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<< 日常生活 - 2013年8月の記事 >>

「盆箸」の植物名、分かったよ〜

by ばばの日記

徳之島じじとばばのブログ


8月18日(日)晴れ

昨日の恵みの雨から一転、

本日は晴天なり、大晴天なり!

朝食の後、庭へ出て昨日の雨と風で倒れた

ダチュラや、キツネ花を起こして支柱を立てたり

じじが、昨日教え子達から招待された懇親会に着用した

スーツを干したりしていたら、電話。

美容院から。

美容院のオーナーさんが、お盆で我が家へいらして下さった時

オーナーさんのスケジュールなどを勘案して

「18日に行きますのでお願いします」という事を言ったらしい。

お願いした当人は,すっかり忘れて

今日やる事を3つ、4つと考えていたので、ビックリ!

「これから髪の毛洗って,すぐ行きます!」と返事して

慌ててお風呂場へ。

家を出たのが9時40分過ぎ。

帰宅したのが,お昼2時過ぎ。

今日、ばばの半日は終わってしまった〜



お盆の頃から,気になっていた事がある。

お盆の時に,植物の茎で作ったお箸を添えて

料理を仏前に供えるのだが、このお箸を作る植物の名前が

ずうっと気になっていた。



今年、義父の初盆には姉が早々にお箸を取って来てくれた。

姉は毎年、家の近くの道端や畑の脇で切って来ると言う。

今年は,姉の他にも友人、Sちゃんが

太くて長い、立派な枝を持って来てくれた。

聞くと、Sちゃんのご主人が

ばば実家の水源地近くで切って来てくれたそうだ。

空気も水も綺麗な所から切って来たから、

きっと料理が美味しいはずだと言って。

ありがたいよね〜

姉は「せっかくだからSちゃんのお箸使ってね」と言ったので

長さを切りそろえ、使わせてもらった。

お盆の3日間、使ったお箸は送り盆の時に

お墓へ持って行って置いてくるが、地域によっては

門口で炊いて「この煙に乗ってお墓へ帰って下さい」と

ご先祖様を見送る所もあると聞いた。

所変われば、お盆の送り迎えも料理も違うんだね。



お盆で使った箸になる植物の名前、

子供の頃から「ブンバシ」と言っていた。

「ブン」が「盆」で「バシ」が「箸」・・・「盆箸」となるんだろうね。

土手や畑の脇など色々な場所で見つけて取ってきたものだが

最近は、この植物のある場所も、だんだん少なくなってきているらしい。

姉に名前を聞いてみると、

「たしか、ハギの仲間だとは思うけど正確には分からない」と言う。

色々な人に聞いても分からないので、夕べネットで調べてみたよ。

そしたら、次のような事が書かれていた。



植物の名前は「メドハギ」。

他の説明では、

お盆との関連で使用されることがある。

沖縄本島地方ではお盆のお供えの膳にメドハギの茎で作った箸を沿える風習がある。

これをソーローバシ、ソーローメーシといい、漢字は精霊箸を当てる。

特に十三日にはウンケージューシー(炊き込みご飯)にこの箸を沿えてお供えとする。

また、メドハギの枝先を束ねた箒をお供えとする。

これは祖先の霊が長旅をしてきたので、これで足を洗うのだとのことで、

水の入った容器と共に供える。



類似のことは他地域でも見られ、奄美地方ではショウロウバシといって同様に用いる。

また、対馬では「お盆の箸」としてやはりメドハギを用いる。

メドハギの茎は断面が円に近く、またほとんどの部分で真っすぐに伸びるため、

適当な長さに折るだけでお箸の体裁ができる。

木質化しているため結構丈夫でもある。



ばば、又ひとつ勉強したよ〜

ネットって凄いね。

徳之島じじとばばのブログ  主管理者 ibuchanじじ&ばば

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