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日常生活 - 2010年7月の記事 >>
07/30(金) 23:26
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07/26(月) 18:30
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07/24(土) 22:18
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「タバコ持ってない?」他

by ばばの日記

徳之島じじとばばのブログ


7月30日(金)曇時々雨

狭い一本道。

前方から、ちょっと????という男性が歩いてきた。

じじが一緒でなければ、きっとばばは引き返しただろう。

男性が近づくにつれ、ばばは心臓がバクバクしてきた。



距離的にも、地理的にも、男性とすれ違うしかない。

覚悟を決めなるべく目を合わさずに通り過ぎようとした途端

「タバコ持っていませんか?」って。

ドキッとしたが、じじがばばの傍らにいるので

「いえ・・・」とだけばばは言ったが、じじが

「十年ぐらい前からタバコはやめているので持っていないよ」と答えたら

男性はそのまますれ違い、通り過ぎて、ばばはホッとした。

毎日、外へ出ればたくさんの人とすれ違うけれど、

やはり狭い道で見知らぬ人とすれ違う時はちょっとドキドキする。

島でさえこんなばばだから、上京でもした時・・・・特に薄暗くなってから

一人で歩く時は本当に怖いので、後ろを振り返り振り返り歩く。

そんなばばに「お母さん、そんなにしょっちゅう振り返ったらダメだよ」

と注意されたことがある。

そうだよねぇ〜〜。ばばが怖いと思って他人を見る時

その人も又ばばのことを「気味悪い」「怖い」「変なおばさん」と思ってるかも知れないね。

又、他人からチラチラ見られて嬉しい人はいないだろうからね。

ばば、気をつけなくちゃ・・・・



「タバコを持っていない?」と聞かれた場所で、

昨日はキノボリトカゲを見つけ、またゴマダラカミキリを見つけた。

ゴマダラカミキリは、ミカンの害虫として

今年から農協??役場??で買い取ってくれることになった。

ゴマダラカミキリの頭部を持って行けば一個体あたり20円で買い取ってくれるのだそうだが

頭をちょん切って持って行くというのはねぇ????



