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お墓参り

by ばばの日記

徳之島じじとばばのブログ


3月15日(土)晴れ

毎月1日・15日は実家のお墓参りに行く。

お墓参りのついでに実家に寄って

庭や裏の畑の雑草に除草剤を撒いたりもしてくる。

2週間ぶりに行ったら、喜界ミカンやタジバナミカンの木は

白い花が満開!

今年も、ミカンが豊作だと良いなぁ。

ミカンの花って、白くって可憐な上、香りが良いね〜

でも、考えてみたら実家のミカンの木たちは

かれこれ70才以上の樹齢。

ばばよりも、遙かに年上。

子供の頃から、運動会には必ずミカンを持って行っていたよ。

ばばが子供の頃は、集落にまだ水道が引かれていなかった。

父がミカンの木の幹に藁を括り付け、

雨の日にはその藁を伝って大きな瓶に雨水が溜まるようにしていた。

その水を飲み水以外には使っていたよ。



ばばはね、自分の実家集落が大好き!

県道から、車で急な坂道を上がり、集落の入り口に立つと

ドッシリとした山が見える。

又実家から少し先に進むと蒼くて広い海が目の前に見える。

海があり、山があり、人々が穏やか・・・・

この環境の中心に、昔は集会場があった。

家の手伝いをしなくて良い日は、集会場の庭へ行くと

必ず何名か友達がいて、色々な遊びをした。

縄跳び・お手玉・フラフープ・缶蹴り・かくれんぼ・毬つき・あやとり・ゴム跳び等々

先輩も後輩も、みんな一緒になって時間を忘れ

集落中を駆け回り楽しく遊んだ。

懐かしいなぁ・・・・

大人になってからも、最低でも月2回は実家へ行くが

昔と比べ、寂しいなぁ・・・・

子供の声が聞こえない。

日中にもかかわらず、人ひとり見えない。

集落中がシィ〜〜ンっと静まりかえっている。

何だか寂しくて涙が出そうになる事がある。

この集落に、昔のように子供たちの賑やかな声が響き渡り

老若男女うち揃って、色々な行事をする事があるのだろうか?



ばばの同級生でも、島に残っているのは半数以下。

同じ集落内に、女子の同級生は一人もいない。

小・中学生当時、同じ校区内にあるどの集落よりも人数が多かったのに。



そうそう、ばばは今日はお墓参りに行ったんだった。

行けば、必ず4カ所のお墓を回る。

今日は墓前で手を合わせるばばと姉の前方の林では

アカヒゲが鳴いていた。

集落の方々のほとんどのお墓は、集落から急な坂道を降りた場所にある。

昔は、お墓参りと言えばイヌマキの枝を切ってお墓の花瓶に挿していた。

又、お墓に水道が無いので、各家庭からヤカンに水を入れて持って行き

その水でお墓の湯飲みを洗ったり、花瓶に注いだりしていた。

時代が進み、今はお墓内に水道もある。

お花は昔と同じようにイヌマキの木の枝を挿す人もあれば

造花を飾っている人もある。

ばばは、しょっちゅうはお墓に行けないので造花を飾っている。



そして、ここ数年、昔からあったお墓の場所から

集落内に墓地を買い求め、お墓を建てている方も多い。

考えてみれば、集落内の方々も年を重ね

急な坂道を上り下りしての、お墓参りはきつくなる一方だから

集落内にお墓があれば、お参りするのも大分楽になるんだよね。

昔は元気ハツラツ駆け回っていた先輩方が

電動バイクや手押し車で急な坂道を上り下りして

お墓参りをしている姿を見かける度に

ばばも(後何年、車でお墓参りに行けるだろうか)と考える。

お参りする人がいなくなったのか、

雑草が蔓延っているお墓も何カ所か見かける。

お墓参りって、気持ちの問題だけど

ばばは、元気で車が運転できる間は実家のお墓参りも欠かさないようにしたい。



幸い、現在の我が家(じじの家)のお墓は

ありがたい事に歩いても5分で行ける距離にある。

実家のお墓参りが終わって、実家の庭や畑に除草剤を撒き終わったら

もう、11時を回っていたので、慌てて帰宅し

昼食を終えてから、また家の(義父)お墓参りに行って来た。



お墓で草を抜いたり、水や花を替えたりしていたら

何だか心が落ち着く。

お墓で心が落ち着くなんて、年取った証拠かなぁ・・・・

徳之島じじとばばのブログ  主管理者 ibuchanじじ&ばば

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