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11/18(水) 21:54
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11/17(火) 19:05
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11/16(月) 14:42
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>>ばばの日記の記事一覧

じじの回りはミステリーゾーン?

by ばばの日記

11月21日(土)小雨

「ばば〜〜もし、緑か、黄色っぽい物見つけたら教えて〜」ってじじ。

朝からですよ〜。

じじの捜し物、それは昨日も書いたアマガエル。

夕べ、押入で見つけ一旦捕まえたものの素手だったため

するりと逃げられてしまった。

その後もじじは靴箱の下、廊下など探し回っていたが

11時過ぎになって、やっと一匹はじじの部屋の隅っこで見つけ捕獲。

ペットボトルに入れ、ガーゼで蓋をし輪ゴム5,6本で止め

その上から更にタマネギなどの入っている網で覆い

これで安心・・・・と寝たじじ。


朝も起きてすぐからじじは家中捜索。

でも、手がかりなし。


それにしても・・・・・

じじの周囲・・・勉強部屋?はミステリーだらけ。

過日はいつも3時15分くらいになると

ピピッ、ピピッという音が約1分くらい鳴り続けた。

定時に鳴るということから考えてタイマーかとも思ったが

2,3年間も毎日鳴り続けるということが信じられなかった。

音はすれども姿は見つけられず・・・・


昨日、ばばがじじの部屋に行った時「ピピッよいう音聞こえる?」と言うので

耳を澄ますと確かに聞こえる。

その音は止むことなくずぅっと鳴り続けるのだ。

ばばが「盗聴器じゃない?」と言うと

「まさか〜〜」と言って笑い合ったのだが・・・・・・・・


音はじじの背中の方の本棚の方から聞こえる。

じじは「違うよ、他の場所から聞こえるよ」と言うが、ばば、耳には自信あるもんね。


本,CD、その他諸々雑多な物が置かれている棚。

ばばは、ひとつひとつ手にとって音源を確かめようとするが

分からない。


散歩に出かける直前だったので諦めかけていたが、

ばばの言う棚を探っていたじじが「分かった!!!」と手に握った物。

それは、小さな計算機ほどの大きさの時計?。

じじによれば、電池切れ寸前の予報音とのこと。

そう言えば、電話の子機も電池切れ前になるとピピッって繰り返し鳴るもんね。

一件落着でめでたし、めでたし。


でも、定時に鳴り続けた物の正体は分からずじまい。

じじの洋服ダンスの隅っこだけ濡れていることの原因も

プロの建築士さんに見てもらっても分からずじまい。

もちろん、アマガエルの行方も分からずじまい。


じじがらみの「分からずじまい」が多いのは何で???、

徳之島じじとばばのブログ  主管理者 ibuchanじじ&ばば

♪じじの おこしに つけた ○○♪

by ばばの日記

11月20日(金)曇り

昨夕の散歩帰りにヘゴの葉柄に止まっていた大きなアオガエルが

よほど気になるらしいじじ、

ついに、今日昼前、軍手とビニル袋を持って出かけ

生け捕りにしてきた。

先日、取ってきた「チリメンマイマイ」もペットボトルの中で飼っているというのに

今度は大きなアオガエルを飼うらしい。

またもや2リットルのペットボトルを切って、その中に蛙を入れ

ガーゼで蓋をし、じじがご満悦。

ところで・・・・・・・・・・・・・

昨日はせっかく色々珍しい生き物を見つけたにもかかわらず

写真がぼけていたり、撮影途中で逃がしてしまったりで

今日、又気分も新たに生き物探しに出発。

歩き出してすぐ、ばばが

「これからは、ひとりひとり歩く前に目当てを発表してから歩き始めようよ」と提案。

じじと姉は笑っていたが、ばばは「キノボリトカゲを見つけるぞ〜」と宣言!

歩き始めてしばらくして、リュウキュウサンショウクイをばばが発見!

続いて、何とまたしてもばばが大きなアオガエル発見!

じじは興奮して,さかんにシャッターを切り、ビデオを回す。

今目の前にいる蛙の方が大きいと声が弾んでいる。

挙げ句の果て、今朝捕まえてきた蛙と一緒に飼うという。

昨日捕まえた小さいのが雌で、今、目の前にいるのが雄だと確信ありげに言う。


心ゆくまで撮影したじじ、ついに急な土手に上がり、

不自然な姿勢ながらビニル袋をかぶせるような形で蛙を捕まえた。

その時、したたかオシッコをかけられたって・・・

捕まえた蛙、どうしたと思う?

