カウンター(Since 2009.8.3〜)
カウンター カウンター
徳之島じじとばばのブログへようこそ! ここは、モバイル・携帯アクセス兼用サイトです。








RSS

Ringworld
RingBlog v3.20h

ようこそ!お越しいただきまして有り難うございます。     このサイトはモバイルアクセス用として誕生しました。     動画再生にはWin Media Playerが必要です。      どうぞ ごゆっくりご覧下さい!  当サイトはリンクフリーです。管理者へ許可を得る必要はありません。
日常生活 - 2010年9月の記事 >>
09/29(水) 16:32
画像ファイルはありません 添付ファイルはありません
09/28(火) 12:46
画像ファイルはありません 添付ファイルはありません
09/26(日) 15:48
画像ファイルはありません 添付ファイルはありません
09/25(土) 22:10
画像ファイルはありません 添付ファイルはありません
09/24(金) 20:45
画像ファイルはありません 添付ファイルはありません
>>このカテゴリーの記事一覧

所変われば・・・・

by ばばの日記

徳之島じじとばばのブログ



9月30日(水)晴



昨日、近所のおばちゃんから電話がかかってきた。



息子さんから電話があって、「○○士」免許証をファックスで送って欲しいとのこと。



早速駆けつけてみると、資格証や免許証類は額に入れて高い所にかかっている。



椅子に乗って額を下ろし、必要な資格証を取り出し我が家へ駆け戻って



息子さん宅へファックスで送った。






しばらくして、又電話が来た。



「お隣のEちゃんも来ているので一緒にお茶飲みましょう」とのお誘い。



またまたすぐ駆けつけた。



玄関先に座り込んで、徳之島産の「キビ酢」などいただいた。



しばらくおしゃべりして、モンキーバナナまでお土産にいただいて帰った。





ばばは、仕事をしている間はお隣ご近所と全くお付き合いがなかった。



でも、今は少しずつおしゃべりをしたり、色々な物をお裾分けし合ったりしてお付き合いしている。



今のところ、じじとばばは結構自由な時間がたくさんあるので



お隣ご近所の方のお役に立てることには積極的に協力していきたいと思っている。





今日のおしゃべりの中で「醤油」のことが話題になった。



わざわざ醤油を島で買って都会の子ども達に送る方も多いんだとか・・・・



調味料って食べ慣れたのがいいのかもしれないね。





醤油で忘れられないエピソードが我が家にもある。



それは我が家の長女の結婚が決まった夏、婿殿と、そのご両親が徳之島に初めていらした時のこと。



夕食に、お刺身を準備し、何とも思わず、我が家で普段使っている醤油を出した。



婿殿もご両親も何も仰らなかったけれど、



関東の方で、刺身は辛い醤油?でいただくのだとか・・・・



島では、刺身醤油っていうのがあり、これって結構甘いんだよね。



島だけでなく、鹿児島あたりでもこの醤油を使っているのかな?



島の魚屋さんにはこの甘口の「刺身醤油」が並べられていて、



刺身を買うついでに醤油まで買っていくお客さんも多い。



自分が刺身を食べないばばは、刺身の醤油について考えたこともなく



「刺身醤油」と書いてあるから、



刺身を食べる時はこれで良いんだろう位にしか考えていなかった。



婿殿とご両親は無理して甘い醤油で刺身を・・・と思うと今でも申し訳ない気持ちになる。





去年、夏休みに長女家族が帰省した時、またばばは何とも思わず



万年じじが使っている「刺身醤油」を出したら、孫が「甘!」と言って、



刺身を食べるのを止めたので吃驚した。



早速次の日Aコープで「○○マン」の醤油が醤油差し入りで売られていたので買って帰った。



その夜、刺身を食べる時、孫は「ウン、ウン、これ、これ、この味」とご満悦。



フ〜〜〜ム、所変わればなぁ〜・・・色々なことがあるザンスね。



食文化も各地域によって大きく変わるんだよね・・・・





暑い暑い島で、夏に「氷ブルバン」って最高の食べ物があるんだけど、



これも都会に暮らす人から見たら「?????」ですって。



「氷ブルバン」は、固めに炊いたおかゆを油が出るくらいかき回して

(かき回せばかき回すほど、おかゆさんは美味しくなるとばば母が教えたけれど・・)



その後、氷をタップリ入れて又かき回す・・・・



水分補給にも良いし、パパイア屋の漬け物や油味噌と一緒に食べると、



格別に美味しいんだけど・・・



これが、「変なの!」って思うのはやはり食文化の違いですかねぇ〜〜〜。



でも、去年東京からいらしたSさんは、美味しいと仰ったけど・・・・



やはり、人それぞれなのかなぁ???





