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落花生

by ばばの日記

徳之島じじとばばのブログ


5月8日(日)曇時々小雨ちらつく

最近、義父の体調が良さそうで嬉しい。

昨日夕方は、ばばと姉の二人で病院へ行って

姉が「お義父さん〜、お義父さん〜」と呼びかけると

「は〜い返事をしてくれた。

姉が「良かった〜お義父さんが返事してくれて嬉しい」と言うと

それに答えるかのように義父も声を出した。

姉と義父が会話をしているようだった。

ちゃんと、聞こえているんだなぁ〜と再実感。

毎日、たくさん話しかけるようにしよう・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

日曜日の朝はNHK教育テレビ8時からの「趣味の園芸」「野菜の時間」などを観ること。

今日は「落花生」の種を蒔いていた。

落花生のことを島では「地豆(ジマムィ)」も言い

子どもの頃は、我が家でも作っていて現金収入の1つにもなっていた。

換金した残りは、油味噌やサタ豆(ガジャ豆)・地豆豆腐・呉汁・煮豆

イッキ豆(から煎りした豆)等々と、用途はいくらでもあった。

この落花生の不思議な生態?を知ったのは、

恥ずかしながら30才を過ぎた頃に出会った絵本でだった。

落花生は、種を蒔いたら地下に次々に豆が付くと思っていたが

花が落ちた後に、細い茎のような物が地下へ伸び

そこに落花生ができるんだって。

落花生とは読んで字の如く「花が落ちて生る」んだという

藤田智先生のお話に納得。

この落花生の小さな実には栄養がギュッと詰まっているんだって。

一日10粒ずつくらい食べると体に良いって以前も聞いたことがあるんだけど

脂肪もたくさんありそうで・・・ちょっと心配で食べ続けることは出来なかった・・・



ばばが小学生の頃は、余所のお宅で落花生の殻を剥いて、実が一升になると

10円だったか、もらえたので、

親指にマメが出来て破れるまで頑張ったことがある。

当時のばば達にとって貴重な現金収入(お小遣い)だったからね。

でも、実が一升になるまで剥く落花生は何百個だっただろう・・・・・

当時は、指の痛さを紛らわすために数を数えたりもしたが、すっかり忘れてしまった。

今でも、知人から落花生の殻付をいただくことがある。

殻を剥く時は、何故か幼かった頃のことを思い出す。



我が家で作っていた落花生は、初めはミツマタで掘り起こす品種だった。

両親が掘り起こした落花生をまとめて畑で豆を千切る作業をしたこともあるし

家に運んで作業をしたこともある。

豆を千切った後の茎などは畑に鋤き込んで肥料にしていた。



しばらく経って、掘り起こす落花生の他に茎を持って引き抜く

「カガイマムィ」と言われる品種が出てきた。

「カガイ」とは「引き抜く」という意味で「カガイマムィ」で「引き抜く豆」ということ。

ミツマタで掘り起こすより労力は少なくて良かったかも。

ばばにだって、楽に引き抜けたからね。

でも・・・この方法では引き抜かれた時、千切れて地下に残される豆も多数あったかも知れないね。



掘り起こす豆の方が大きくて、「カガイ豆」の方は二回りくらい小さかったが

実が張りつめていたのは「カガイ豆」の方だったと思う。。



落花生には1つの殻の中に2つ・3つ・4つくらい実が入っていた。

3個、4個実が入っている豆をそれぞれ

「3節豆(ミフシマムィ)」「4節豆(ユフシマムィ)」って言ってた。



今、ばばの間近で落花生を作っている光景を見ることは、ほぼ無い。

心の中の風景になってしまった、落花生の植え付けや収穫の風景。

セピア色の写真になってしまった心の中の風景。

大事にしていきたい・・・・・・・・・

徳之島じじとばばのブログ  主管理者 ibuchanじじ&ばば

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