by ばばの日記
徳之島じじとばばのブログ
3月21日(木)晴れ
昨日とはうって変わり、日差しもあり穏やかな徳之島。
何だか心までホッコリ・・・・・
昨日は雨が降ったり雷が鳴ったり強風が吹いたり
重苦しく鬱陶しい天気だった。
ところが、夕方になって、これら全ての鬱陶しさを
吹き飛ばすようなサプライズが!
今朝までも、じじとばばはテンション上がりっぱなし。
というのは、数日前、都会にお住まいのSさんから小包が届いた。
ばばの好きな御木幽石さんの色紙と、御菓子の「ビスコ」。
わぁ〜〜っ、懐かしい御菓子。
この御菓子、我が家の三姉妹が小さかった頃は
子供用っていう印象があったけど、
以前、1回買って食べてみたら美味しくて
今でも、時々スーパーに行くと
つい、カゴに入れてしまうことがある懐かしい御菓子。
まずは、色紙をじっくり見て
「こころにも しあわせつもる 桜満開」という言葉をかみしめる。
満開の桜の木の下に、お地蔵様がふたり。
その頭にも桜の花吹雪が降り積もっている。
そして、お地蔵様の穏やかな表情・・・・・
じじとばばも、毎日このように穏やかな表情で過ごせたら良いな・・・・
等と考えながら、色紙はばばが1日1回必ず見えるように
ばばのパソコンの横に置いた。
「ビスコ」は・・・・先週早々お客さんが数名
我が家に集まることになっているので
その時に、みんなでいただくことにしましょう・・と、しまっておくことにした。
昨日夕方になって、何気なく一度しまった「ビスコ」を
もう一度取り出してみた。
(決して自分だけ食べよう・・って思ったんじゃないよ。)
見慣れた赤いパッケージ。
そこまでは、いつものばばだった。
ところが・・次の瞬間!、「じじ〜〜ぃ」と大声を出しながら
じじの部屋へ飛び込んでいった。
「ビスコ」のパッケージがいつもと変わっていた。
いつもなら、パッケージの中央に笑顔の子供がいるよね。
しかし、今回のビスコには笑顔の子供ではなく
野鳥、「アカショウビン」と「クロツラヘラサギ」の画像が入っていた。
更に、画像右横には「TYANK YOU」の文字。
そして、画像の左側から画像を囲むように「Ibu chan」の文字が配されている。
(2013年3月20日、16:54 徳之島町自宅で撮影)
まぁ!Sさん、何て洒落たプレゼントなんでしょう。
じじは「Sさんのカメラは素晴らしいし、腕もプロ級だものな」と言いながら
「何処で写したのかなぁ・・」と言いながら、
ふたりして異常にテンションが上がり出し・・・・・。
じじは、「明日のブログには、これをアップしなくちゃ!」と
言い出す始末。
ばばは買い物のため、一旦外出。
夕食後にじじは、電気を受けても薄暗い中で
「ビスコ」の写真を写そうと張り切っている。
最初、テーブルの上に数個並べていたが、物足りなかったのか?
個包装されたものを全て出して並べていた。
何回かシャッターを切ってはいたが「やはり暗くてダメだわ。
明日は天気も良いはずだから、朝一で写そう」と言って撮影を断念した。
じじが「ビスコ」の画像をアップするんだったら
実際にじじが写した「アカショウビン」や「クロツラヘラサギ」の画像も
添付したら?とばばは提案。
ふたりで、じじの画像ホルダ−を見ていたら
あれっ?「ビスコ」の「アカショウビン」とそっくりな画像が。
並べてよくよく見ると、じじの画像その物。
Sさぁ〜〜ん!
じじ&ばばのテンションはMAX!
「ありがたいよなぁ・・」
「食べるの勿体ないなぁ・・」
「保存しておかなくちゃ」
「永久冷凍保存?」
「もしも、たべたら外袋はアルバムに貼っておこう」
普段、御菓子などについてほとんど何も言わないじじが
寝る前、ばばに指示までする始末。
ばばだって、同じ事考えていますよ〜。
布団に入っても、なかなか寝付けず色々なことを考えた。
Sさんが、初めて徳之島にいらしたのは・・・
奄美大島で皆既日食を撮影するため、徳之島経由された時。
少し時間があったので、ざっと徳之島を回り
何とか珍しい野鳥を撮影していただこうと試みたのだが、
アカショウビンは声だけしか聞けず・・・・・
その時、クロツラヘラサギはいなかったかな・・・・・?
約1日の短い徳之島滞在だった。
その後、Sさんのお嬢さんが
「お父さんの徳之島の思い出」とも言えるような色紙を送って下さった。
色紙にはアカショウビン・サンコウチョウ・マンゴー・
アダンの実・大きなカメラ(お父さんのかな?)等が描かれていて
今や我が家の宝物として飾られている。
他にも、奥様が「徳之島産のパッションフルーツの種から芽が出て
育っています」と、写真を送って下さったり、
ばばが大好きな御木幽石さんのポストカードを下さったり、
多肉植物やハーブについて教えて下さったり
美味しい御菓子を送って下さったり・・・
いつも、温かいお心遣いをいただいている。
Sさんと一緒に行動したのは、本当に短い時間だったけど
じじとばばにとっても、忘れ得ぬ思い出だ。
人間の繋がりって、一緒に過ごした時間の長短とかに関係なく
いかに相手のことを思いやれるかで強まるんですね。
今回のSさんの「ビスコ」サプライズで
あらためて思いました。
教えられました。
今後もずぅっと、ずっとSさんファミリーとの絆を大事にしていきたいなぁと
思ったじじと、ばば。
いつか、きっと、徳之島で再会出来る日が来ることを願っています。
徳之島じじとばばのブログ 主管理者 ibuchanじじ&ばば