ビニル袋の口を縛り、じじのウエストポーチのひもに引っかけ、

じじの腰に巻いて・・・・・

童謡「桃太郎」の歌詞に

「♪〜桃太郎さん 桃太郎さん おこしにつけた きびだんご〜♪」

って、あるけれど

「♪じじじじさん じじじじさん おこしにつけた 雨蛙♪」か???

捕まえたアオガエルって大人の指3本分よりちょっと大きい。

それに色が黄緑色。

気持ち悪い〜って言ったら悪いかな?。

じじの腰で揺れるアオガエル。

じじはそのまま歩き続け、ばばは、サトウキビ畑で

キビの葉に止まっている長さ10センチくらいで

羽の生えた茶色のカマキリを見つけ

杖にしていた枯れ木に留まらせて持って・・・何だか変な夫婦。

想像すると笑っちゃうね。。。。


そのまま、いつもの牛小屋に行き、引き返して川沿いを歩いたが

急にじじが変な声を出すのでびっくりすると

蛙がビニル袋から出て、じじの手に留まって・・

慌てたじじ、素手で大きなアオガエルを持って

「早くビニル袋を!!!!」と言う。

ばばがじじのウエストポーチを外し、姉がビニル袋を外し・・・・

やっとの事で蛙はもとのビニル袋の中へ。

ところが、蛙は掴まったショックでか、オシッコをいっぱい出して

じじも、姉も、ばばも手にオシッコをかけられてしまった。

わき水のある所まで我慢、我慢。


笑い合いながら手を洗い歩いていると

ばばが車輪梅の木に巣を作っているチビアシナガバチを発見!

じじは、光量不足かな?と言いつつも又撮影開始。


その後、じじは「今日はもう直行帰る」と言う。

いつもなら大瀬側沿いに歩くのに・・・・・

体調が悪くなったのかな?と心配するばばに

「蛙が窒息したら困るから・・・」とじじ。


ビニル袋を覗くと、またもや40ccくらいオシッコをしている。

蛙も相当ストレスが溜まっただろうね。

直行家に帰り、朝捕まえた蛙と一緒にペットボトルで作った部屋に入れて・・・・

明日の朝、写真撮ってから逃がそうと話していたのに・・・・・


今、夜の9時40分、じじが自室へ行ってパソコンをしようと部屋へ向かったとたん!

「あっ、蛙が逃げてる!」と叫んだ。

何と、1匹の蛙は押入の中へ・・・慌てたじじは素手で捕まえペットボトルへ・・・

と!!!「2匹ともいない!」って・・・

じじ〜〜〜〜〜!!!!!一体どうしてくれるんだ!!


じじは暢気に「押入でも、どこでも彼らのお気に入りの場所で飼おうか?」と

笑いながら言うけれど、ばばはごめんですよ〜〜〜。

約束通り、きちんと写真に収めてから

明日の夕方は、もといた場所に連れて行って逃がすんでしょ〜。


2匹とも脱走だなんて予想だにしていなかったよ〜〜〜

全く想定外の珍事、事件です!!!


寝ぼけ眼だったじじ「おかげで、シャキッと目が覚めた」なんて

暢気なこと言ってないで、早く2匹のアオガエル探して下さいよ〜。

探すまで、寝ちゃダメダメダ〜〜〜メ!


寝ているばばの顔の上なんかに乗られたら気絶しちゃうよ〜〜。

今も、あちこち開けたり閉めたりしているじじ。

「もう、明日探そう〜〜〜捜索願を出そう}だって。

ダメですよ〜〜〜。


おまけに、玄関先の木に留まらせた大きなカマキリも見えないって・・・・

ばばの家は脱走した生き物が、夜、自由に動き回る家になっちゃうよ〜〜。

徳之島じじとばばのブログ  主管理者 ibuchanじじ&ばば

「ゴキブリ」は「都会の虫」か?

by ばばの日記

11月19日(木)晴れ

「ゴキブリのこと、ばばの実家集落では方言で何と言う?」

じじが突然尋ねたのでばばは「アンバムシ」と即答!

