by ばばの日記
徳之島じじとばばのブログ
9月30日(水)晴
昨日、近所のおばちゃんから電話がかかってきた。
息子さんから電話があって、「○○士」免許証をファックスで送って欲しいとのこと。
早速駆けつけてみると、資格証や免許証類は額に入れて高い所にかかっている。
椅子に乗って額を下ろし、必要な資格証を取り出し我が家へ駆け戻って
息子さん宅へファックスで送った。
しばらくして、又電話が来た。
「お隣のEちゃんも来ているので一緒にお茶飲みましょう」とのお誘い。
またまたすぐ駆けつけた。
玄関先に座り込んで、徳之島産の「キビ酢」などいただいた。
しばらくおしゃべりして、モンキーバナナまでお土産にいただいて帰った。
ばばは、仕事をしている間はお隣ご近所と全くお付き合いがなかった。
でも、今は少しずつおしゃべりをしたり、色々な物をお裾分けし合ったりしてお付き合いしている。
今のところ、じじとばばは結構自由な時間がたくさんあるので
お隣ご近所の方のお役に立てることには積極的に協力していきたいと思っている。
今日のおしゃべりの中で「醤油」のことが話題になった。
わざわざ醤油を島で買って都会の子ども達に送る方も多いんだとか・・・・
調味料って食べ慣れたのがいいのかもしれないね。
醤油で忘れられないエピソードが我が家にもある。
それは我が家の長女の結婚が決まった夏、婿殿と、そのご両親が徳之島に初めていらした時のこと。
夕食に、お刺身を準備し、何とも思わず、我が家で普段使っている醤油を出した。
婿殿もご両親も何も仰らなかったけれど、
関東の方で、刺身は辛い醤油?でいただくのだとか・・・・
島では、刺身醤油っていうのがあり、これって結構甘いんだよね。
島だけでなく、鹿児島あたりでもこの醤油を使っているのかな?
島の魚屋さんにはこの甘口の「刺身醤油」が並べられていて、
刺身を買うついでに醤油まで買っていくお客さんも多い。
自分が刺身を食べないばばは、刺身の醤油について考えたこともなく
「刺身醤油」と書いてあるから、
刺身を食べる時はこれで良いんだろう位にしか考えていなかった。
婿殿とご両親は無理して甘い醤油で刺身を・・・と思うと今でも申し訳ない気持ちになる。
去年、夏休みに長女家族が帰省した時、またばばは何とも思わず
万年じじが使っている「刺身醤油」を出したら、孫が「甘!」と言って、
刺身を食べるのを止めたので吃驚した。
早速次の日Aコープで「○○マン」の醤油が醤油差し入りで売られていたので買って帰った。
その夜、刺身を食べる時、孫は「ウン、ウン、これ、これ、この味」とご満悦。
フ〜〜〜ム、所変わればなぁ〜・・・色々なことがあるザンスね。
食文化も各地域によって大きく変わるんだよね・・・・
暑い暑い島で、夏に「氷ブルバン」って最高の食べ物があるんだけど、
これも都会に暮らす人から見たら「?????」ですって。
「氷ブルバン」は、固めに炊いたおかゆを油が出るくらいかき回して
(かき回せばかき回すほど、おかゆさんは美味しくなるとばば母が教えたけれど・・)
その後、氷をタップリ入れて又かき回す・・・・
水分補給にも良いし、パパイア屋の漬け物や油味噌と一緒に食べると、
格別に美味しいんだけど・・・
これが、「変なの!」って思うのはやはり食文化の違いですかねぇ〜〜〜。
でも、去年東京からいらしたSさんは、美味しいと仰ったけど・・・・
やはり、人それぞれなのかなぁ???
奄美名物の鶏飯も、「汁かけご飯」と言って嫌う方もいたなぁ〜〜〜〜。
ばばの家に来るお客さんは、鶏飯でもてなすことが多い。
作るばばも楽だし、食べる人は自分で具やスープの加減ができるし。。。
食事って、食べる人が「美味しい」と思えば良いと思うんだけど
人それぞれ好き嫌いは千差万別だからねぇ・・・・・・
徳之島じじとばばのブログ 主管理者 ibuchanじじ&ばば