になる〜〜〜。


追記

今日は、じじの従姉妹をばばが空港まで送って行った。

従姉妹宅の門を出た所で「この道を行った方が良いよ」と

従姉妹が言うので、ばばは「?????」。

だって、今までばば一人では一度も通った事のないコースだったから・・・

何十年も徳之島に住んでいるばばが知らず、

徳之島で数年しか暮らしてない従姉妹がコースを知っている事にびっくりしながら

車を運転した。

途中、「徳之島トンネル」?をくぐり、工事中の「徳之島ダム」の脇を通り・・・・・

県道に出るまで、自分が何処を走っているか分からず

大きな道を前進するのみ。

十数分で県道に出たので、それからは自信を持ってス〜〜イスイ。

何と、30分ちょっとで空港に到着。びっくり〜〜〜!!!

このコースの方が断然近いじゃない!

昼からは、この従姉妹のお姉さんとお母さんが、また今日の飛行機に乗るので

じじが空港へ送っていく事に。

じじも、このコースから空港へ行った事はないというので

勧めると、すぐ乗ってきた。

じじ〜〜気をつけて行ってらっしゃ〜〜い。



まだまだ自分の住む徳之島の事を知らないばば。

90%以上知らないかも・・・何て自信喪失。

時間はいくらでもあるのだから、これからじじと一緒に少しずつ探検していこうっと・・・・

徳之島じじとばばのブログ  主管理者 ibuchanじじ&ばば

三翁

by ばばの日記

8月25日(火)晴れ

「三婆」という言葉は聞いた事があるが「三翁」という言葉は聞いた事がない。

ばば達の散歩コースでは「三翁」が元気に働いている。。。。。

と言うより「働いていた。」

いずれも70代後半。一人は90才を超えてるかも知れない。

「三翁」とも隣り合った場所に広大なサトウキビ畑があり

年から年中、毎日この畑で働いている。。。。

と言っても、半年ほど前から年長のAさんお姿を見かける事はほとんど無くなった。

このAさんは、以前「暴走族おじいちゃん」という題でブログでも紹介した。

小柄で畑の往復は自転車でデコボコの砂利道をもの凄いスピードでとばして来て

ばば達とすれ違いざまに「ニコッ」と邪気のない笑顔で会釈をしていた。

砂利道だろうと急な坂道だろうとAさんはお構いなし。

いつも颯爽と口笛でも吹いているような感じで自転車をとばして駆け抜けた。

ところがこのAさんの姿を見かけなくなって数ヶ月経ち

気になっていたとき「三翁」のうちのBさん、Cさんから思いがけない話を聞いた。

Aさんが骨折したと。。。

その直後、「病院で車椅子に乗っているAさんを見かけた」とじじが言った。

ヤキモキしていたが、それからしばらく経って

今度は「シルバーカーを乗っているAさんを見かけた」とじじが言った。

ところがよくよく話を聞くとAさんは、じじが話しかけてもじじを認識してくれなかったそうだ。

つい数ヶ月前まで元気に広大なサトウキビ畑で働いていたAさん。。。。

骨折がきっかけで認知症が進んだのだろうか?


毎日5時になるとサイレント共に5回鳴く犬の飼い主Bさん。

サトウキビの生産と共に肉用牛も5,6頭飼っている。

夕方はよく牛舎の前で一服しているがばば達が近づくと

心いやしてくれる笑顔で迎えてくれ「今日は特別暑いですね」等と話しかけてくれる。

このおじいちゃんの所では、たまに息子さんが手伝っている姿が見られ

...

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サイレンに合わせて

by ばばの日記

8月24日(月)晴れ時々曇り

毎日の散歩コースに牛小屋があり、その前には犬一匹がやっと入れるような

小さな犬小屋がある。

犬小屋の周囲には牧草が生い茂り、トタンも大部錆びている。

この家主?は老犬で、ばばが散歩をするようになってから

家の中にいるのをほとんど見た事がない。

いつもトタン屋根の上に寝そべり物憂げな目をして一点を見ている。







日中は35度近くになる島の夏。

日中でもこの犬は灼熱地獄になるであろうトタン屋根の上に寝そべっているのだろうか?

ばば達が犬小屋の前を通るのはいつも5時前後なので

それ以外の時間帯の犬の様子知らないが、

(きっと屋根の上にいるのでは?)とばばは想像している。


この犬の事は以前にも数回ブログに書いたが,

5時の時を告げるサイレンが鳴り出すと、それに合わせて悲しげに「ゥオ〜〜ン」と鳴く。

その鳴き声は哀切きわまりない。

5時だからだろうか?必ず5回鳴くのだ。

昨日は、ばば達が犬小屋の前に達しないうちに5時のサイレンが鳴り始め

犬も鳴き始めた。

ばばは(今日も5回鳴くかな?)と数え始めたが、何故か一回で泣きやんでしまった。

(5回鳴くのは、やはり、まぐれなのか?)と思いながら犬小屋に近づいた。

少し離れた牛小屋の前に、この犬の飼い主でもあるおじいちゃんが座っていたので

「一昨日は5回鳴いたのに、今日は一回しか鳴かなかったですね」と話しかけると

「いや、私が泣くな!って命令したんですよ」とのこと。

おじいちゃんが命令しなければ、昨日も5回鳴いたであろうと思い何故だかホッとした。

「家で飼っていたときもサイレンや集落放送がある度に

鳴いてうるさかったので畑に連れてきて飼うようにしたんですよ」とも話してくれた。

ば...

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