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来るか?6号!

by ばばの日記

徳之島じじとばばのブログ


5月11日(月)曇

明日になったら撮れないかも・・・と思い

蕾が沢山付いている夜香木をパチリ!
夜香木

夜だったら、全部開花して周囲には芳香が漂うのだが

昼間は「おっ!蕾が沢山付いてるね」ぐらいにしか思わない。

枝が大分伸びているけれど、

徳之島の強い日差しを遮ってくれているので

この木の下に鉢植えの植物をおいたりしているんだよ〜。



明日は台風6号来るのかなぁ?

何事も、早め早めの対応が肝腎と

朝は、インパチェンスやジャコバサボテンの鉢植えを

車庫や倉庫に運び入れ

ガザニアのプランターも、ヒイラギ他、運べる物は全部運んだ。

せっかくグングン成長しているキツネ花や

クチナシ、シソ、ナス、ピーマン等

地植えの物は仕方ないから、成り行きに任せよう・・・

防風ネットを買ってきて被せようかとも思ってはいるのだが

どうしたものだろう?



次にお風呂を奇麗に洗って、水を溜めたり

スーパーへ行って飲料用のイオン水をもらって来たり。

パンは普通の倍、2袋も頼んじゃった。

牛乳や豆腐等は昨日で買ってあるし

停電に備えて懐中電灯とか電池式の蛍光灯等も出しておくかな?

今日から.鹿児島発、沖縄行きの定期船は欠航が決まったし

となれば、スーパーの荷物が入るのは

いくら早くても木曜日以降かな?

台風がノロノロ進んだら今週いっぱい荷物は入らず

スーパーなどの棚はガラガラになっちゃうかなぁ。

徳之島を台風が過ぎ去っても、鹿児島を通過しないうちは

船が欠航だし、荷物が届かないのが離島故の不便さかな。。。。

台風に備えての準備が終わったら

後は、運を天に任せるしかないね。。。。。



まだ、お昼の3時だけど

隣近所からトントントントンと音が聞こえるよ。

雨戸や屋根の補強をしているのかなぁ?

大型台風って報道されてるからドキドキ。

直撃しませんように・・・



さて・・・・と、風が強くならないうちに

魚屋さんへ行ったり、予約したパンをもらったりして

病院の面会時間になったら母と面会してこようかな。。。。。

徳之島じじとばばのブログ  主管理者 ibuchanじじ&ばば

叫んでやった

by ばばの日記

徳之島じじとばばのブログ


5月10日(日)晴れ後曇り

今日は「母の日」。

じじ両親と、ばば両親が元気だった頃は

プレゼントをしたり、お礼の気持ちを込めて料理を作り

招待したりしていた。

自分の両親が20年以上前に亡くなり、じじ母も、現在入院中。

朝から、ラジオでも「今日は母の日」という単語が何回も聞こえる。

直接お礼を言うことは出来ないけれど、

心の中で、じじ母、自分の母に「ありがとう」と言おう。



今日は、叫んでやった。

誰が?誰に?何と叫んだの?

ばばが、じじに、「もう、じじの世話してあげな〜〜い」っと。

何故?又そんな暴言を?



だって、じじが意地悪だから・・・・

ばばは、パソコンを少しは使えるけど

難しいことは何一つ分かっていないんだよね。

本当に理数科大の大の苦手!

じじはばばとは真逆。

で、最近、ばばは自分が撮影した写真に文字を書き入れたいんだけど

ソフトが使いこなせず・・・トホホ・・・

過日は、じじにお願いしたら「ハイ、ハイ、ハイ」っと

気軽に、じじがやってくれた。

でも、いつまでもじじに頼っちゃいけない、

自分で勉強して出来るようになろうと

過日と同じ作業をゆっくり教えてもらおうとした。

文字の書き込みまで出来るんだけど、

文字の場所を移動したり、文字サイズを変えたりしたいんだけど

なかなかスムーズに行かなくて、じじに懇願。

すぐに来てくれて、過日と同じ事をやっているので

傍らで、ばばはしっかり覚えてやるぞと見ていた。

だけど、じじも使い慣れていないソフトらしく

すぐすぐに出来なくて、「こういうものは、

自分で勉強して覚えなくちゃ〜」と言って

さっさと2階へ上がって行った。

その後ろ姿に向かって、ばばが叫んだの。

もう〜〜〜自分でやってみて、出来ないから

じじに「教えて」ってお願いしたのに〜

ばばが自分で出来るようになる事が、じじも嬉しいと思うんだけど・・・

ばばの学ぶ意欲を削ぐのか〜〜〜い!!!!

