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ブンニャーシ

by ばばの日記

徳之島じじとばばのブログ


8月9日(土)晴れ

一昨日、ばばのご近所さんや、中央通りの商店街などに

七夕飾りが飾られていた。

山から切って来た竹に、五色のテープを切って下げたり

色紙などで色々な飾りを作って下げる。

結婚以来、ばばは8月7日に七夕飾りを作ったことがない。

新婚の頃?義母が長〜〜い笹竹に

五色のテープを下げて飾っていたのを記憶はしているが

義母も、いつの間にか七夕飾りを作らなくなった。



七夕と言えば、織り姫と彦星が天の川を挟んで

1年に一回会える日・・・・・って言われているよね。

だけど、何故か7月7日は雨の日が多かったような気がする。

これは、織り姫と彦星の「うれし涙」なのか?

たった1日会って又別れる「別れの悲しみ涙」なのか?

島では「七夕流しの雨」と言う年配の方も・・・・

ばばのご近所づきあいしているお宅数軒でも、

毎年、七夕飾りを作って門に立て、

じじは「写真を撮ってくれない?」と頼まれることもあった。

七夕と言えばイコール織姫&彦星という概念しか無かったばばだが

昨日夕方、立ち寄ったお宅で

「この七夕を伝ってご先祖様が戻ってくるのよ」と言われて

エェェェェ〜〜〜ッ!

じゃ、ばばの亡くなった両親や、去年亡くなったじじのお父さんは

七夕飾りを立てなかったから、我が家に戻って来られなかったって事?



ばばの実家集落では、このような習慣もなかったし

七夕飾りは、7月7日に、子ども達が学校で

飾りを作る物だと思っていた。

でも・・・時既に遅し。

今年も七夕飾りを立てないままに、

両親や義父を迎えることになってしまった。

迷わずに来てくれるよね、きっと。。。。

って、信じることにしたよ。



そういえばね、奄美大島でも地域によっては

新暦でお盆をする所もあれば、旧暦でする所もあるんだって。

今年は、なぜか旧暦の方が早いって言ってたけど

台風11・12号の影響で、お盆で帰省する人たちに

大きな影響が出ているんだって。



お盆と言えば・・・・・・・・

昨夕、あるスーパーに行ったら、「ハガ」と書かれた商品に目が釘付け。

その商品は、ばばが小さい頃からずっと身近で見ていた

お盆の時、先祖様にご馳走をあげる時に添える「お箸」。

ばばは、ずっとこのお箸を「ブン ニャーシ」と言っていた。

ブンは「お盆」、ニャーシは「お箸」で、お盆の時に使うお箸という意味。

ところが、昨夕見た「ブンニャーシ」に「ハガ」という商品名が書かれている。

この「ハガ」、島の方が畑か山の近くで切って来て、お箸の長さに切り

10本ほどを輪ゴムで束ねた物で、一束130円くらいだった。

更にビックリしたのは、茶色っぽい「ハガ」と白い「ハガ」があったこと。

ばばは興味津々で、店員さんに色々聞いてみた。

あの白いお箸は?と聞くと、あれも同じ「ハガ」だけど、

伊仙町では、白い「ハガ」を使う所があるのよって。

ハガって何ですか?と聞くと、「さぁ〜〜〜」と困った顔をした後

「あの、お箸を作った植物のことじゃないのかな?」と。

ばばは、あのお箸は「ハギの花」の茎で作っているのではないかと思っていたが

自信は無かった。

今年も、2週間ほど前に、姉がばばの分も

「ブンニャーシ」を準備してあってもらって来た。

昨日のスーパーの方のお話を思い出しながら

姉から貰った箸の皮を包丁で削いでみた。

切ってから時間が経ち過ぎたせいか?

お店にあった様な白い色にはならなかったが写真に撮ってみた。

ブンニャーシ


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ここまで書いてきて、ふと、去年も、この「ブンニャーシ」のことを

書いたような気がして、ネットで調べたら

ばばの書いた「日記」が出て来て、ビックリ!

なぁ〜〜んだ〜

去年ネットで調べた調べたこと、今年もコピーして貼り付けて置くね〜。

ついさっきのことでさえ、忘れてしまうばばのこと。

去年の事なんか覚えていなくて当然か??な?

以下は、ネットに載っていた情報です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

植物の名前は「メドハギ」。

他の説明では、

お盆との関連で使用されることがある。

沖縄本島地方ではお盆のお供えの膳に

メドハギの茎で作った箸を沿える風習がある。

これをソーローバシ、ソーローメーシといい、

漢字は精霊箸を当てる。

特に十三日にはウンケージューシー(炊き込みご飯)に

この箸を沿えてお供えとする。

また、メドハギの枝先を束ねた箒をお供えとする。

これは祖先の霊が長旅をしてきたので、

これで足を洗うのだとのことで、

水の入った容器と共に供える。



類似のことは他地域でも見られ

、奄美地方ではショウロウバシといって同様に用いる。

また、対馬では「お盆の箸」としてやはりメドハギを用いる。

メドハギの茎は断面が円に近く、

またほとんどの部分で真っすぐに伸びるため、

適当な長さに折るだけでお箸の体裁ができる。

木質化しているため結構丈夫でもある。

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※昨日のスーパーでの商品名「ハガ」と

ハギの花の「ハギ」・・・関連がある様な気がするけど・・・ばばだけ?

徳之島じじとばばのブログ  主管理者 ibuchanじじ&ばば

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