先日のブログでピーナツの殻を剥いて実を1カップにすると10円もらえた、

桑の実の種を盃の一杯分集めると10円もらえたと書いたけれど

今は、害虫の頭を一個持って行けば20円と・・・・・

害虫駆除のためだが、子どもでは持って行く子はいないだろうな・・・・

農家の方々が採集して持って行くかも知れないが

どのくらいの数のゴマダラカミキリが駆除されるのだろう。。。。。。

まさか、害虫とは思わず(珍しく綺麗な虫だね・・・)と喜んでいたじじとばば。

それが一転、ばばの一番大好きな果物ミカンの害虫とあっては許しちゃおけない。

カミキリさんが、アメリカセンダングサを根こそぎ食べてくれたり、

ブンブンうるさい蚊を食べてくれたら益虫として表彰されるだろうに・・・・・

久しぶりの散歩兼ドライブでリフレッシュできたひとときでした。

徳之島じじとばばのブログ  主管理者 ibuchanじじ&ばば

おばあちゃん、寂しかったのね

by ばばの日記

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7月29日(木)曇時々雨

過日、病院でベッドに寝たきりで過ごす90代のおばあちゃんのことを書いた。

食事はほとんどがミキサー食。

母は、それを「自分の前に座っているばあちゃんは、

毎日カレーを食べさせられている」と思っている。

おばあちゃんは、なかなか食が進まず、食べ始めてしばらくすると

「食べたくな〜い」「イヤッ食べない」を連発。

介助する方は、一口でも多く食べさせようと努力しているのが見ているだけで分かるが

おばあちゃんの食はとても細い。

早々に食事を終え、ベッドに寝かされた途端に

「お腹空いた〜」「何か食べた〜い」「口開けて待っているから食べさせ〜て」

「犬になりたい」「何でも良いから食べさせて〜」等と言い続けている。

昨日は、夕食前に・・・と言っても3時頃病院へ行くと

おばあちゃんは相変わらず「お腹空いた〜」と叫び続けていた。

ばばが「おばあちゃん、お腹空いたね〜。ご飯食べたいね〜」と言うと

「うん」って素直に答えた。

「もうすぐ、美味しいご飯食べられるよ。一緒に行こうね」と言うと

又、素直に「うん」って答えた。

「おばあちゃん、甘い物が好きなの?」って聞くと

「うん」って・・・・・

そして、ばばがおそるおそる「おばあちゃんはとても計算が上手だよね。

2×8はいくらだったっけ?」と聞くと、瞬時に「16」って答えた。

「おばあちゃん、凄いねぇ」と言いながら、おばあちゃんの頭をなでてあげると

「ありがとう〜」って。

その後も「8×3は?」などと、ばばが問題を出すと一呼吸おいて全て正解!

おばあちゃんの頭が枕から外れているので

「おばあちゃん、枕がずれているからちゃんとしようね」と

おばあちゃんの頭を少し持ち上げ、枕をきちんと当ててあげると、

又しても「ありがとう〜〜」って。



その後、ばばが無言になると「お腹空いた〜」「何か食べた〜い」などと叫び続けるので

「一緒に食べに行こうね〜」「おばあちゃん、食べ物何が好きかなぁ?」等と

ばばが問いかけると、静かになり、ばばの問いに答える。


ばばは、思った。

このおばあちゃんは、食堂でもベッドでも色々なことを叫び続けているが

きっと寂しいに違いない。

自分のベッドの傍らで、ばばが母とだけ会話するので寂しい思いでいるのかも知れない。

だから、これからは、必ずおばあちゃんにも話しかけようと。

徳之島じじとばばのブログ  主管理者 ibuchanじじ&ばば

ヤドカリ君の新居はお店で買えるって?・丸ごとキハダマグロ一本

by ばばの日記

徳之島じじとばばのブログ


7月28日(水)

昨日は、心ならずもヤドカリ君の豪邸を踏みつぶしてしまい

後悔したことを書いたが・・・・・


その後、姉と病院へ行きながら雑談をしていると

その中で、姉が話したことが面白く今日も「ヤドカリネタ」で・・・・

姉の友人が話したことによれば・・・・・

その友人をAさんとしよう。


Aさんのお嬢さんは結婚して都会に住んでいるそうだ。

お嬢さんにはお子さんも生まれ・・・・

現在、そのお子さんは4歳くらいだそうだ。

ある日、どうした経緯からかお孫さんはヤドカリを手に入れ

ペットとして可愛がっていた。

餌もちゃんとあげ、可愛がって育てているうちにヤドカリはどんどん大きくなり、

ついには殻が狭くなってしまった。

自然界ではヤドカリ自身で一回り大きな住処を見つけて引っ越せるけれど

飼育箱で飼われているヤドカリは、そうはいかない。

でも、そこは上手くできたもので、都会ではヤドカリの新しい住まいまで売っているんだって。

ばばは、生まれてから初めてこんなことを聞いて何だか嬉しくて

姉の話を聞きながらも笑い出してしまった。

その、一回り大きなヤドカリの新居の値段も気になるんだけど・・・・・

・・・で、住処が窮屈になったヤドカリ君の新居を飼ってあげたのでしょうか?