カッカカッカしていたら、しばらく経って又じじが2階から下りてきた。

手に何か持ってね。

「さっきのソフトは難しいし、古いから、別のソフトを

インストールしてきた」って。

ばばの目の前で、写真にチャチャッと書き込んで見せたけど

あまりに早くて、ばばには何が何だか分からないよ〜〜。

新しいソフトで、自分で勉強しろとでも?

ハイハ〜〜イ、やりますとも。

絶対使いこなせるようになってやるぅ!意地でも。



今日分かった!じじに一番効く決めぜりふ。

「もう、じじの世話しませんから〜〜〜」。

隠し球として、いつでも出せるように常備しておくぞ、これからは。



その後、じじは撮影に出かけ、戻って来た。

帰宅して、じじがばばの側に来たので

収獲したての青ジソを見せた。

ばばが小さな苗から育て、一月なるかならぬかで

ばばの掌位の大きな葉っぱが40枚位収獲出来た。

見るからに柔らかそうで、美味しそう〜。

しかし、じじの反応は鈍い。

何回も「これ見てよ〜オーラ全開」で

じじの前にシソの入ったザルを差し出す。

そして「何か言ってよ!」と要求。

じじ、「爽やかで美味しそうだね」と、たった一言。

まずい!と思ったのか階段を上がりながら「昔の、ば・・・」と言いかけ

ウッと言葉を飲み込んだじじ。

何ですって〜〜〜〜!!!!



「昔の、ば・・・・」に続く台詞、ばばの頭の中には

自動的に入って来ましたけど!



一瞬、「もう、じじの世話・・・・」と出かかったけど

1日に何回も言ったら効果がないから、ばばもグッと飲み込んだよ。

徳之島じじとばばのブログ  主管理者 ibuchanじじ&ばば

せめて1泊して欲しかった

by ばばの日記

徳之島じじとばばのブログ

5月9日(土)曇時々雨

台風6号の影響か?

時折、雨が降る1日だった徳之島。

昨夕、隣の市に住む、じじ妹から電話があり

「明日、日帰りで徳之島行こうと思うんだけど・・」と。

せっかく帰省するんだったら、せめて一晩は泊まって

ゆっくり兄姉5名で楽しく過ごしたいと思ったが

時間の経過と共に台風の影響が大きくなるだろうから

どうしても今回は日帰りするという妹夫婦の意見を尊重した。



急な帰省となったのは、母が少し具合が悪いから。

先月下旬、体調を崩し、入院したものの

なかなか快復せず、家族は心配している。

じじとばばは、いつでも母と会えるが

海を隔てて暮らす妹夫婦は、そうはいかない。



今朝の船で帰省し、病院の面会時間に会わせて病院へ行き

母と面会し、夕方、乗船前に、もう一度病院へ寄って

母の顔を見て帰って行った。

時折、雨も激しく降り、海上は波も高くなりつつある。

妹達が自宅へ帰り着くのは、今夜10時前かな?

