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宮城←絆→徳之島

by ばばの日記

徳之島じじとばばのブログ


11月22日(火)晴れ

今日は朝からテレビやラジオで

「良い夫婦の日」ということを何回も言っている。

「良い夫婦」かぁ〜〜〜。

じじとばばは「良い夫婦」かなぁ〜?

結婚ウン十年、娘達からも

「お母さんは絶対謝らないよね」と言われるほど

我が強く「ワンマン&かかあ天下」を公言してはばからないばば。

ばば、思うんだ〜。

いざという時は、やはり旦那さんをたててあげなければいけないけれど

ある程度、奥さんが強い方が家庭はうまくいくんじゃないかって。

・・・て、偉そうなこと言いながら、

最近のばばは、あまりにじじを虐待しているんじゃない?

じじ〜ごめんよ〜。

新婚当時のあのおとなしくて控えめだった(自分で言うかい?)ばばが

今や、たいていの物を恐れぬ怪妻になってしまうと

誰が予想だにしただろうか????

でも、ウン十年かかって、ここまでのし上がった

「家庭内での権力」、もう、じじには渡しませんぞ〜。

ワァッ〜ハッハッハッ!

何を一人で高笑いしているんだか、ばばったら〜。



昨日「以心伝心」な出来事ことが2件あったと書いたけど、

もう1件はね・・・・

過去にものブログで何回も書いたことがあるけど、

宮城県仙台市に住むAさんから

一昨日の晩、突然電話がかかってきたの。

発信者の電話番号に心当たりがないし「誰からだろう?」と

受話器を取ると「おばんです〜〜〜」と聞き覚えのある声が。

「あらぁ〜、おばんです〜。私もAさんに

お電話でもしようかなと思っていたんですよ」と言うと

「あのぉ〜大丈夫でしたか〜?」とAさん。

「大丈夫でしたか?」は、もちろん数日前の竜巻被害のこと。

テレビやラジオの全国版で報道され、「徳之島」という町名を聞いて

気が気ではなかった・・・って。

「報道であったように、一部の地域での被害でした。

私たちは何の被害もありませんでした」と答えると

「安心しました〜。」と。

実はね、このAさん、去年末の龍郷町などの大水害の時も

「奄美大島」と聞いて、すぐ我が家のことを思い

お見舞いにと新米を大量に送ってきて下さったの。

徳之島は,何の被害も無かったのに・・・・

お心遣いが嬉しく、感謝の気持ちでいっぱいだったじじとばば。

「東北地方の方って、本当に温かいね」と常々話していたが・・

もう数十年も前に、じじがバイクに熱中していた頃

たまたまのご縁でバイクを譲って下さったのがAさん。

Aさんのことは、お名前だけしか知らないが、ずぅっと年賀状で繋がっていたご縁。

ただそれだけなのに、「奄美大島・大水害」と聞き

すぐにお見舞いの新米を送って下さった,Aさん。



それから4ヶ月後。

東日本大震災が起こった。

居ても立ってもいられぬばば達に、地震から1週間後くらいだったろうか?

「おばんです〜。ご心配なさっていると思い仮設電話からかけています。

こちらは,たいした被害は無く、家族も元気ですので

ご安心下さい・・・」とAさんからの電話。

まさに、ばば達が徳之島で心配していることが

宮城まで伝わったようで・・・・

「ありがとうございます。ご無事で良かったです」と言ったばば

しぜんに涙が流れた。

「たいしたことは無い」と言っていたけれど、

お家は屋根などが全部無くなったそう、家の中は、もうどこから手をつければ良いのか分からず、

家財道具なども,ほぼ使い物にならないくらいだったらしい。

片付けても,片付けても、余震で元の木阿弥状態になるらしい。

ご家族が無事で、家も屋根がダメになったくらいなら

不幸中の幸いと思わなければいけないのだろうか?



数日後、家の電話も使えるようになったと連絡があったので

「今こそ,ばば達が動く番」だと、ささやかな贈り物などをしたり

何回か電話をかけたりしていた。

そういう中で、壊れた家の修理が11月頃からは始まるだろうと

聞いていたので、11月も半ばだし、(もう、そろそろ家の修理も目処が立ったかな?)

と思い,電話してみようかな?と思っていた矢先に

Aさんから電話があったのだ。

震災以来の、いろいろなものがあったのだろう、

Aさんは体調を崩し入院されていて、電話を下さった2日前に退院したばかりだったそうだ。



人間って、普段顔を見合わせたり、一緒に話したり,食事をしたり出来なくても

思い合っていれば、絆はしっかり結ばれるんだなぁ・・・と

実感しているばばだ。



「日本全国、どこかで私たちを見守っていて下さる方々が

おられると思うと、頑張れます」と震災直後話されたAさん。

もう、ぎりぎりの所を超えて頑張って来られた被災地の皆さんへ

これ以上「頑張って下さい」という言葉は使いたくない。

もうすでに雪も降り、厳しい季節を迎えている被災地の方々、

どうぞ、お体を労りつつ日々お過ごし下さい。



「いつか、必ずお会いしましょう」と

Aさんは何回か言われた。

その日が、いつかきっと来ますように・・・・



東北宮城と、九州の離島、徳之島。

Aさんと、じじとばば。

今後も、太い赤い糸で心を結び合いましょうね。

徳之島じじとばばのブログ  主管理者 ibuchanじじ&ばば

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