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01/19(火) 21:55
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砂浜のアオブダイ

by ばばの日記

1月19日(火)晴れ時々曇り

ここ数日、夕方の散歩は出発直前までコースが分からない。

先日の散歩途中、じじが「1年1日のごとく同じコースばかりじゃ

出会える対象物も限られてくるよなぁ・・・





これからは途中まで車で行って、その後1時間ほど歩こうか?」と言ったのがきっかけ。

これまでは「牛小屋コース」「一本松ゴルフ場コース」

たまぁ〜〜〜に「海岸コース」だったが

一昨日からは車も使うことに。

運動公園に行ったり、ずぅっと砂浜を歩いて農道に出て車に戻ったり・・・・・

これはこれでけっこう楽しい。

近日中に、ちょっと遠出もしようかと計画中。

一昨日は桜の花が大分開花している写真などを撮ってきたが

今日は初めての砂浜コース。

「なごみの岬公園」のちょっと先まで行き、畑の横に車を止め砂浜へ。

そして北へ向かって歩いた。

潮は大分引いていてずぅっと沖まで見渡せる。

潮だまりに熱帯魚でもいたらいいなと思いながら歩き始めた。

すると、すぐにばばが「何か??」を発見!

白い砂浜に青緑っぽい物が・・・・

近づいてよくよく見ると、30センチ以上はありそうなアオブダイ。

じじも呼んで写真を写した。


そう言えば、1月3日も実家集落の浜で20センチくらいの魚が

一定の間隔で4匹くらい打ち上げられているのを見たが・・・・・

今日は一匹だけ。

でも、大きい・・・・

アオブダイは、島では「エラブチ」と言う。

ばばの中では「匂いが強い魚」というイメージが大きい。

加計呂麻時代に聞いたことがある。

もし、刺身で食べるなら酢味噌が良いとか????

いくら大きくても、ばばは興味なし。

じじも「まだ、目も澄んできれいな色だったよ」と言った。

写真を写して歩き始めた時、ばば達の向かいから中年の女の人がひとり歩いてきた。

ロングスカートをはいて背中にはリュック、手にはミカンを持って食べながら近づいてきた。

「こんにちは」と挨拶した後、「魚が打ち上げられています」と言うと

その女の人は手に持ったミカンを姉に差し出したが、姉は断った。

女の人とすれ違った後、気になって時々振り返った見ると

砂浜の魚が気になるのか屈み込んで何かしている。

ビニル袋を出している。

「あの魚持って帰るかな?」と思いながら歩いては振り、返り歩いては振り返り・・・・

女の人もばば達の方を見ては屈んだり立ったりしている。

「あっ、魚拾い上げたよ」

「食べられるかなあ?もし、毒でもあったら怖いねぇ」と言いながら

ばば達は北へと進み、女の人は南へと進んで行き、さらに距離は遠くなった。



その後は、「写したい!」と思う被写体もなく

ばばは海岸端の植物を見たり、潮だまりの小魚やナマコを見たり・・・・

結局、砂浜に落ちていた「アオブダイ」を写しただけで

農道へ戻り、車まで引き返すことにした。

砂浜を歩いている間にも貨物船が出航していったり

鹿児島航路の上り定期船が入港してきたり・・・・

青のりがビッシリ生えた珊瑚礁の上には巨大な流木が打ち上げられていたり・・・・

どこまでも続く大海原に大きく深呼吸をしたくなる。

海の方を見る分には爽快な気分だが、陸地寄りを歩くと

ゴミ、ゴミ、ゴミのオンパレード。

そのゴミ山の横には「奄美群島国定公園・○○浜」と書いてある。

虚しいなぁ・・・・・・



じじが大相撲を見たいが為に砂浜の散歩は途中で切り上げ農道へ上がり

車を止めた所まで引き返すことにした。

上り、下り坂がいくつもあり、行き交う車も多く、けっこう疲れる。

娘達が小さかった頃、この道路を走ると

「ジェットコースター!!!」と喜んでいたっけ・・・・等と思いながら

今日は同じ道を徒歩でエッチラ、オッチラ。

やっとの事で車まで戻り、我が家めざし、しゅっぱ〜〜〜つ!!!