奄美名物の鶏飯も、「汁かけご飯」と言って嫌う方もいたなぁ〜〜〜〜。



ばばの家に来るお客さんは、鶏飯でもてなすことが多い。



作るばばも楽だし、食べる人は自分で具やスープの加減ができるし。。。





食事って、食べる人が「美味しい」と思えば良いと思うんだけど



人それぞれ好き嫌いは千差万別だからねぇ・・・・・・

徳之島じじとばばのブログ  主管理者 ibuchanじじ&ばば

子猫・里芋の煮付け

by ばばの日記

徳之島じじとばばのブログ



9月28日(火)晴



4時頃台所に立っていると「ンミャァゥ〜〜」という声が何回も



両親宅の方から聞こえてきた。






(珍しい生き物でも来たのかな?なら、写真を写さなきゃ〜〜)と



急いで裏口のベランダの方へ出た。


両親宅の庭を覗くと・・・・・・・・・・・・・



何のことはない、小さな白い子猫が片足を花壇の縁にかけ



「ンミャァゥ〜〜ンミャァゥ〜〜」と、甘ったれたような鳴き方をしていた。



子猫といえども、ばばは一寸敵愾心を持っていてあまり好きではない。



「なんじゃい、この甘ったれた鳴き声は!」と苛つきながら



じぃっと子猫の方を見ていた。



何となく花壇が掘り返されているような気がしないでもない。



子猫もばばに負けじとばかりにばばの方をじぃっと見ている。



静かなにらみ合いはいつまでも続きそうだった。



ばばは、どんと片足を踏みならしてみた。



それでも子猫は知らんぷり。



こうなれば・・・と、ばばはコンクリートの上で地団駄踏むが如く動いて



何とか子猫を門から外へ追い出したいと思ったが、敵も然る物。



ばばの動きを楽しむかのように瞬きもせずばばの方を見ている。



何だか子猫に踊らされているようでばからしくなったばば、



階段を数段下りれば子猫は逃げるかと、階段を下りてみた。



一段、二段、三段・・・・・・・・・・・・・・・動く気配はない。



それならばと、更にばばは下り続けた。



十段、十一段・・・・・まだまだ動きそうにない。



それならばと、ばばは一番下まで駆け下り、ネコの方を見たらまだ動かない。



(よぅ〜〜し)と、ネコの方へ全力ダッシュしたつもりだった・・・・が



ネコまで4,5歩のところで子猫は、やおら立ち上がり悠々と門を出て行く気配。



それも、ばばの方を振り返り、振り返り、未練ありげにか?それとも馬鹿にしたようにか?



トッコトッコと駆けていく。



んも〜〜〜う、何故か腹立つ〜〜〜。



腹が立つので、門まで追いかけていった。



ネコはお隣の塀のところでもう一回立ち止まり、ばばの方を見て「ンミャァゥ〜〜」と一声鳴いた。



何だか悔しくて、腹立つなぁ〜〜〜。



ばばも、門から出て更にネコの後を追おうとも思ったが



元ホテルのあった場所と畑の隙間にネコは潜り込んでいってしまった。






それにしても、何故、ネコって後ろ振り返り振り返り歩いたり、走ったりするのだろう?