残念ながら、ヤドカリ君は死んでしまい、飼い主のお子さんは

「ままが新しいお家買ってくれないから、ヤドカリ君死んじゃった・・・」って大泣きしたんだって。

切ないけれど何だかほほえましいお話ですね。




次は、「えっ、そんな大きな物???」っていうお話。

行き付けの鮮魚店に寄った。

ばばは家が近いので、何時も遠くのお客さんが後から入ってきた時は、

そのお客さんを優先して貰うことにしている。

ばばと、ある建設業の方が入り口の椅子に座っていると、

20代とおぼしき青年が入ってきた。背が高くて、ハンサムでとても格好いい若者だった。

その青年は店主と二言三言言葉を交わし、一旦お店を出て行った。

すると、数分も経たないうちに黒いビニル包んだ物を抱いて戻ってきた。

実は・・・・この青年の友達が「魚があるからあげる」と言うので友人宅に寄ったら

何と5km前後はありそうな大きなキハダマグロ丸ごと一本くれたんだそうで・・・・・

ところが、このハンサムボーイ「魚が捌けないので、捌いて欲しい」と

鮮魚店主に電話でお願いしてあって、大きなキハダマグロを抱いて持ち込んできたというのが真相。

店主は「刺身に切れる分は全部刺身にする?」って聞くと「刺身は一人分で良いんです」って。

後はどうするのかな?と他人事ながらばばは気になったが

「いくつかのブロックに切り分けて下さい」って。

(ははぁ〜〜、頂いたキハダマグロを友人達にもお裾分けするんだな?)とばばは思った。

ハンサムボーイが「捌いて貰ったお礼はどうしましょう?」と聞いている。

同じようなことが、これまでにもあったらしく、ハンサムボーイは通りがけに

「ジュースでも飲みませんか?」って届けてくれたり

「時には盛皿(・・・って聞こえたけど????)も買ってくれるから・・」って。

ばばと一緒にいた建設業の方がハンサムボーイに「店番でも手伝いしたら?」と言うと

ノリが良いのか「いらっしゃいませ。何を差し上げましょうか?」と言うので

ばばが「キハダマグロの刺身をどぉ〜〜んと・・・・・」と答えて

そこにいたみんなで大笑いした。

5キロかそれ以上もある大きなキハダマグロを気前良くくれる人って、どんな人だろう?

キハダマグロって、刺身の他にどんな食べ方が美味しいんだろう?

(じじとふたりで一日では食べきれないよなぁ〜)

ばばは、貰ってもいないのにハンサムボーイから一ブロック貰ったつもりで

色々考えていた。

店主が「切り分けたら電話するね〜」と言うと

「お願いします」とハンサムボーイはお店を出て行った。



良いですね〜。

大きな魚を一匹丸ごとドォ〜〜ンと友達にプレゼントする友人。

その魚を持ち込める行き付けの魚屋さんがある若い青年。

持ち込まれた魚を気安く捌いてくれるお店の店主さん。


島は良いなぁ〜〜。


ハイッ、今日は、ほのぼの話題二題でした!

徳之島じじとばばのブログ  主管理者 ibuchanじじ&ばば

取り返しのつかないことを・・・・他

by ばばの日記

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7月26日(火)曇時々小雨

数日前、東京の小石川植物園?で世界で一番大きい?