農道を抜け、住宅街に入ると、あれっ、見覚えのある人が・・・・・

さっき、砂浜でアオブダイを拾い上げた女の人が歩いてる。

バックミラー越しに見ると、何と!

砂浜で見た時は気付かなかったけれど、今は小さめのお鍋まで体の前に下げているよ・・・・

ちょっと不思議な気がしたけれど・・・

あの女の人は、あれからどこへ行ったのだろうか?

気になる・・・・・・・・

徳之島じじとばばのブログ  主管理者 ibuchanじじ&ばば

花見も近いぞ〜

by ばばの日記

1月18日(月)晴れ時々曇り

先日テレビで沖縄の桜のことが報道されていた。

沖縄が満開なら、島もそろそろ・・・ととっておきの桜スポット探索に。



去年は2月6日頃行ったら、もう盛りは過ぎた花しか見えなかったので

今年はまず下見してこようと。

自宅から車で数分移動し、目的地へ。

駐車場に車を止めてゆっくりと桜の咲き具合を見て回ろう・・・と思っていたが・・・

車を止めた途端に、うおぅ〜〜駐車場の桜の木ももう開花している花もあり数個蕾も。。。

左へ目を転じると、一本の木がピンクに見えた。

こうなったら、じぃっとしてはいられない。

小走りでピンクになった木のもとへ走った。

すると、ほぼ6分咲きになっているではないか!




他の木は、まだ蕾がチラホラなのに、何故、この木だけ???

でも、嬉しかった。

一応写真を写し、遊歩道へ。

ぐるっと一周出来るらしいが、ばばは初めてなので

ただ、一番広々した道を進む。

左右を見ると、ヘゴや、どういう訳かランタナ、やダチュラなども見える。

どんどん進むと池?沼?に出た。

そこには白鷺と、鴨らしき鳥がゆっくり羽を休めていた。

又進むと、いつもは正面玄関を通っている建物の裏手に出た。

そこには、想像を絶するような(ばばだけかな?)巨大なゴクラクチョウカが。。。



しばらく辺りを散策して、引き返すことにした。

来る時は気付かなかったが、蘭の仲間かな?と思える植物が群生していたり



万両が赤い実を付けていたり・・・・



じじがテレビの大相撲さえ観なければ

もっともっとゆっくりマイナスイオンをいっぱい吸えたのに

5時になったので、じじが「もう帰ろう」と言う。

渋々車の所へ戻った。



今日見た様子では今月下旬くらいには桜もほぼ咲きそろうことだろう。


今度こそ、おむすびでも作ってピクニックがてら

あの場所でゆっくり数時間を過ごしたいと思いながら

家へ向かって車を走らせたばばだった。

徳之島じじとばばのブログ  主管理者 ibuchanじじ&ばば

笑い飛ばそう!

by ばばの日記

1月17日(日)晴れ穏やかな良い天気!

綾小路きみまろさんの毒舌漫談が面白いね!

熟年夫婦を題材にした物が多いようだけど

辛辣なこと言われても当たっているから怒れない・・・・

アハハハ〜と大声で笑ってしまう。

今日聞いたのは、題目は分からないが熱烈な恋愛結婚をし、

それから40年後の夫婦の様子を話していた。

まず熱烈な恋愛時代や新婚時代のことをちらっと話し・・・

あれから40年・・・・・・のフレーズの後に強烈な毒舌が。


一言一句じじとばばに当てはめて考え、笑い合うじじとばば。


そう言えば、ここ数年、二人とも大分おかしくなってきているような・・・・

自分のことはまず棚に上げ、じじの反撃を待つことにしてっと・・・・



3日前だったかな?(ばばの記憶力もおかしくなってきたぞ〜)

急に空港に行かなくてはならなくなった。

どうせなら、じじの全島一周動画撮影もしたら一石二鳥と

カメラも、ビデオも積み込んだじじ。

ばばは、お出かけとなれば、いつも主に食料調達係と相場は決まっているので

準備万端で出発〜。


じじの動画撮影はばばの実家集落近くの三叉路までは撮影済みなので

今回は三叉路から空港までを撮ろう・・・・

まずは、ばばが中学生の頃の冬休みに走っていた駅伝コースでもあり

またばばの家の田んぼ(今はキビ畑になっている)になっている

通称「長道」と呼ばれる直線道路を撮すことに。


いよいよ三叉路に来たのでフロントガラスをしっかり拭き

いよいよ撮影開始!・・・・と思いきや!!!!