ばばはいつも疑問に思う。



ばばは別に犬やネコが憎たらしいわけでもないけれど、



何故か見ると怖いような苛立たしいような気になる。



小さい頃、追いかけられたりしたことがトラウマになっているのかも知れない。



本当に動物好きな人を動物は敏感に見抜くという。



ばばは、犬には吠えられるし、ネコは飛びかかろうとされるし・・・・・・



「このばあさんは、もしかしたら敵だな」と動物は敏感に悟って威嚇するのかも知れない。





そんなことを考えなが階段を上がって雑事を住ませパソコンに向かっていると、



「こんばんは〜〜」と声が聞こえた。



玄関に出ると、お隣のNちゃんが「里芋の煮付け」の入ったお皿を持って立っていた。







ついさっき、ほりたての里芋をいただいたばかりだったのに・・・・



それから1時間と経っていないのに・・・・・・・・



Nちゃんは短時間で美味しい煮物を作ってあった。



「薄味で・・」と言うNちゃん。



薄味大歓迎!ばばは、いつも濃いめの味付けをするので自分でも反省しているのだ。





早速いただいてみた。



「美味しいっ!!!」



まるで高級和食屋さんの味だ。



絶対作り方を教わらなくちゃ・・・・・・





ということで、早速Nちゃんのお宅へ。



里芋を3回茹でこぼし、その後、ほんだしの素と薄口醤油・



ほんの少量のみりんとお砂糖も入れたそうだ。



いただいた里芋で、ばばも真似て作ってみよう・・・





帰りしなにNちゃんはパパイヤの漬け物と、たくさんのショウガを下さった。



ありがとう、ありがとう、ありがとう。。。。





ショウガでは、早速、漬け物や佃煮を作ろうと思っている。



・・・と言っても、青いパパイヤが手に入れば良いんだけど・・・・



パパイヤとショウガを合わせて作る佃煮って、美味しいんだよ〜〜〜。







あっ、大事なこと忘れてた!



今日はじじの誕生日だよ〜〜〜。



じじ〜〜誕生日おめでとう!!!



ところで、じじ何歳になったんだっけ??

徳之島じじとばばのブログ  主管理者 ibuchanじじ&ばば

何で知ってるの???

by ばばの日記

徳之島じじとばばのブログ


9月26日(日)晴

ばばは、毎日義母がお世話になっている介護施設と

義父がお世話になっている病院へ行く。

介護施設のすぐ近くに、無人市場を見つけたのがつい数週間前。

市場には、サツマイモ・ナス・モンキーバナナ・ドラゴンフルーツなどがあり

ばばもサツマイモやバナナは何回か買っていた。

ここで買うバナナや芋は量が多く美味しいので、

ばばは品物があるとすぐ車を停めて立ち寄ることにしている。

(この市場に品物を出している方はどんな方なんだろう?)とずぅっと気になっていた。

たまたま今日、市場の近くのお宅の方が倉庫の戸を開け放ち

農機具を洗っているのに気付いたので、ばばは車を停めて

「もしかして、すぐそこの市場にバナナや芋を出しているのはお宅ですか?」と聞いてみると

「そうですよ」との答え。

「バナナやサツマイモがとても美味しいです」と言うと

「甘くて美味しいでしょう」と・・・・

施設へ行く時、サツマイモがたくさん出ているのは見ていたので

まだあったら買って帰ろうと思っていた。

芋はまだ8袋くらい残っていたので、ばばは3袋買った。

買った後、また倉庫のところへ引き返し、さっき会った男の人に

「今日はお芋いただきました〜〜」と話していると、女の方が中から出てきて

「あれ?もしかして?じじさんの奥さん?」と話しかけてきた。



同じ亀津でも、今いる場所は義母が施設にお世話になるようになって初めて足を踏み入れたので

ばばは、この辺りの住民に顔見知りはいないと思っていた。

女の人は「ばばさんは、花徳の○○の出身でしょ」とさらに吃驚するようなことを言う。

え〜〜っ、どうして、そこまでばばのこと知ってるの???不思議で仕方がない。

じじやばばの同級生にも見えないが・・・・・・

しばらく立ち話をする中で、ご主人はばばの隣の集落の出身で、

亀津へ出て来てもう40年くらいになると言う。

そして「僕、若いでしょ」と言う。

ばばもてっきり、ばばより年下???かな???と思っていたので

ばばの後輩?と思ったら、女の人が横から

「昭和12年生の丑年生まれ。もうおじいちゃんよ」と言う。

え〜っ、ってことは?ばばより遙かに年長者????

ご自分で「若いでしょ」と言うだけあって、若い!若い!


その後も、色々他愛ない話をして帰ったが、

人間、悪いことはできませんなぁ〜〜〜。

自分は相手を知らなくても、相手は自分のことをよく知っているってこともあるんだね。


いつも思うんだけど、人間いつでも誠意を持って接することが大事だなぁ〜〜って。


今日、買ってきたお芋は早速レンジでふかし芋にしたよ。

昨日は、栗と一緒に炊き込みご飯にしてお隣ご近所少しずつお裾分けして

みんなに喜んでもらった。

さて、残ったお芋さんはどう使おうかな?