「ショクダイオオコンニャク」の花が咲いたと話題になっていた。

そして、今朝は鹿児島は指宿市のフラワーパークでも

「ショクダイオオコンニャク」の花が数日後には開花すると報道されていた。

このフラワーパークでは一昨年も同じ個体に花が咲いたらしい。

普通、十数年に一回くらいしか開花しないらしいので珍しいと言っていた。

それに、鹿児島の花のつぼみは東京のよりも大きいそうで

203センチ?もあるとも言っていた。

この花は大きいだけでなく、匂いが強烈だそうで・・・・・・・・

一度は見てみたいような、見たくないような・・・・・・



そうそう、ガラリと話は変わるけれど

ばばは取り返しの付かない大変なことをしてしまった。

・・と言うのは、こんなことが昨日あった。



ばばが自宅から両親宅へ階段を下りていった時、階段の下に一匹のアフリカマイマイがいた。

アフリカマイマイと言えば、繁殖力は凄いし、野菜や花の新芽を食い荒らすし

ばばにとっては天敵以外の何者でもない。

過日、アフリカマイマイを退治したことは、又近日中に書きたいと思っているが

昨日は、見つけるや自動的に?足が動き次の瞬間ばばは自分の足に全体重をかけた。

結構重いガシャッという音がして殻は砕け、その上固い感触を感じた。

でも、ばばは殻の中身は見たくなかった。

・・・が、怖い物見たさでチラッと振り返ってみると、

何と!アフリカマイマイと信じて疑わなかったのに、中身はヤドカリだったのだ。

瞬時に「しまった!ごめんなさい!!!」と思ったけれど、もう取り返しはつかない。

ばばに豪華な家を破壊されたヤドカリ君はモゾモゾと後ずさりするような動きをしていた。

ばばは、哀れな姿を見るに忍びず、両親宅へ入り台所の片づけをしたが、

作業をしながらもヤドカリ君のことが気になって仕事どころではなく、

すぐ外へ出て、さっきの場所へ行きヤドカリ君の様子を見ようと思った。

ばばが踏み割った殻が散乱している場所にヤドカリ君の姿はない!

五分くらいしか経っていないので、「そう遠くへ行くはずはない」と思い

棚の下やプロパンガス容器の隙間・花壇の中や隅、水瓶の後ろなど

可能性がありそうな所は、しゃがみ込み・背伸びをし、覗き込み

全部探してみたが見つからなかった。

たった五分くらいで、家を失ったヤドカリ君は何処へ行ってしまったのだろうか?

今日あたり、莫大な損害賠償がヤドカリ君から届くかも知れない。

そうなったら、どうしよう?

まず、じじにも真実を話さなくてはなるまい。

ヤドカリの家を新築するにはどのくらい費用がかかるものか?

ヤドカリ君が首を縦に振りさえしたら、ばばの実家丸ごと家賃タダで住んで貰っても良いし

ばば宅の車庫も提供しても良いけれど・・・・・

あっ、そうそう昨夕散歩に行った和瀬池には無数のジャンボタニシの殻が転がっていた。

中にはばばの拳骨くらいの大きなのもあった。

ヤドカリ君を連れて行って、直接品定めして貰い気に入った物があれば

百個と言わずおまけまで付けてプレゼントしてみてはどうだろう????


ヤドカリ君はきっと「ヤドカリ王国」へ帰ってみんなと相談しているのかも知れない。

ヤドカリ君が、どんなアクションを起こすか?ばばは気になって仕方がない。。。。。。。。。

徳之島じじとばばのブログ  主管理者 ibuchanじじ&ばば

おばあちゃん、ナイス!