「ヤマトゥムシって言わないの?」と言う。

じじがそう言うと、ばばも「ヤマトゥムシ」って言ってたような気がしてきた。

自信がないので夕方の散歩の時姉に

「ねぇ、ゴキブリのこと方言で何て言っていたっけ?」と聞くと

「ヤマトゥムシかな?」って。。。。。

そうか・・・ゴキブリはヤマトゥムシって言っていたんだ〜。

最近、方言をだんだん忘れてきている自分に気付いて愕然とすることがある。

「島口先生」を自負していたのに。


さっきのゴキブリの話・・・・

なぜ、ヤマトゥムシなのだろう?

ムシはもちろん虫だと思うが、「ヤマトゥ」とは鹿児島とか大阪とか東京とか・・・・

島から船に乗っていく所=都会だと子供の頃思っていた。

都会から来た人を「ヤマトゥンチュ」て言っていたし。。。。

チュは「人」という意味だから「都会の人=ヤマトゥンチュ」だった。

じゃ、ゴキブリは?なぜ「ヤマトゥムシ」なのだろう???

「ヤマトゥンチュ」と同じように訳せば「都会虫」となる。

ゴキブリが都会的にあか抜けているとも思えないし・・・

「都会にいる虫」でもなかろうし・・・だって、昔から島にもゴキブリはいたもの。。。

考えても考えても分からないが、

じじが先日「サツマゴキブリ」なるゴキブリを撮った。

名前から言えば、鹿児島原産?のゴキブリ???


生き物のこと、植物のこと、分からないことだらけ。

じじが調べて教えてくれても

教えてもらったそばから忘れていく。


今日は夕方の散歩帰りに

「ヘゴ」の葉柄に止まっているアオガエルをばばが見つけた。

じじが以前アップした蛙と同じかと思いきや違っているんだって。

今日はカナヘビやナナフシやアオガエル等

珍しい生き物をいくつも見つけたのに光量不足やじじのカメラの機能不足?で

どれもうまく撮れていなかったって。

残念!

明日も同じ生き物が同じ場所で見つかるとは限らないものね。

一期一会。

だから、生き物との出会いも大切にしていかなくては・・・

徳之島じじとばばのブログ  主管理者 ibuchanじじ&ばば

平々凡々

by ばばの日記

11月18日(水)曇り

玄関先のブーゲンビリア、先日の木枯らしで倒れてしまって・・・・大丈夫かな???



もっと大きな鉢を買ってきて植え替えようと思っている。

朱・白・白地にほのかにピンクが混ざっている三種の色がきれいでしょ〜。




ここ数日天気も悪く、気温も一気に下がった・・・と言っても19度はあるから

島はやはり暖かいね。


今日は、姉が先日「さねん花」の葉を持ってきてくれたので

それを使ってお餅を作ろうと思った。

餅粉と芋があるので芋餅にしましょ。

芋を蒸しながら餅粉に水を加えて練って・・・・

芋が蒸し上がったらつぶして練った生地に加えてさらに練って細長く整え・・・・

さねん葉をきれいに洗って適当な長さに切って生地を包みましょ・・・・

包み終わったら蒸し器に並べて約15分蒸して出来上がり!

ほんのり紫芋の色の餅が完成しじじに試食してもらうと、「美味しい!」と。

母や姉、いつもお世話になっているSちゃん姉さんにもお福分けしましょ。


最近のばばは、目の前に何か材料があるとすぐに

「あっ、あれ作ろう!」と考えてしまう。

数日前はふくれ菓子。

昨日は生姜の佃煮。

そして今日は芋餅。

何だか、食べ物にだけ執着しているようだね。

仕事をしていた頃はお菓子などほとんど作らなかったが

今はじじのおやつ作りが楽しい〜・・・って、変?