船酔いせず、無事帰宅出来ますように・・・・・



ばばは末っ子だから、じじと結婚して、

妹が出来て本当に良かったと思う。

女同士、色々共通の話題も多く、話しやすいものね。

妹とは年も1才違いで、結婚する時

「呼ぶ時は、お姉さんじゃなくて○○ちゃんと呼んで良い?」

と、妹が言ってくれ、ずっと、ばばのことを「ちゃん付け」で呼んでくれる。

同じ仕事をしていたし、共通の話題も多いので話しやすかった。

退職後は、年に数回だけど、妹夫婦が帰省し

妹夫婦・ばば姉・じじ&ばばで楽しい時間を共有している。

妹夫婦は在職時から旅行好きで、

ばば達や、ばば姉にも声をかけてくれ、兄妹旅行もした。



妹夫婦が帰省すると、じじは義兄とよく話し

妹とばば姉と、ばばは「ばばトーク」で盛り上がる。

兄弟姉妹って、本当に良いなって思う。



ばばは、自分の兄姉とは年が離れすぎていて

一緒に遊んだりした記憶もあまりない。

農作業手伝いの思い出はたくさんあるけどね。

だから、妹夫婦が帰省して一緒にお喋りをしたり

行動したり出来るのが嬉しい。



たった7時間の徳之島滞在で帰って行った妹夫婦。

でも、ばばの菜園にたくさん実ったミニトマトを収獲してもらったり、

生い茂った三つ葉を摘んでもらったりして

お土産に持ち帰ってもらって良かった〜。

お昼は、ばばが炊いた筍ご飯や、煮物やサラダ等々

「美味しいっ」って喜んで食べてもらえた。

料理上手な妹から、いつか特製ドレッシングの作り方など

教えてもらいたいと思っている。

姉妹で教え合いながら料理出来たら、楽しいだろうなぁ。

実現するのはいつかな?

徳之島じじとばばのブログ  主管理者 ibuchanじじ&ばば

病院で・・・

by ばばの日記

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5月8日(金)晴れ

ばばは、妙に計画性がある時と

突発的に行動する時と、両極端。

今日も、朝食時に、ふと「そろそろ病院行って

じじに、優しくなれる薬?貰って来ようかな?」

と思い、即決断、決断したらササッと行動。

8時過ぎには家を出て、徒歩で病院へ。

案外、患者さんが少なくて行ったらほどなく名前を呼ばれ

血圧測定された。

(この分なら、10時過ぎには帰宅できるぞ)と思っていたら

何の、何の、帰宅は11時過ぎだった

病院に約3時間いたけれど、その間に色々な事が・・・

まず、ばばが時間つぶしに病院の本棚にあった

小さな冊子を読んでいたら、ばより若い女の方が近づいてきて

「それ○○の本ですか。」と聞くので

「いいえ」と言って本の表紙を見せたら

「てっきり○○の本と思いました。大きさも同じ位だったので。

ごめんなさい」と言って自分の席に戻っていった。

「○○」とは、ちょっと思想的な言葉だった。

ばばの、その関係の本を薦めようとしたのかな?