天ぷら・芋餅・スイートポテト・炊き込みご飯・・・・考えるのが楽しみ、楽しみ。

徳之島じじとばばのブログ  主管理者 ibuchanじじ&ばば

読書は好き?

by ばばの日記

徳之島じじとばばのブログ


9月25日(土)晴

スーパーの書籍売り場に行った。

「徳之島の闘い」という本が出ていた。

気になって、手に取りパラパラとページをめくると

アメリカ軍基地移設に反対した島の人達の、約半年にわたる闘いの様子が

島民のコメントや、識者の意見、たくさんの写真とと共におさめられていた。

ばば自身が「鉢巻きをして反対運動に参加した」という経験は初めてだったし

この本は記念に買ってみようかな?と思ったが、又棚に戻した。

まだ、移設問題は完全に消えた訳じゃないし・・・・・

いつかは、ばばの本棚にこの本が並ぶかも知れない・・・・


そうそう、本と言えばばばは読書大好きだけど、ここ一年ほどは

あまり本を読んでいないなあ・・

せめて一週間に一冊は読みたいと思うんだけど、昼間はなかなか読めず、

夜布団の中で読もうと思うけれど、目のことを考えると躊躇してしまう。

ばばが読む本のジャンルは大体決まっていて、同じ作者の本を百冊以上買ったこともある。

しかし、身の回りをスッキリ!と思うようになってからは

本が溜まるとどんどん町立図書館へ運んだり、読みそうな友人に譲ったりする。

これからは、なるべく図書館にある本を借りて読むようにし

よっぽど気に入った本だけ買うようにしようと思っている。


今こそ好きな本は図書館で借りたり、自分で買ったりして読めるけれど

ばばが子どもの頃は本など買うのは夢の又夢だった。

登下校中に雑誌の切れっぱしなどが落ちているとすかさず拾い、隅から隅まで読んだ。

本を買おうにも隣集落まで行かなければ買えなかった。

小学校高学年になった時、学校の門の辺りにお店ができ

文房具などと共に月刊誌なども売っていたが

ばばは一度も買うことができなかった。


高校生になって、兄の身の回りをしながらの生活が始まって

一番嬉しかったのは、兄が毎月「高校コース」だったか「高校時代」だったか

今は雑誌の名前さえ覚えていないが、月刊誌を買ってくれたことだった。

その月刊誌もすぐ読み終わってしまい、ばばは学校の図書館へ通い詰めたので

司書の先生が「ばばちゃん、3年間でこの図書館の本を全部読みなさいね」と言ったことがあった。

図書館の本を全部読破はできなかったけれど、分野構わず一番本を読んだ時代だったかも知れない。


じじと結婚して、三姉妹に恵まれた。

三姉妹の幼かった頃、お菓子とか、オモチャ、洋服等はあまり買い与えなかったけれど

本は少しくらい予算オーバーでもどんどん買ってあげた。

長女なんか、生まれる前からじじがシリーズ物?だったか何十冊と本を買って準備していた。


たまたま我が家から歩いて30歩の場所に書店があったので

土曜日の昼などはよくほんの入荷状態を見たり、立ち読みに行ったりした。

この書店はじじの親戚の方のお店と言うことで、

80歳代のおじいちゃん(社長さん?)も時々店におられ、

そんな時は必ず我が三姉妹に飲み物などのおやつを下さった。

3姉妹は憶えているかなぁ〜〜。


とにかく、我が子に本好きになって欲しかった。


あれから、ン十年。

三姉妹は読書好きかなぁ〜〜。

社会人になっても、家庭に入ってもたくさんの本を読んで欲しいな・・・・・

徳之島じじとばばのブログ  主管理者 ibuchanじじ&ばば

前科3犯

by ばばの日記

徳之島じじとばばのブログ


9月24日(金)晴時々曇

ばばの知っている夫婦の話。

ご主人が用事があって東京へ行くことになった。