「しまった!!!」と言うじじのいかにも残念そうな声。

逆光?かと思ったり、西日が強すぎるから?と思ったりしながら

「ねぇ、どうしたの?じじ」と問うが返事無し。

大分走ってから「僕ってばかだなぁ〜」と呟いているじじ。

「なんでぇ〜〜」と改めて問うと

「カメラ用のバッテリー二つも持ってきたのに充電してない」って。

こら、こら、じじ。本当に意味無いねぇ〜〜〜。

しばらくは二人とも無言。

何とか気を取り直し、空港へ行き用事を済ませ、

空港横の干潟でユリカモメを写し・・・・

まっ、長時間の動画は撮れなくても珍しいユリカモメの動画が撮れたんだから

良しとしましょう!


続いて第二弾は・・・・

「バッテリーが充電されて無い」ショックからも一晩ですっかり立ち直ったじじ。

翌日は「部分日食を撮りに行こう」と意気盛ん。

ばばは又、食料を調達し準備万端。

じじに「バッテリーしっかり充電した?」と嫌みな念押し。

日食メガネをカメラのレンズに被せるからとセロテープやはさみも揃え

「今日は大丈夫」と自信満々のじじ。

4時には出発。

4時半を回る頃、撮影場所に到着して駐車するやいなや、じじの様子が変。

あっちゴソゴソ、こっちゴソゴソ。

「何してるの〜〜〜」と問うばばに「あぁ〜〜〜、又失敗してしまった」って。

「どうしたの?」と聞き返すばばに

「せっかく準備した日蝕メガネ、忘れてきてしまった」って。

黒いゴミ袋を当てても光は散乱するだけ。

代用になりそうな物を車の中を引っかき回して探すが

これという物はない。

まさか、文房具屋さんまで走っても今は日食メガネなんて無いはず。

一緒にいた姉が「鹿浦小学校に行けば、

何か代用になる物かしてもらえないかな?」と言う。

もう大分昔、何年かお世話になった学校だが

今は鹿浦小学校に知っている人もいないし・・・・・・・・・

じじは「もうダメだ。帰って家の屋上から写そう」と言い出す始末。

だって、亀津からは移せないよ〜。

建物や、山が邪魔になって・・・・それが分かっているから

はるばる伊仙町まで来たじゃない。

ばばは肉眼ででも沈む太陽を見届けるまで帰らないと主張。

そこからがじじの本領発揮!

昨日の日記にも書いたように、じじはあるスーパーの厚手の青い袋を見つけだし

「これなら、なんとかなるかも・・・」って。

長方形に袋を切り、一枚、二枚、三枚、はては四枚と重ねて

その都度試しながら三脚にセットしたビデオカメラを覗く。

次は、一脚にセットしたカメラのレンズに同じようにしていく。

「ズームを聞かせている間は軽くビニルを押さえていて

ズーム設定が終わったらしっかり押さえてて」

と、じじが言うのでばばは指示に従って動く。

なんとか二台のセットは終わったが、じじはカメラを覗いては

「これはダメだ」と呟いている。

そうこうしているうちに、約1時間が経過。

日没が近づくにつれて、肉眼でも日食がはっきり観察できるようになった。

さあ、こうなるとじじは俄然元気になった。

集中して、カメラを覗き込むじじ。

肉眼でじぃっと沈み行く太陽を見るばばと姉。

あっという間に天体ショーは終わった。


太陽が沈み薄暗くなった道を自宅へ向かって車を走らせる。

車中「良かった!メガネ無しでちゃんと撮れた」と興奮気味のじじとばば&姉。

結局、欠け始めた頃の太陽は撮れなかったけれど、

欠けきって沈み行く太陽が撮れたから、そんなに落ち込まなくて良かったね。

気長に待ったから良かったねぇ〜。

慌ててすぐ自宅の戻っていたら絶対写せなかったからねぇ。


自宅へ着き、車庫に車を入れてからばばは夕食の買い物に。

30分ほどで戻ると

「良い画像が撮れてるぞ!」と嬉しそうなじじ。

「日食メガネは?」と聞くばばに

「ちゃんと、大きさを揃えて切ってテーブルの上に置いてあった」・・・って。


2日続けて、大失敗をしたじじ。

「二度あることは・・・」と言うけれど

これからは、じじ&ばば、似たようなことが毎日あるかも知れないね。

いや、もう実際やってるかも・・・


でも、そんな時は怒るんじゃなく笑い飛ばそうね!