ばばは、思想的な本とか、ほとんど読まないけど・・・・

ばばが、又本を読んでいると、今度は80才位の女の方が

ばばの横に来て座った。

座るやいなや、座って居る場所のすぐ後ろに消火器があったので

「地震とかあったら、落っこちるんじゃない。危ないねぇ」と

文句を言い出した。

そして、島の方の悪口を次々ばばに話し始めた。

隣近所の方が、あまりにも私生活に干渉するとか

買い物に行くと言えば「何を買うの?」と聞くし

朝ご飯はパン食だと言えば「パンの他には何を食べるの?」と聞くとか。

とにかく、放っておいてほしいと。

今は大分慣れて、あれやこれや言うのが「挨拶」かな?と

思うようにしたんだって。

ばばも共感できる点もあったけど、ただ頷いて聞いていた。

途中で、診察室の中からばばの名前が呼ばれたので

やっと、おばあちゃんのグチから解放された。

都会育ちという、おばあちゃんにとって、

島の方の日常会話にはついていけないところも多いんだろうね。



診察室での診察はほんの2分ほど。

診察室を出ると、偶然実家の数軒隣に住むお姉さんと会って

お互いビックリ。

診察室のすぐ外だったので、挨拶だけして外へ出た。

会計を済ませていたら、後ろから「ばばちゃ〜〜ん」と呼ぶ声。

そして「ばばちゃんよね」と何回も念を押す。

何処かでお会いしたことはあるけど・・・・・と

頭の中で色々考えていたら、ふっと思い出した。

何と!40年以上前の教え子ちゃんのお母様。

「○△君のお母様ですよね。○△君は今どちらですか?」

等と話は進み、40数年前のばばの下宿の話や

職場の話等など・・・・・楽しかった。

それにしても、40年以上前に、ほんの1年間のお付き合いだったにも関わらず

ばばの声をかけて下さるなんて・・・ありがたいね。

何十年ぶりかで、旧姓で呼ばれ、ビックリしたり、嬉しくなったり。

でも、良かった〜〜

年と共に、記憶力は弱くなるし、どうしよう?と思っているんだけど

1分ほど考えただけで、声をかけて下さった方の顔を思い出し

教え子ちゃんのフルネームが思い出せて。



「ばばちゃん、私誰か分かりますか?」って急に声をかけられて

頭をひねり続けることも、たまにあるから・・・・

「じじに優しくなれる薬」の他に「昔のことがパッと思い出せる薬」も

次から処方して貰おうかなぁ・・・・



病院って、色々な人と出会える場所でもあるんだね。

まぁ、有意義な半日だったよ。

徳之島じじとばばのブログ  主管理者 ibuchanじじ&ばば

Dr.じじに従う

by ばばの日記

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5月6日(水)晴れ

3日前、体調不良になったばばだけど、今日は完全復活!

Dr.じじによれば、「精神的なもの」だってさ。

普段横着者のばばだけど。精神的な苦痛があれば

即、重病人になってしまう。

いかんなぁ。



今回は、夕食にブリの煮物を食べた。

じじが自分の分を先に食べて半分残してあった。

その残した形を見て、

ばばは何故かハブの背中を連想してしまった。

じじが「これは1切れの半分を食べた残りで

何故これがハブに見えるの?」と言ったが

ばばの中では、じじが残した分は

ハブのブツ切り?にしか見えなかった。

(実際、ハブのブツ切りなんて見たこともないのに・・・)

しかし、その日はブリの煮付けがメインおかず。

じじの残した分はなるべく見ないようにして

自分の分の1切れを食べた。

食事の終わった後、何となく気持ち悪い。

口直しにと、小さなクランチチョコを1個食べ

更に自家菜園で収獲したミニトマトを3個位食べた。

そして寝たら・・・

夜中にお腹が捻られているように痛み出し

吐き気もしてきた。

こんな痛みは初めて・・・という位の痛みで

1時半に起きて水を飲み、3時に起きて水を飲み

その後は体の表面がポッポポッポ熱くなって

痛みと熱さで朝までまんじりとも出来ず夜を明かした。



朝食は何とか準備できたのに

昼食は、じじに自分で作って食べてもらった。

退職以来、ばばが家にいながら、

じじの食事の世話をしないなんて、初めてだったかも知れない。

夕方まで起き上がれず・・・・

時間の経過と共に体調は復活したものの

今でも本当の原因は分からない。

じじが「気のせい。ブリの煮付けを

ハブだと思って食べただろう」と言うけれど

じじの残した分がハブに見えただけで・・・・

強くは反論も出来ないけれど。。。。。

何故なら。じじと結婚してすぐの頃、加計呂麻で生活していた。

集落の方が、近くの川で捕れたウナギを持って来てくれたが

その時、周囲の誰かが「ハブだ!」と言ったのがきっかけで

それっきりウナギが食べられなくなった。

給食でウナギが出ても、ご飯だけ食べてしっかりウナギは残していた。

子どもの頃は、自分の田んぼで捕まえたドジョウも

フナもタニシもバッタさえ食べていたのに・・・

ばばは、食べ物の味よりも、見た目とかで好き嫌いをしていると

事故分析をしている。



体調不良の原因を「ブリの見た目のせい」と言われ

血圧が上が105で、下が59だったから

降圧剤を飲まない方が良いよと言われ従ったり

最近は、Dr.じじの言うことを素直に聞いているけれど

良いのかなぁ?



じじは、ばばが体調不良の時は、あまりじじを虐めないので

少しホッとしつつ、食事の準備が大変そうだ。

体調も復活したことだし、

そろそろネタを揃えてじじ攻撃始めようかな?