食いしん坊のばば、やはり台所に立っている時は幸せ〜〜。



家事の他の楽しみは夕方のじじと姉とばばでの散歩。

今夕の散歩は今まで一度もあるいたことのないコース。

いつもは牛小屋のある方へ左折して川沿いに歩くのだが

今日は直進。

カラスバトの鳴き声が聞こえるので

(もしや、近くにいるのでは)との期待もあったので。


じじ、ばば、姉の中に並んで歩いていたが

お互い距離が開きすぎて、じじは坂道を上がりきって右折してあったが

ばばは道が分からないので舗装された道をひたすら進んでいた。

後から来た姉が「じじは、右へ行ったってよ〜」と言う。

近くの小屋で作業をしていた夫婦が姉の知人で

「じじさんは右へ歩いていったよ」と教えてくれたそうだ。

直進すべきか、引き返してじじと合流すべきか迷ったが

じじが低血糖で気分でも悪くなったら大変なので

引き返すことに。

ほどなくじじも戻って来て「ここは道がない」と言う。

舗装された道をひたすら歩いた。

なあんにも写すこともなく・・・・手ぶらで帰宅。


何十年も亀津に住んでいても、まだ歩いたことのない道の方が多いばば。

車ででも良いから一度近くの農道を走り続けてみたいと思っている。

徳之島じじとばばのブログ  主管理者 ibuchanじじ&ばば

徳之島町小・中音楽発表会他

by ばばの日記

11月17日(火)曇り時々小雨

「雨」「木枯らし」「小春日和」、「雨」「木枯らし」「小春日和」と




続いて本格的な冬将軍がやってきますと、

昨日、気象番組でお天気キャスターが言っていた。


昨日は風が強く、鉢植えの植物が鉢毎倒れてしまった。

今日は「雨」。明日は「小春日和」になるのだろうか?


朝からの雨で(今夕の散歩は無理だろうな)と、じじと二人話していた。

ブログ題材は昨夕でいくつか蒐集出来ていただろう、じじは、

ゆっくり相撲が観られるからいいね。

ばばは、昼から「徳之島町小・中学校音楽発表会」を聴きに行こうと

昨日から計画していた。


音楽発表会は町内の全小・中学校が参加して行われる。

小規模校や併設校は全学年・複数学年で参加し、

大規模校は単学年か単学級で参加する。

ばばは、母校の子供たちが参加するので、

どうしても子供たちと再会したくて早めに会場の文化会館に向かった。

入り口近くで待っていると、子供たちが貸し切りバスから降りて来た。

ばばを見つけ「ばばちゃ〜〜ん」と近寄って来てくれたので

握手をして「後ろの方で応援しているから元気よく発表してね」と言って

会場へ入った。

入り口では「新型インフルエンザ対策」としてマスクを渡された。

プログラムをもらって階段を上がった。

参加する小・中学生が学校毎に別れて座るので

一般観客は後ろの4列ほどしか席が割り振られていないが

ばばは早めに行ったおかげで一番良い場所に座れた。

顔見知りのお母さん方も数名来られていて、しばし歓談。


発表が始まった。



神之嶺小学校5,6年生の児童5名による和太鼓の演奏でオープニング。

力強い太鼓の演奏に観客も圧倒され聴き惚れた。

終わると、拍手喝采だ。

(一番後ろの方の席からばばのデジカメで写したので画像が悪くてごめんなさい)