「笑う門には福来たる」って言うじゃない。

いっぱいいっぱい笑って福を呼び込もうね〜じじ。

徳之島じじとばばのブログ  主管理者 ibuchanじじ&ばば

部分日食

by ばばの日記

1月16日(土)曇り

昨日、午前中姉が買い物途中に立ち寄り

「今日は部分日食が何とか、かんとか言ってたけど・・」と言った。

そう言えば、じじも一昨日から何か言ってたなぁ・・・・


昼寝から覚めたじじが「今日は伊仙町の海岸かどこかへ行って

日食を撮してこようかな?」と言った。

「じゃ、ばばが運転する!」と申し出た。

姉にも電話して一緒に行くことにした。

じじは、去年の夏に使った「日食めがね」を出したり

セロテープとはさみを準備したり、カメラの準備ぬかりなく・・・・

ばばは、ホットコーヒーとお菓子と、栄養剤と、あめ玉と・・・・

鞄に詰めて4時に出発。


伊仙町の鹿浦大橋を目指して走る走る。

西日に向かって走るので眩しいけれど、それだけ天気が良いということだから

きっと、素晴らしい部分日食が見えることだろう。

日食は4時45分頃から始まるとじじは言う。


じゃまにならない所に車を止めスタンバイ。

ばばと姉は林の中を抜けた所からも見えるのではと、

低いまばらな木々をかき分けて奥へ進んで絶壁まで行くと

目の前には遮る物のない太平洋が洋々と広がっている。

「じじ〜〜〜ここも絶好の場所だよ〜〜」と叫びながら車の所へ走っていくと

じじがなにやらゴソゴソしている。

????????と思いながら傍へ行ってみると

「僕って馬鹿だなあ・・・」とじじ。

「何で?」と聞くばばに「せっかく準備した日食めがねを忘れてきた」って・・・・

まっさかあ〜〜〜それはないでしょう、じじ。

家に帰るには約1時間かかるし、家からも、高台からも落日は見えないので

ここまで来たんでしょう〜〜〜まったく〜〜〜。

仕方がないので、ある物で代用できないかと車の中を見る。

黒いビニル袋があったのを思い出し、引っ張り出して太陽を見るが

ボヤァ〜〜〜〜っとぼやけて光が見えるだけ。

じじが、あるスーパーの厚手の青い袋を見つけ、適当な大きさに切り

「これが良いかも」と言う。

はさみで適当に切ってカメラのレンズに被せては太陽を見る。


1枚・・・2枚・・・・3枚・・・・

それぞれ、太陽の見栄具合を確かめつつ増やしたり減らしたり・・・・

一応3枚が良いかと、切ったビニルをビデオのレンズに貼り重ねる。

カメラの方はレンズを出したり引っ込めたりしながら調節して

ばばが手でしっかり握ったりゆるめたりする。

もう、日蝕は始まりかけているのに・・・・・


何とかカメラの準備ができ、姉とばばもビニル袋を切って

二つに折ったり、三つに折ったりしながら目に当て、沈み行く太陽を見つめる。

濃いオレンジ色の太陽の右下の部分が欠けだした!

ワァ〜〜〜感激!!!!