by ばばの日記

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7月26日(月)曇

母と同じ階の食堂で食事をしている90代とおぼしきおばあちゃんがいる。

自分で箸を使うことが出来ず、看護師さんや介護士さんの介助を受けている。

固形物を飲み込むのが難しいのか食事は全てミキサーにかけられている。

食事中も「美味しくない」「食べない」「イヤだ」を連発。

口まで食べ物を持って行っても頑固に口を閉じてしまったり

首を振って食べることを拒否することも多い。

介助する人は「今食べておかないと、明日の朝まで何も食べられないよ」と

優しく諭しているが、時には「死にた〜い」を連発することもある。

食後、ベッドに移ってからも

「死にた〜い」「死にたくな〜い」「生かして下さい」「犬になりた〜い」「ご飯食べた〜い」

等と休むことなく言い続けている。

昨夕は、このおばあちゃんのお嫁さんが、ばばに

「一緒におばあちゃんをベッドに移して頂けませんか」と声をかけた。

ばばも一人で母をベッドに移すことは難しいのでお嫁さんの申し出を快諾。

まず、二人でおばあちゃんを移すことに。

車椅子をベッドの横に付けて、お嫁さんがおばあちゃんの上半身を

ばばが下半身を抱えて「1、2,の〜〜」で息を合わせてベッドに移した。

・・・つもりだったが、ベッドに移すや「足が痛〜〜い」と連呼し始めた。

ばばのせい????いや、いや、いや優し〜く、優し〜く抱きかかえて降ろしたよ。

お嫁さんは「痛くないでしょう?何時も彼方此方痛いって言って・・・

みんなが優しく世話してあげているんだから、ありがとうって言わなくっちゃ」と諭している。

それでも色々なことを叫び続けていたが、お嫁さんがばばに

「結婚してすぐから同居して、お母さんには何不自由なくお世話してきたんだけどね。

だから入院してしまって、自由のきかない生活になってそのストレスで

イヤなことばかり言うんでしょうね〜」と言った。

ばばは、黙って頷いていたが、(そう言うこともあり得るかもね・・・・)って思った。

その後、おばあちゃんが「こっち来〜い」「早く!」「Y子、来〜〜い」と叫び始めた。

お嫁さんの名前はY子さんと言うらしい。

お嫁さんが「お母さん、Y子はここにいるよ。

みんなが優しくお母さんの世話してくれているんだから

もっと優しい言葉を使わなくちゃ」と言うと「みんなって誰ね〜」と

おばあちゃんは言っている。

さっきまで「こっち来〜い」と叫んでいたおばあちゃんは、

急に「来て下さ〜い」「来て下さ〜い」と叫び始め

次に「おいで〜」「早くおいで〜」と急に優しい言葉遣いになった。

お嫁さんの話すこともちゃんと理解はしているんだね。

「こっち来〜い」から急に「来て下さ〜い」「おいで〜」になったので

その急変ぶりに何だか可笑しくなったり、おばあちゃんが可愛く思えてしまったり・・・・



目が覚めている間中、良くも口が疲れないものだと思うくらい独り言を叫び続けているおばあちゃん。

若い頃は、家族の中心で、パキパキ取り仕切っていたことだろう、

それが心ならずも不自由な病院暮らしでストレスも溜まり、

性格まで変わってしまったのかも知れない。

毎日病院へ通い、体の不自由な方々を見ていると

誰にも実も花もある若い時代があっただろうにと考えて辛くなる。

ばばだって、もう若くはない。

何時、自分が介護を受ける身になるかも知れない。

その時、素直に「ありがとう」って言えるばばでおれるだろうか?

生涯、周囲への感謝の心は忘れまいと思うけれど・・・・・・・・・、



母が「隣のベッドのばあちゃん、頭良いよ。かけ算九九や、足し算どんどんできるよ」と言う。



今日昼も、病院へ行くとおばあちゃんは、「食べたくな〜い」「イヤだ!」

「美味しくない」を連発しつつ介護士さんを困らせている。

甘い物は好きらしく、「ゼリーだよ」と言うと口を開ける。

食事中もほとんど目は閉じている。



食事がすんで、おばあちゃんが部屋へ帰ってきた。

ベッドに移されてからも、いつもの如く否定的なこと、

悪口的なことをずぅっと言い続けていたが、たまたま看護師さん達が四人入ってきて

他の患者さん達の着替えをさせ始めた。

介護士さんが他の患者さんの着替えをさせながら

「○○さん、3×3は?」と問うと、おばあちゃんすかさず「9!」と元気よく答えた。

次に「50+50は?」と問うと、また「100!」と即答!

また「2×8は?」とか次々問題を出すと、即座に正解を答えた。

おばあちゃん、食事中も、ベッドでも目をつむっていることが多いけれど

目もちゃんと見え、耳もしっかり聞こえているんだ〜。

食事後、部屋へ帰っても会話する人もなく寂しさのあまり

「死にた〜い」「犬になりた〜い」「あっち行け!」とか叫んでいるのかも知れない。

食事の間、又部屋へ帰ってからもおばあちゃんの話し相手になってくれる人がいたら

きっと、おばあちゃんの言葉も柔らかく穏やかなものになるのかも知れない。

それにしても、今90代のおばあちゃんが

足し算やかけ算九九を習ったのは、もう80年以上も前のことだと思うが、

「三つ子の魂百まで・・・」いや、「昔取った杵柄」って

凄いな〜〜と改めて思ったばばだった。

ばばも今度おばあちゃんに話しかけてみようかな?????