続いて亀津中2年生28名による混声三部合唱。

次は、手々小中学校合唱と合奏。

手々小中学校は、町の最北部にある小規模校で

地元の児童生徒は減る一方で、「山村留学制」を活用して

子供たちを受け入れて学校存続を図っている。

今年は小・中合わせて17名の児童、生徒だ。

17名で発表したのは合唱「夢見るジャンプ」と

合奏「アメイジング・グレイス」。

小学低学年から、中学3年生まで年齢差があるが

小学生8名・中学生9名での発表。

ばばは、アメイジング・グレイスが大好きなので

どのような演奏になるのか期待していた。

演奏が始まった。

リコーダー・鍵盤ハーモニカ・キーボード・大小太鼓・タンバリン・鈴と

それぞれが自分のパートをしっかりと演奏し、

聴いているだけで胸が震えるような厳かな気持ちになった。

会場はシィ〜〜〜ンと静まりかえり

演奏の終わりと共に拍手の嵐。

小さな学校の素晴らしい演奏だった。


尾母小・中学校は全児童22名で、高学年の子が三味線を弾き

低学年は歌うという役割で「徳之島一切節」と「島育ち」を発表。

会場でも舞台上の発表をじゃましない程度に口ずさむ人が増えて

舞台と観客一体となった楽しい発表となった。

島の子や島の人ならほとんどの人が知っている二曲だものね。


プログラムは12番まであったが

それぞれの学校がそれぞれの工夫を凝らし

ハンドベルやボディーパーカッション・身体表現も入れた演奏など

どの発表も甲乙つけがたい素晴らしい発表だった。


楽しい時間はあっという間に過ぎた。

ばばは、又子供たちより先に玄関に出て

子供たちを見送ってから帰った。


帰りながら父を見舞い、スーパーで買い物をし・・・・・

このスーパーの若奥様とは久しぶりに会った。

若奥様が「じじとばばの日記見ましたよ〜〜〜」って。

あらららら〜〜〜恥ずかしい〜〜〜。

毎日適当に書いているブログだが、親しい方たちから

「見ていますよ〜〜」と言われると嬉しいと言うより、何だか恥ずかしい。


じじは写真を撮り、動画を撮り、事典やインターネットで調べアップしているが、

ばばときたら・・・・・

じじがよく言う。


「じじは無から有は生み出せないけど、

ばばは無から有を生み出せるもんな〜〜」って。


ばばも、少しでも楽しいブログを・・・・と思うけれど

なかなか・・・・・


でも、じじとばばのHPの一番の目的は

都会にいる娘たちに「じじとばばの日常と島の様子を知らせること」だから、

日々の何気ない出来事や、娘たちにもまだ話していない昔のことなど

これからも綴っていくね〜。

徳之島じじとばばのブログ  主管理者 ibuchanじじ&ばば

真夜中の泣き声

by ばばの日記

11月16日(月)曇り時々小雨

誰かが泣いている・・・・・・・

アゥ〜〜〜、アゥ〜〜〜〜

低く、微かに誰かが泣いている。

ばばは、異様な胸騒ぎというか、不快な気分で目が覚め電光時計を見た。

真夜中の3時49分。


微かな鳴き声が道路の方から聞こえる。

誰だろう?

こんな真夜中に?

規則的間隔で泣き声が・・・・

気味が悪くて、寝るどころではない。

まずばばが思ったことは、近所の赤ちゃんの夜泣きかと思った。

でも〜〜、家の近所に赤ちゃんがいたっけ????

次に、もしかして幼児虐待???と思った。

それだったら、もっと甲高く泣くのではなかろうか?


低く微かな泣き声・・・・・

もしかして?ご近所で長い期間体調を崩されてた方が亡くなられた?

だったら、複数名の泣き声が聞こえるはず。

ばばは、そぅっとガラス戸を開け道路を見下ろした。

異状なし。

でも、薄暗くて近くの空き地や畑の様子は分からない。

気になる泣き声だな〜〜と思いながらも時間が時間だし

目をつむって眠ろうとした。

しかし、いくら気を紛らわして寝付こうとしても

絶え間ない薄気味悪い泣き声で眠れない。

(まだ、3時間ぐらいしか寝てないだろうな?)と

ベッドの上のじじを見ながら(起こしたらじじまで寝不足にしてしまう)と思い

しばらく布団の中で泣き声の間隔を測ったりしながら

自分も眠ろうと勤めた。

それでも寝付けないばば。

そのうち、泣き声が増えた。

一つはアゥ〜〜〜〜、アゥ〜〜〜〜と聞こえるが

もう一つはゥエ〜〜ン、ゥエ〜〜ンというようにも聞こえ

二つの泣き声が交互に聞こえだした。

そのうち、二つの声はどんどん大きくなり、

ばばはもう一度ドアをそっと開け外を覗いた。

依然として何も見えず、窓から外を覗いているらしき人もばば以外はいない。

真夜中にこんな大きな泣き声が聞こえるのに、何故誰も気付かないのだろう。。。。


だんだん恐怖心がわいてきたばば。

ついに我慢しきれなくなって、ベッドに寝ていたじじに声をかけた。

「じじ〜〜、聞こえる?気味が悪い。何の声???」って。

じじは、いとも簡単に「猫だよ」と言い、又寝息をかき始めた。

まさか????

こんな寒い夜に、猫がこんなに長い時間鳴くはずがない・・・・

ばばは「きっと、とんでもないことが起きる前触れかも〜〜」と

ますます不安になった。

すやすや眠るじじをうらやましく思いながら

ばばは、やはり泣き声の間隔を測り合間に時計を眺め

「早く夜が明けますように・・・・」と願った。

時計は4時半を回ったが、まだ泣き声は止まない。

でも、確実に泣き声はだんだん小さくはなっていった。



じじが起き出す気配がした。

時計の針は5時を過ぎている。

ばばもしばらく寝たようだ。

外も少しずつ明るくなってきているのでもう一度窓の外を見たが・・・・・・・・・

やはり何も見えなかった。


あの泣き声、いったい何だったのだろう?????

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