しかし、じじのビデオにも普通のカメラにもちゃんとした映像は映っていない。

じじは、もう撮影する意味が無いから帰ると言い出す。

ばばは帰りたくない。

だって、ビニル越しにきれいに日蝕が見えているんだもの。

じじをなだめ、空を見上げ続ける。

じじも諦めつつも名残惜しそうにビデオで、カメラで時折写し続けている。

ばばたちの後ろをひっきりなしに車が通る。

ふと見ると、運転手さんや乗っている人たちは

不審なまなざしでばばたち3人を見て通り過ぎて行く。

何十台もの車が行き交う。

いいもんねぇ〜〜〜。

ばばたちは天体ショーをみているんですよ〜〜〜。

・・・・と、一台の車がばばたちの後ろで止まった。

車からばばの知人が降りてきて「何をしているんですか?」と聞く。

「太陽を見てごらん」と青いビニルの切れ端を渡す。

空を見上げて「わぁ〜〜きれいに見える!」と感動している。

右下からだんだんだんだん欠けていく太陽・・・・・

無意味かも知れないけど、じじはカメラを回し、

女性陣は「何枚で見た方が一番見やすい?」などと言い合いながらじぃっと空を見る。

15分くらい経ったであろうか?

知人は「帰りながら、途中途中で空を見ながら帰ります」と、又車へ戻って行った。

その後もひっきりなしに車は行き交い、

ほとんどの人たちがばばたちの方をちらちら見る。


そうこうしているうちに時刻は5時を過ぎた。

・・・と、橋のたもとの方から男女3名が来て、

「もう間に合わないかも知れない」と言いながら

ばばたちと反対側でやはり西の空へ向かってカメラを構えた。

ひとりは立って、ひとりは座って・・・・

女の人はやはり、ばばたちと同じように青い物を目に当てて空を見ている。

そのうち、彼らの後ろには郵便屋さんが来て、

バイクを止めて彼らと一緒に空を見始めた。

しばらく経って今度は定期バスが来て止まった。

運転手の他に、高校生らしき女の子がひとりだけ乗っている。

運転手さんはバスを動かす気配もなく・・・・・・・・

時間を気にしてヤキモキするのはばばだけ?

昔「♪田舎のバスは〜〜〜〜」って歌があったけど

まさか、橋の上に車を停めて日食を見る???とは・・・

もしくは、お客さんの女子高生に日食を見せてあげている????

それとも、あまりに早く目的地に着きそうなので時間調整で停まってる???

橋のたもとに、郵便やさんのバイクと定期バスが

10分以上停まっているって、普通じゃ考えられないよねぇ〜〜〜。


走行して、ばばがあちこち気を取られている間にも

欠けゆく太陽には雲がかかったり

その前方をねぐらへ帰る鳥が数羽飛んだり

漁船がゆっくりと進んで行ったり・・・・・・・

見ていて飽きない。


刻一刻と太陽は小さくなっていく。

初め、右下の部分が欠けていたのに、

沈む前には右側が大きくえぐれた三日月?か、大きなバナナのような形になった。

苦心惨憺していたじじも、

「おっ、フィルター無しできれいに見えるぞ!」と喜びの声を上げた。

夢中でカメラを回すじじ。

姉とばばも、裸眼で必死に今沈まんとする太陽の姿を追う。

6時少し前、スゥ〜〜〜〜ッという感じで太陽は海の彼方へ没して

ばばたちの視界から消えた。

と同時に、ばばたちは「ふぅ〜〜〜」っと吐息を漏らした。

フィナーレは素晴らしかった。

筆舌に尽くしがたいほど・・・・・


家を出てから、約2時間。

最高にヤキモキもしたけれど、素晴らしい天体ショーだったとばばは思う。

昨夏の皆既日食はあいにくの曇天ではっきりとは見えなかったが

今日の部分日食は、この目でしかと見届けたぞ〜〜〜わぁ〜〜〜い。


太陽が姿を消して辺りは急に暗く寒くなってきた。

急いで車に戻り、ホットコーヒーと甘い物を少々補充して

さぁ、帰るぞ〜〜〜〜〜。

車のライトを付け安全運転で6時40分頃無事帰着。



今日のじじの写真日記や動画には

苦心の末、何とか収めた画像がアップされていると思う。

徳之島じじとばばのブログ  主管理者 ibuchanじじ&ばば

方言禁止

by ばばの日記

1月15日(金)晴れ

朝の気温、11度。

昨日よりも寒いね。

お昼過ぎは16度、お日様も顔を覗かせて温かく、ほっこりした昼下がり。

ばばは、朝から「早く夏になればいいなあ」と言ってじじに笑われている。


そうそう、朝ご飯の時ばばが、

「どうして徳之島の人が標準語使えるようになったのかしら?」

と言うと、じじが「それは赤札のせい」と即答。

赤札とは・・・

もう何回もこのブログにも書いているが「方言禁止令」の罰札のこと。

ばばが幼稚園に入る前まではずぅっと方言を使っていた。

入園して、少し標準語も習った・・・というよりしぜんに憶え・・・・

でも、あの当時先輩たちは(幼稚園の先生や小学校の先生)

どのようにして標準語を習ったのだろう?

