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大雨がもたらしたサプライズ!

by ばばの日記

徳之島じじとばばのブログ


5月20日(月)曇り後晴れ

じじの従姉妹、Nちゃん夫婦がお母さんの3回忌のお墓参りがてら

来島して2日目の昨日、朝から島内観光の予定だった。

じじがネットで調べた天気予報では

「午前中曇、午後3時頃から小雨」ということで

9時半から、南回りで全島一周へ出〜発。

夫婦とも「海大好き!」ということで、まずは喜念浜へ。

予報とは違って、空は今にも泣き出しそう・・・・

でも、せっかくだからと車から降りて浜へ向かった。

おりよく闘牛を引いた若者が砂浜を散歩中。

散歩と言うより、牛野を鍛えるため砂浜を歩かせているのだが・・・・

Nちゃんのご主人が「闘牛」を見たいと言っていたのでラッキー。

すぐに許可を得て、パチリ!

その後、牛の歩いた足跡を見て、しばし黙考・・・・・

4つ足の牛だが、2足歩行の人間と同じような足跡。

一体どのように歩いているのか?疑問。

Nちゃんが実際に砂浜に両手をついて自分の考えた歩き方をして見せた。

納得できるような、出来ないような・・・

ばばも実際やってみたが、四つ足で2本足歩行と同じような足跡が

付けられるだろうか?

一歩の歩幅は約80センチ。

うぅ〜〜ん、ばばはしばらく悩みそう・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ついに、雨がぱらぱら落ちだしたよ〜

じじはカメラを濡らすまいと走る。

Nちゃん夫婦も走る。

ばばも走る。

ばばが一番年は若いのだが、何年ぶりかに走ると

走っているんだか、大股で歩いているんだか分からない走力しかない。

あぁ〜〜情けない!



雨の中、次の目的地、犬田布岬を目指すが雨はどんどんひどくなる。

ワイパーを全速で動かすが、それでも叩き付けるような雨。

おまけに霧まで出て来た。

犬田布岬に着く頃は土砂降り。

それでもせっかく来たからと傘をさして下りる4人。

「戦艦大和慰霊の塔」まで下りて行くことも出来ず。

しばし佇んで鉛色の海を眺め、来た道を引き返し犬之門蓋を目指しひた走る。

霧はだんだん深くなり、数メートル先は見えず

ばばはハンドルにしがみついて、ひたすら前を見て運転する。

途中、よっぽど近道で帰宅しようかとも思ったが

やはり前進することに。

進めど、進めど雨も霧もひどくなる一方。

遂にじじが決断。

「帰ろう!」と。



いつも干潟へ行くコースを逆行して帰宅することに。

ところが・・・徳之島町に入ると霧は晴れ、雨も小降りになってきた。

このまま帰って良いものか迷ったが、ひたすら亀津を目指す。

思いついて、じじが「僕のホームグラウンドをNちゃん達に見せよう」と諸田池へ。

めぼしい鳥もいず、今度はばばが提案。

「町の総合グラウンドから回って帰ろう」と。

これが大正解!

雨は小雨に変わり、グラウンドの傍の屋根付きのベンチに座って

弁当を食べた。

弁当を食べながら、その後の計画を相談。

1時半までには町の生涯学習センターへ行こうと衆議一決!

なぜなら・・・Nちゃん夫婦が来島する前に、

ばばは親戚で友人のHちゃんから「夕凪会」の「島唄発表会」へ誘われていたのだ。

この夕凪会、Hちゃんがご主人と一緒に三味線と島唄を教えている教室の名前。

ところが・・・1年前、Hちゃんのご主人が急逝された。

その1周忌も近いので、門下生達が先生を偲ぶ発表会を企画していて

その開演が1時半なのだ。

Nちゃん夫婦に聞くと「島唄も好き。聞いているだけでジィンとなる事がある」とNちゃん。

ご主人も「いって良いよ」と快諾。。。。ということで、1時半生涯学習センターへとなったのだ。

まだ少し時間があるので、じじが提案。

Nちゃん夫婦とじじは、総合グラウンドの脇にある「遊歩道」を下りて行くから

ばばは県道から回って、じじ達が下りてくるのを待っていて欲しいと。

勿論、快諾!

そして「3人とばば」に分かれ、ばばは車で移動。

ばばの方が早かったので、車を止め、逆方向からばばも遊歩道へ。

遊歩道はアカヒゲやアカショウビンの声が聞こえる。

じじ達がアカヒゲやアカショウビンに出会えていると良いんだけど・・・

と思いながら、ばばもどんどん上がって行った。

ほぼ中間で合流。

近くには山桃の熟した実がたくさん落ちていてNちゃんが、懐かしがり、喜んでいた。

「気持ち良いね〜」と言い合いながら車のところまで行き

時間も迫っていたので、生涯学習センターへ。

少し早かったので、Nちゃん夫婦は3回の郷土資料館へ。

ばばは、今日の発表会の主役Hちゃんを探して挨拶。

Hちゃん、ばばが急に現れたのでビックリして、両手を握って喜んでくれた。

「発表会に来てね」と誘われた時「必ず行く」と約束しながら

Nちゃん達のスケジュールと重なったので、3日前になって

Hちゃんへ事情を話し、断りの電話を入れてあったのだ。



発表会は定刻に始まり、沢山の門下生達が見事な発表をし、

特別ゲストの方々の素晴らしい歌も聴けた。

最後は会場と舞台が一体となっての六調!

Nちゃんが、六調のリズムに誘われるように舞台に上がり踊り出した。

ご主人のGさんが前に走って行って写真を撮り始めたので

ばばも前に走り撮影・・・(結果は光量不足であまり良く撮れていなくて残念!)

にこやかに全身で楽しそうに踊るNちゃんを見て、ばばもとっても嬉しかった。

やはり徳之島の血が流れているんだね〜Nちゃん。

4時過ぎ、発表会終了!

出口でHちゃんに挨拶し、ばばとNちゃん夫婦は3回の郷土資料室へ。

あまりに長くなるので詳しくは書かないが

この資料館で、ばばの父の写真が展示されていてビックリ!

まるで、父がばばを呼び寄せたかのような気がしたが

ハプニングは更に続く。

何とNちゃん夫婦がずぅっと探し求めていた、

Nちゃんのお父さんに関する貴重な資料が。

まるで、何かに導かれるように手に取り、開いた

「徳之島の先駆者」という資料のページに

Nちゃんのお父さんのことが書かれていたのだ。

奄美群島の日本復帰の立役者と言えば、

先ず浮かぶのが泉芳朗先生だが、

Nちゃんのお父さんは県外に住んでいながら

奄美群島に日本復帰に尽力した立役者のひとりなのだ。

ばばは、事務所に走って行き、事情を話し

Nちゃんのお父さんのページを

コピーして頂けないか相談したら快諾して下さった。

有難い!



悪天候に邪魔され全島一周観光は出来なかったが

考えてみればこれが幸いし、Hちゃんの発表会にも参加でき

更にはNちゃんとばばが自分の父親に画像と文献で再会出来たのだ。

何かの導きのような気がしてならない。

雨が降らなければ、1日がかりでのんびりと

全島一周観光で1日を終わったであろうから・・・



ハプニング&サプライズは今日もあったけど

あまりに文が長くなるので、明日書くね〜

では、11時5分、お休みなさい。

徳之島じじとばばのブログ  主管理者 ibuchanじじ&ばば

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