今回の上京は前々から分かっていたことだった。

前日から旅行の準備を始めた夫婦・・・と言っても旅行するのはご主人だけなんだけど・・・

ご主人は、着替えなどをキャリーバッグに詰め、奥さんは食料準備係。


この奥さんの準備が半端じゃない。

ご飯は一回炊いておむすびを作り、もう一回炊いて、それもおむすびにする。

おむすびの数約20個。

更に青野菜を茹で、人参窓は千切りにし、タマネギなどは薄くスライス、

それぞれきちんと水を切り小さなジッパー付きの袋に入れる。

おかずは肉を焼いて・・・ハムを焼いて・・・煮物をし、自家製の佃煮も準備。

前の晩でこの辺りまで準備しておく。

そして、翌朝することをメモ書きにし、目覚ましを6時にセットして就寝。


出発当日朝・・・

起きるとすぐ、卵焼きを作り、野菜炒めを作り冷ます。

その間に朝食の準備を・・・コーヒーを入れ、パンを焼き・・・・・


以前は徳之島発の一便がお昼前だったが、今年4月から何と9時25分発になってしまった。

これまでより3時間も早くなったので

どんなに遅くても8時10分には家を出なければならない。。


テーブルについたご主人も今朝は気分が高ぶっているのか食欲がないらしい。

奥さんはその間にも弁当を詰め、デザートと水分補給用の飲み物を準備し、

ご主人のバッグのすぐ近くに置く。忘れないためにね・・・・・


昨日から準備した物を全てチェックしながらご主人のバッグに詰める。

ほぼ9割9分が食料だ。

それでも。キャリーバッグはパンパンになる。


何とか一段落し、身支度をして8時丁度くらいに家を出た。

ハンドルを握るのは奥さん。

車中では他愛もない話をしながら車は快調に走る。

ところが・・・・10分くらい走った所でご主人が上着やズボンをしきりに触っていたが

「あれっ?財布がない!忘れた!」って。

「まさかぁ〜もう一回見て。ウエストポーチに入っているんじゃない?」

慌てて後部座席のバッグを引き寄せ点検するも無い!

「確かに、テーブルの上に置いた」

「本当〜〜」

・・と言いながらも車はゆっくり走らせている。

「引き返して!戻って!」とご主人。

時間は・・・・8時10分を回っている。

あまり見通しも良くない場所で方向変換をすることになり

ヒヤヒヤしながらも何とか又家の方へ向け車を走らせた。

内心いらだっている奥さんは無口でハンドルを握る。

ご主人は「これで2回目かな?財布忘れるの。前は、東京着いてから気付いて

親父にカードなど送ってもらったんだよな〜〜」何て暢気に言っている。

奥さんは「前科3犯。懲役30年」と一言。

約10年前夫婦で旅行した時も、家を出てしばらく経ってご主人は財布を忘れたことに気付き・・・・

その時は、奥さんがカードを持っていたので、引き返すことなく無事飛行機には乗ったが。。。。。

この時のことを、よもや忘れた???

それにしても、旅行に行くのに3回も財布を忘れるなんて、

このご主人、なかなかの強者ですな〜〜。



はやる気持ちでも、安全運転で家に帰り着き、ご主人は家へ駆け込み、

その間、奥さんは方向変換をし待っている。

待っている身にはとてつもない長い時間のように思える。

数分後、ご主人は車のところへ戻ってきた。

「あった?財布」

「テーブルの上でなく、机の上に置いてあった。」


時刻は8時20分過ぎている。

さぁ〜〜走るぞ〜〜。空港まで約40分。

ギリギリ9時には着けるな〜。飛び立つ25分前か〜〜。急げや急げ!。

8時48分。

いつもは見ることのない地点で、ご主人が乗る飛行機が飛んでいるのが見える。

犬田布岬あたりまで飛んで方向変換してくるのかな?

夫婦が空港に着くのと、あの飛行機が着陸するのほぼ同時くらいかな???