ひらがなで「ね」と「こ」を習い方言の「にゃう」を

標準語では「ねこ」というんだと憶えていったのかな???

テレビはなかった。

親子ラジオというのが我が家にはあった。

新聞も雑誌もなかった。

今考えても、どのようにして方言オンリーの生活から

標準語を覚えたのか?

学校では「校則」ではなかったと思うが

「方言は使わないようにしましょう」と突然言われ

うっかり方言を使ってしまったのが教師に分かったら

「私は方言をつかいました」と書かれた札を胸の前に下げられ

下校時まで下げさせられたような気がする・・・・

と言っても、自分が下げたかどうかは定かではない。

ただ、前日まで「あじゃ」、「あま」と呼んでいた両親を

「お父さん」「お母さん」と呼びましょうと先生に言われ

変な感じで照れながら「お父さん・お母さん」と呼んだのは憶えている。

また、家でもなるべく標準語を使おうと思ったのか、

もし、方言を使っていることが先生にばれたら叱られると思ったのか

「前川」という集落へ遊びに行くのに、いまなら「まえがわ」と素直に読むのに

当時は「ムェーゴォ???」(表記できない)と方言で言っていたが

これをどのように標準語に直そうかと苦慮。

前は・・・方言ではムェー

川は・・・方言ではコォーと言うので「前川」と方言で続けると「ムェーゴォ」と直訳。

「ムェーゴォに遊びに行きましょ」と友達を誘ったのは今でも忘れられない。


そう、そう先日ある方がこんなことを話した。

その方が出張で東京へ行ってホテルのフロントで宿泊手続きをしようとしていた時

携帯のベルが・・・

電話をかけてきたのは島のお母さんから。

お母さんが方言で話しかけてきたので、その方も

方言でペラペラペーラと方言で応対。

電話が終わって、チェックインしようとしたら、フロントの方が

「モア  スローリー」と言ったそうだ。

島の方言を聴いても都会の方はきっとどこか外国の言葉だと思うに違いないと

ばばも思うんだけど・・・・・・・。

それでも、ばばは島の方言大好き!


ばばが中学生の頃は生徒指導もとても厳しかった。

中学校で毎週月曜日だったか、全校集会の折、容疑検査があった。

当時は体育館はないので校庭で集会などしていた。

全員座らせ、それから「名札を付けてない者立ちなさい」

「ハンカチを持っていない者立ちなさい」

「爪の長い者立ちなさい」と言われ、全校生徒の前で立たされた。

ある日、ばばは爪が長いのに気付き、集会の前に必死に爪を歯で噛んだのを憶えている。

当時は教室に爪切りなどの備品はなかったし・・・・・



方言使用禁止や厳しかった容疑検査のことなど何十年経っても忘れることが出来ない。


じじとばばは、なるべく方言を使おうと思っているけれど

話そうとして、忘れてしまっている方言の多いことにビックリしてしまうことがよくある。

今は80歳、90歳代の方々でも生粋の方言だけをつかって生活している方はおられるだろうか?


ばばは、実家集落の先輩や同級生と方言で話すとホッとする。


今、ばばが拘っているのが「フー」のつく方言の言葉。

なぜ、「フー」に拘っているか?は、また後日。

徳之島じじとばばのブログ  主管理者 ibuchanじじ&ばば

むかし、むかし・・・・

by ばばの日記

1月14日(木)曇り

何歳から「おじいさん・おばあさん」なんだろう・・・・

50歳代までは「おじさん・おばさん」かなぁ。。。。。。。。

ばばも、自分が初めて孫から「ばば」と呼ばれた時はビックリもし

「イヤだなぁ・・」とも思った・・・が、いつの間にか慣れてしまった。

孫が出来たから「おじいさん・おばあさん」って言うのかな?とも思うが

決してそうとばかりは言えないよね。

孫がいようが、いまいがある年代になれば

必然的に「おじいさん・おばあさんに」なってしまうのかな?