徳之島じじとばばのブログ  主管理者 ibuchanじじ&ばば

子どもが感謝する日?

by ばばの日記

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5月5日(火)晴れ

今日、徳之島町では「黒糖祭」があった。

会場はプリンスビーチ横の広場。

じじとばばは、これまで、一度も参加したことがないので

「元気が出たら行ってみようか?」と

じじが朝食時言ったけど、「駐車場もないだろうし

あまり大勢の人の中には、まだ行きたくない」と断った。

夕方、スーパーの近くに居たら、知人のOさんが

「黒糖祭行って来たよ。凄い人数だった」と言った。

「内容は良かったですか?」と聞くと

「あまりに車が多かったから・・・」と言葉を濁した。

一度は行ってみたいけど・・・・・

ばばも駐車場のことが一番気になる。

例年、黒糖祭は天気に恵まれないことも多かったが

今年は朝から良い天気で、本当に良かった!



夕方、6時過ぎに娘から電話があった。

「子どもの日だから電話したよ〜。いつも、ありがとう〜〜」って。

「子どもの日」って、「親が子どもの、健やかな成長を祈る日」

って思っていたけど、数十年前、あるお母さんが

「子どもの日ってね、子どもが親に対して産んでくれて有り難う、

育ててくれて有り難うって感謝する日でもあるのよ」と

話してくれたことがあり

「へぇ〜〜」とびっくりし、妙に納得した。

そのことを、我が家で娘達に話したのかな?

娘から電話があって、びっくりしたけど、嬉しかった。

こちらから電話しようかな?と思っていた矢先だったし

娘に先を越されたけれど・・・・・・・

子ども達が元気に日々過ごせていることに

親としても感謝したい。



ばばが子どもだった頃・・・・・

「子どもの日」って、何か特別なことがあったかなぁ?と考えてみる。

今のように、立派な鯉のぼりなど、どの家にも立ってはいなかった。

派手な飾りはなかったけど、もしかして?各家庭の軒下に

ショウブの葉っぱを数本挿していたような気がする。

ショウブの葉を挿すのは「魔除け」って聞いたことがある。

又、5月5日にはどの家でも「カハムッチ」を作っていた。

カハと言うのは「葉っぱ」の事で、お餅の生地を包んだり

又は蒸し器の下に葉っぱを敷いて、

その上に餅生地を乗せて蒸していた。

「ムッチ」は「お餅」のこと。



お餅の生地を包む葉っぱは、「サネン花の葉っぱ」で

その葉っぱを、方言で「ムチガハ」と言い、

庭や畑の隅などに植えてある家も多かった。

「カハムッチ」の作り方は、黒糖と餅粉と水を混ぜて生地を作り

適当な大きさに形を整え、

長方形に切ったサネン花の葉っぱに包んで蒸し上げる。

ばばの家では、直径1メートル位ありそうな大鍋で蒸していたなぁ。

勿論、燃料は薪。

ばばも、お餅が蒸し上がるまで、竈の前で火を燃やすのを手伝っていた。

頃合いを見て、母が鍋の蓋を取って、餅の蒸し具合を確かめ

「OK」となれば、お餅を鍋から出して平たいザルに入れて冷やした。

熱々のお餅をハフハフ言いながら食べたこともある。

お餅はね、サネン花の葉の香りがするよ。

あぁ〜書いていても、懐かしいなぁ・・・・・

「母の味・カハムッチ」。



ばば母は「カハムッチ」の他にも「「フチムッチ(よもぎ餅)」

「アンバムッチ(油餅)」、「ソーダムッチ(ふくれ菓子)」

「サタムッチ(黒糖餅)、「チキムッチ(普通の白餅)」

「チームッチ(豚の血を使ったお餅)」等、

季節、季節に作ってくれた。

書きながら「お餅だけでも、

こんなにたくさん作ってくれていたんだ」とびっくりする。

しかし、今考えてもゾッとするのは「チームッチ」を

平気で食べていたこと。

我が家だけが作っていたのか?は分からないが

今だったら、絶対「ノーサンキュー」!

それにしても、ばば母は、たくさんの「母の味」を

ばばの記憶にも、口にも残してくれた。



しかし、ばばは、どうだろう?

これが「母の味」というのを

娘達の記憶に残してあげられるだろうか?

徳之島じじとばばのブログ  主管理者 ibuchanじじ&ばば

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