やっと空港に着いた!丁度9時。

ご主人は搭乗手続きに。奥さんは駐車場に。

奥さんが待合室に行くと、ご主人はもう搭乗手続きを済ませていた。

ほどなく、「じゃぁ〜行ってくるよ」と手を振りながら搭乗口前の待合室へ・・・・・


奥さんは一人帰路についた。

昨日から今日にかけて、この慌ただしさは何だったんだろう〜と思いながらね。


これは、あくまでばばの知人の話で、じじ&ばばの話ではありません。

ねぇ〜〜じじ。

徳之島じじとばばのブログ  主管理者 ibuchanじじ&ばば

母は鬼婆ではなかった・・・・

by ばばの日記

徳之島じじとばばのブログ


9月22日(水)晴

夕方洗濯物を取り入れていると、

「#$%&’*〜〜〜」と内容は分からないけれど、

叫ぶような声が聞こえた。

声がした方を見ると、若いお母さんが、プラスチックのバッドのような物を振り回し

小学低学年生くらいの男の子をぶっていた。

男の子は悲鳴を上げるような感じで車の後ろにしゃがみ込んでしまった。

近くにお兄ちゃんらしき男の子もいたが、

お母さんは今度はお兄ちゃんらしき子を「バチ〜〜ン」と叩き

男の子は大声で泣きながらしゃがみ込んだ。

兄弟できっと悪戯をしてお母さんに叱られているようだった。

お母さんがあれだけエキサイトしてるってことは

相当な悪さをしたんだろうなと思いながら母子を見ていたばばは

自分の小さい頃のことを思い出していた。

これまでも何回か書いたけれど、ばばの母は明治生まれで躾にとても厳しかった。

一番憶えているのは、お客さんが来て、その前で立て膝で座ろうものなら

お客さんの前であろうと、黙ってばばの太ももを強く抓った。

抓られた痕が青あざになっていつまでのばばの足に残った。

また、言うことを聞かない時は、家の真ん中の柱に太い綱でばばを括り付けたまま仕事に行った。

母が仕事から帰るまで数時間、ばばは括り付けられたままで・・・・・・・

友達のお母さんは、自分の母に比べて誰も優しそうに見えた。

ばばは、母にことごとく反抗し、抓られ、柱に括り付けられた。

母が厳しいので、心の中では「鬼婆!」と悪態をつきながらも怖くて口に出すことはなかった。

母は厳しかったけれど父には一度も叱られたことがない。

父はいつでも穏やかに笑っていた。

だから、父に反抗したことは一度もない。


厳しい母がイヤでイヤでたまらなかった。

厳しかった母の本意が分かったのは、自分も結婚し子どもができた頃からだ。

反省するにはあまりにも遅すぎたと、今は悔やんでも悔やみきれない。

母が厳しく教えてくれたことは全て正しいことだった。

母は、間違ったことは何一つ教えていなかった。

現在のばばの平穏な生活があるのも両親のおかげだと感謝してもしきれない。


厳しかった母と、穏やかだった父。

このふたりがいたからこそ、今のばばがいる。

いつか謝ろう・・・と思いながら、両親とも永久の別れをしたばば。

感謝の気持ちも、謝ることも両親が元気な頃にしておく大事なことだ・・・・と今になって思う。


今日、若いお母さんが何故子どもを叱っていたかは知らないけれど

あのふたりの男の子がお母さんが叱ったことをどう受け止めるか・・・・・

・・・と思いながら、ばばは泣いている子どもを置き去りにして

家に入っていく若いお母さんの姿を見つめていた。


洗濯物を取り入れ、たたみ終わって夕方の買い物に行った。

途中、東区公民館を見ると、舞台らしき物が作られ折りたたみの椅子が数十脚並べられていた。

長机には、焼酎の入っていた一升瓶の空き瓶が二本置かれ

それぞれにススキが飾られていた。

(あっ、今日は中秋の名月)と気付いたばば。

更に見ると、ススキの飾られた便の間には大きな丼のような物に

丸いお月見団子が山盛りにされていた。

更に団子の両側には徳利に何かの葉っぱか花が飾られていたが

遠すぎて、おまけに薄暗かったので何を飾ってあるのかハッキリは分からなかった。

今時、島でもこんな風流なことをするんだ〜〜と思いながら

病院へ寄り、買い物おを終えて帰る時、もう一度お月見会場の横を通ると

しっとりとした島唄が流れてきた。

聞いているだけで、ばばは意味もメロディーも分からないままハミングしていた。

ばばは、ススキも飾らず、団子もないけれど今夜は夕ご飯の後ベランダから月を眺めてみよう〜。


そう言えば、今朝ラジオで聞いたんだけど、大阪では三角錐のお団子を作り

そのお団子に群雲に見立てて海苔を巻くんだとか・・・・

ところ変われば・・・・・ですね。


昔から続く良い行事は、時代が代わっても

受け継がれていってほしいってたくさんの人が思っているよね。。。。。。。。

徳之島じじとばばのブログ  主管理者 ibuchanじじ&ばば

>>

携帯用ブログQRコード       WEB写真集用QRコード


Copyright (C)2009-2014 tokunosima.info All rights reserved.

◇◇ Tokunoshima Island JJ&BB's HP ◇◇ ◇◇ A collection of Tokunoshima Island nature observation ◇◇