カウンター(Since 2009.8.3〜)
カウンター カウンター
徳之島じじとばばのブログへようこそ! ここは、モバイル・携帯アクセス兼用サイトです。









RSS

Ringworld
RingBlog v3.20h

<< ばばの日記の記事 >>

やっと・・・他

by ばばの日記

徳之島じじとばばのブログ


7月10日(火)雨夕方から曇り

朝、5時過ぎはもの凄い雨だった。

7時を回ってもまだ雨ザーザー。

(さすが、今日は大工さんもお休みかな?)と思いながら

8時少し前に両親宅を覗くと、もう大工さんが見えていたので

慌てて階段を駆け下りた。

次に社長さん夫婦、その後から大工さんもふたり来た。

社長さんの話によると、今日はトイレと、2っかいの床を壊すとのこと。

屋内での作業だから、仕事は出来るね・・・

でも、廃材とか運べないけど、やれるだけ、

やってみようと作業は開始された。



お風呂を壊して、廃材を捨ててくるのに昨日は1日がかりだったが、

トイレは面積が狭い分、早く終わるかも知れないと、ばばは思った。



今日は雨だし、暑くもないので「アンバソーメン」でも作ってお茶に出しましょ。

・・・・と、計画し、段取りしていたら電話が鳴った。

出ると、後輩のRちゃん。

職場からだったが、声がとても暗い。

気になって「具合でも悪いんじゃ無い?」と聞くと

「ばばちゃん、実はね、S君のお母さんが亡くなって

今夜お通夜なんです。だから、彼方此方連絡しているんです」と。



現在中学2年生のS君との出会いは彼が小学校1年生の時。

「ばばちゃん、ばばちゃん」となついてくれ

闘牛の話や、サトウキビ作りの事等、お父さんやお母さんとしたことなど

色々なことを話してくれた。

ばばが退職した後も、ばばを見かけると遠くからでも声をかけてくれる。

ご両親も真面目な方達で、良く学校の行事などにも参加して協力してくれた。

そのお母さんが、亡くなられたという。

数ヶ月前に体調を崩し、島では治療できずに県外の病院へ転院して

治療を続けていたが、その甲斐も無く、昨日56才の若さで生涯を閉じられたという。



夕方、お通夜に行って来た。

親族の席に座って居るS君。

体も大きくなり、凜としたその姿を見ると、胸が熱くなった。

お焼香の後、S君の前に行き手を握りながら短く会話を交わした。

最後に「お母さんが見守っていてくれるから、元気出して頑張るのよ。」と言うと

「ハイ、頑張ります」とばばの手を強く握り返してくれた。

中学2年生。

まだまだ母親が必要な年齢なのにね。

S君、強く、逞しく、まっすぐに生きて行ってね。

お母さんが、きっと、いつでも見守っていてくれるはずだからね・・・・



斎場からの帰りに、義父が入院している病院に寄った。



もう一月くらい会っていないお義父さん。

病室の廊下までも行けず、エレベーター前で介護士さんが持ってきてくれる

洗濯物を受け取ることしか出来なかった。

今日の一番の目的は、面会はどうせダメだろうけど、

入院費の請求書が出ているのでは?と思ったからそれを確かめることだった。



玄関で「○階、○号室の○○の家族ですが、まだ面会謝絶でしょうか?」と

聞いたら「6時からなら、普通に面会できますよ」って。

え〜〜っ、いつから面会できるようになったの?

面会謝絶の時は、すぐ連絡があったのに

面会謝絶が解除された時は、連絡無いんだね〜〜。



玄関で、お見舞いの受付をしていた男の方が、

電話で義父の入院病棟と連絡を取ってくれた。

でも、面会開始時刻の6時にはまだ20分ほど間があったので、面会は出来ないと言う。

入院費請求書は、義父が入院している階の

看護師詰め所に行けば貰えますと言うので、エレベーターで上がっていった。

(いいや、病室に入れなくても、どうせ詰め所に行く時は

病室の前を通っていくんだから、廊下からしっかりと義父の顔を見たり

氷枕などしてないか、確認してこよう)と心では思っていたよ。

エレベーターを降りて、詰め所へ向かうため義父の部屋の前にさしかかった時、

部屋の中を見たら、介護士さんが義父の隣のベッドの患者さんを

食堂へ連れて行くために作業をしていたの。

ばばは、廊下で立ち止まり、義父のベッドを見たよ。

良かった!

氷枕をしていない。発熱とかはないんだ〜。顔色だって良いぞ、良かった!!

ばばが義父をじぃっと見ていると、介護士さんと目が合ったので

「入院費の請求書は詰め所でもらうんでしょうか?」と聞いたら

「こちらにありますよ〜」って。

えっ、えっ、えっ〜。

何と、数ヶ月前までのように、ちゃんと義父の枕元の棚に請求書の封筒が!

「あのぅ〜〜入っても良いんでしょうか?」と恐る恐る聞くばばに

介護士さん、明るい声で「どうぞ!」って。

ばば、思わず飛び跳ねたくなったよ。

義父の側まで行ける!

約一月ぶりくらいだろうか?

義父は顔色も良く、額に手を当てたが熱も無く、以前と変わらず

スヤスヤと寝ていた。

良かった!ちゃんと自分の手で義父の体に触れる事ができて。

これからは、1日2回の面会の時刻さえ守れば病室へも入れるよ。



玄関で、受付をしてノートに色々書き込んで、首から下げるカードをもらって、

そしたら、義父の病室まで行って顔を見ることが出来る〜〜。

良かった〜。

もしかしたら、義母がお世話になっている介護施設の

「面会謝絶解除」も近いかも知れない。



介護施設も、面会謝絶の為、これまで定期的に行われていた会合も中止になっていたが

明後日昼から、その会が開催されますというお知らせが、昨日届いた。

ばばが出会しなくてはならないけれど、その時に義母とも会えるかも知れない。

会えると良いなぁ・・・・・

義母とも、もう一ヶ月以上会っていないんだもの。



明後日が楽しみ、楽しみ。

徳之島じじとばばのブログ  主管理者 ibuchanじじ&ばば

<< >>

携帯用ブログQRコード       WEB写真集用QRコード


Copyright (C)2009-2014 tokunosima.info All rights reserved.

◇◇ Tokunoshima Island JJ&BB's HP ◇◇ ◇◇ A collection of Tokunoshima Island nature observation ◇◇