日本の昔話に出てくるおじいさん・おばあさんは

いずれも白髪で・・・・おじいさんは三角っぽい布帽子をかぶり・・・

おばあさんは着物を着て・・・・というイメージがあるが

今時のおじいさん、おばあさんは大分様変わりしているね。



さて、さて、前置きが長くなったが、今日はばばが知っている

おじいさん・おばあさんのことでも書きましょうかねぇ・・・・・・・


むかし、むかし・・・じゃなかった今現在

ある所にとても仲の良いおじいさんとおばあさんが暮らしていました。

おじいさんは機械いじりが好きで、今時ばやりのパソコンが大好きでした。

おばあさんは、これと言って好きなこともなく

買い物に行く以外は毎日ぐうたらぐうたら過ごしていました。

ある日、おばあさんが体調を崩し寝込んでしまいました。

2日経っても、4日経ってもなかなか元気になりません。

そこでおじいさんは仕方なく自分で買い物に行くことになりました。

買い物に行くついでに、ある所から請求書が届いていたので

その支払いもしてくると張り切って出かけました。

30分くらい経っておじいさんは笑いながら帰ってきました。

「まったく、もう・・・」と苦笑しながらね。

おじいさんは、おばあさんにことの顛末を話しました。

請求書が届いた所へ行きお金を払おうとしました。

しかし約9000円足りません。

仕方がないので有り金全部払い、不足分は又出直しますと・・・

そして。帰る途中、財布の中にはお金が無いにもかかわらず、

おじいさんは顔見知りのお店で600円分の買い物をしました。

勿論お金を払わずにね。

家に帰ったおじいさんは、おばあさんに

「600円小銭ない?」と聞いたのでおばあさんは財布の底をかき回して

百円硬貨を6枚渡しました。

600円もらったおじいさんは、さらに1万円札を数枚補充して

又出かけていきました。


しばらく経って、用事を済ませたおじいさんは帰ってきました。

そして、今度はこう言いました。

「600円分買い物をしたお店で百円玉を6枚出そうとしたら

寒さで手がかじかんでうまく出せず、おまけに硬貨が数枚どこかへ転がって

見つからなくなってしまった」と。

パニックになってしまったおじいさんは、仕方がないので

財布に入っていた1万円札で600円の支払いをし、お釣りをもらいました。

お店を出ようとすると、さっき転がった2枚の硬貨が入り口付近に落ちていたそうで

かじかむ手で拾って財布に入れました。

そして、家に帰ると600円の硬貨をそのままおばあさんに返しました。

どうして、おばあさんに返したのかは分かりません。

なぜなら、いつもおばあさんが同じ買い物をする時は

おばあさんが自分の財布から出します。

おじいさんは食料品でも、

買い物をする時は自分の財布からお金を出すものと信じ込んでいるのでしょうか?

同じ家で二人が食べるための買い物だから誰のお金で買っても良さそうなものを、

おばあさんが病気で寝込んでいる時は、おじいさんは律儀に自分お財布からお金を出して

食料品を買ってきます。

おばあさんは、毎日病気だったら、自分の財布からお金を出さなくて良いので

(小金持ちになれるかも。ずぅっと寝込もうかなあ)と邪心が出てきました。


でも、次の日の朝ご飯の時、牛乳をカップに入れて温めるのを

おじいさんは、1リットルのパック毎レンジに入れようとしました。

それを見ていたおばあさんは、

(やはり私がしっかりしなければ、じじはそのうちにビールの缶も

大根なども丸ごとレンジに入れるかもしれない)と思いました。

そう思うと不思議なもので、おばあさんは、みるみる体に力がみなぎって

シャキッとなり、飛び跳ねるくらい元気になりました。

そんなおばあさんを見て、おじいさんはとても幸せそうに微笑んでいました。

おじいさんの瞳にはキラキラお星様が輝いているようでした。

明日も明後日も、ずっと、ずぅっと、おじいさんとおばあさんは幸せに暮らすことでしょう。

めでたし、めでたし。はい、おしまい。

徳之島じじとばばのブログ  主管理者 ibuchanじじ&ばば

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