徳之島じじとばばのブログ  主管理者 ibuchanじじ&ばば

ふたりで・・・・

by ばばの日記

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7月24日(土)曇・蒸し暑い

母の昼食介助から帰って、あまりに暑いので(どうしよかなぁ)と、ぼぉっとしていた。

(昼寝をしようか?でも、時間がもったいない)

(掃除しようか?いや、いや暑すぎる)

(何か料理でもしようか?いや、いや昨日赤飯も炊いたし味噌ピーナツも作ったし

病院行く前にサラダも作ったし)

自分に提案しては、すぐ打ち消し・・・・・

そこで、ハタと思いついたのが「ピーナツの皮むき」。

先日、百個剥けば中身が1カップになることを確かめたばかり。

昨日も百個剥いたが、まだまだ大量に残っている。

ばばが病院へ行ってくる間に昼寝をしていたじじが

「あぁ〜〜、眠れない!」と何回も言っている。

「じゃぁ、起きたら?」とばば。

「そうしようか。」とじじがむっくり起きる気配。

ダメもとで、試しに言ってみた。

「起きて、ピーナツでも剥いてみる?」って。

「うん」って意外にも素直な返事。

「へぇ〜〜」と内心吃驚しながらも(このチャンスを逃す手はない)と

殻付きピーナツの入った大きなボールを抱えてじじの傍へ。

ボールを二人の真ん中に置き、殻入れのビニル袋をじじの右手側に置き

実を入れるボールもじじの真ん前に置き、いざ!殻剥き開始!

じじは「ぼく、地豆の殻なんか剥いたこと無いなぁ〜」と言いながらゆっくり剥き始める。

「お酒のつまみとかで殻付きピーナツ剥いたことはあるでしょう」とばば。

ばばは「昔取った杵柄」でどんどん剥く。

先日ブログにも書いた小さかった頃お小遣い稼ぎにピーナツの実を1カップになるまで剥いて

10円もらったことや、右手親指の腹に大きなマメができ、潰れて痛かったことなどを話しながら

ついでに、ラジオを持ってきて二人の間において聞きながら、しゃべりながらピーナツの殻剥き。

一人で黙々と剥くより、やはり誰かとおしゃべりしながら剥く方が楽しいし、作業もはかどる。

約30分剥いたところで、じじが「もうこれで終わりにして良いかな?」って。

いいとも、いいとも、ありがとう〜〜〜。

二人で剥いた分と、過日ばばが剥いた分を合わせて約6カップはありそうだ。

まだ後300個くらいはありそうだが、ボツボツ剥きましょう。

じじは、田植えも大量のピーナツの殻剥きも経験したこと無いそうで、

ばばと結婚して初めて経験したって。

良い経験が出来て良かったねぇ〜〜じじ。



さて、ピーナツの殻を剥きながら、ばばは感心したことがある。

今日剥いたピーナツは、一個の殻の中に一個か二個の実が入っているが、

二個入っている場合、二個の実がお互いに譲り合って、うま〜〜く殻に収まっている。

一個が体を少し右にずらしたら、そのずらした部分にもう一個が上手く収まっている。

自然の摂理とはいえ、植物も凄いね。

誰が教えなくても、ちゃんと決められた容積の中に収まるように、

しぜんに席を確保できるんだね。



ピーナツの殻を剥きながら又一つ勉強になったよ。

どうして今まで気付かなかったのかな?と思いながらね・・・・

徳之島じじとばばのブログ  主管理者 ibuchanじじ&ばば

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