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<< ばばの日記 - 生き物のことの記事
11/09(月) 15:02
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10/17(土) 18:31
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08/26(水) 14:39
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07/21(火) 12:00
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「ゴキブリ」は「都会の虫」か?

by ばばの日記

11月19日(木)晴れ

「ゴキブリのこと、ばばの実家集落では方言で何と言う?」

じじが突然尋ねたのでばばは「アンバムシ」と即答!

「ヤマトゥムシって言わないの?」と言う。

じじがそう言うと、ばばも「ヤマトゥムシ」って言ってたような気がしてきた。

自信がないので夕方の散歩の時姉に

「ねぇ、ゴキブリのこと方言で何て言っていたっけ?」と聞くと

「ヤマトゥムシかな?」って。。。。。

そうか・・・ゴキブリはヤマトゥムシって言っていたんだ〜。

最近、方言をだんだん忘れてきている自分に気付いて愕然とすることがある。

「島口先生」を自負していたのに。


さっきのゴキブリの話・・・・

なぜ、ヤマトゥムシなのだろう?

ムシはもちろん虫だと思うが、「ヤマトゥ」とは鹿児島とか大阪とか東京とか・・・・

島から船に乗っていく所=都会だと子供の頃思っていた。

都会から来た人を「ヤマトゥンチュ」て言っていたし。。。。

チュは「人」という意味だから「都会の人=ヤマトゥンチュ」だった。

じゃ、ゴキブリは?なぜ「ヤマトゥムシ」なのだろう???

「ヤマトゥンチュ」と同じように訳せば「都会虫」となる。

ゴキブリが都会的にあか抜けているとも思えないし・・・

「都会にいる虫」でもなかろうし・・・だって、昔から島にもゴキブリはいたもの。。。

考えても考えても分からないが、

じじが先日「サツマゴキブリ」なるゴキブリを撮った。

名前から言えば、鹿児島原産?のゴキブリ???


生き物のこと、植物のこと、分からないことだらけ。

じじが調べて教えてくれても

教えてもらったそばから忘れていく。


今日は夕方の散歩帰りに

「ヘゴ」の葉柄に止まっているアオガエルをばばが見つけた。

じじが以前アップした蛙と同じかと思いきや違っているんだって。

今日はカナヘビやナナフシやアオガエル等

珍しい生き物をいくつも見つけたのに光量不足やじじのカメラの機能不足?で

どれもうまく撮れていなかったって。

残念!

明日も同じ生き物が同じ場所で見つかるとは限らないものね。

一期一会。

だから、生き物との出会いも大切にしていかなくては・・・

徳之島じじとばばのブログ  主管理者 ibuchanじじ&ばば

朝からバトル

by ばばの日記

11月9日(月)晴れ後曇り

月曜日。

ゴミ出しの日。

(ゴミを出したついでに玄関先の植物の世話をしましょ)と

植物を植えた鉢や発泡スチロールを引っ張り出しては

除草したり溜まった砂を掃き集めたりしていた。

ハンダマ・生姜・ネギを植えた発泡スチロールを引き出したとたん!!!

ぅお〜〜〜っ!!!

ばばは卒倒しそうになった。

なんと!引き出した発泡スチロールで押さえられていた部分と

奥に置いた細い発泡スチロールの縁に黒く蠢く物が〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


これまでも何回もばばをびっくりさせ、時には姉にサッカーボールのごとく

思いっきり蹴られ、時にはばばにゴルフボールよろしくホーキで思いっきりスイングされ

ある時は、てんこ盛りの塩で覆い尽くされ、


又、ある時は殺虫剤を吹き付けられ・・・・・・・・

それでも尚かつばばの家が良いというのか!黒ナメクジ!!!!



ばばの目前で蠢く黒い生き物のかず大小合わせて十数匹。

わぁ〜〜どうしよう〜〜。


まずは退治、退治!!とばかりに

アリキンチョールと、秒殺ゴキジェットを取ってきて吹きかけた。

しかし、風がばばの方に吹いてくるので殺虫剤はばばの方に!!!

危ない、危ない。


全然効き目が無く、奴らは帰って元気に動き出した。

逃がしてなるものか〜〜

今度は台所で塩の袋と大さじを持ってきた。

そして、奴らを覆い隠すほどの塩の量をてんこ盛りにした。

しかし、彼等も必死で(こんなに速く動けるものか)と思えるスピードで

一番大将らしきものが塩の山を振り払って走り出した。

焦ってしまったのはばばだ。

他のプランターの下に潜り込まれでもしたら大変だ。

今度は、大きめのレジ袋とちり取りとホーキを取ってきた。

レジ袋を大きく開け、ちり取りで塩ごと奴らを掬いレジ袋の中へポポイッ!

気持ち悪〜〜い。


過日は両親宅のブロック塀の縁に寄り集まっていたアフリカマイマイ10数匹を

火挟みでつまんでレジ袋に入れた悪夢が蘇った。


レジ袋に入れた黒ナメクジ、どうしたと思う?

一旦出していたゴミ袋の所へ持って行って口を結んだレジ袋ごとポイッ!!!


何だか大仕事をやってのけたようで、「やればできるじゃん、ばば」と

自分で自分をほめたよ。

もし、じじに頼んでいたら、じじはどんな対処をしてくれただろう??

本当は細長い生き物全般大嫌いなばばだけど、

いざとなれば、出来るんだ〜〜。


でもね、野菜に付いた青虫などはどうしようもないばばなんだ〜。

青虫が付いていると言うことは無農薬か低農薬で良い野菜だと思うけど

虫の姿を見てしまうともうダメ!!!


小さい頃は芋虫やお蚕さんも平気だったのに〜〜〜。

今はガラスにへばりついているカタツムリの腹部を見ているだけで

気持ち悪くなる。



先日、散歩途中見つけたカタツムリを

「徳之島ヤマカタ」か?はたまた「新種か?」調べるんだと

葉っぱに止まらせたまま持ち帰ることに。

じじは、ばばに「持ってくれる?」って言ったけど、即「ノー」。

すると、じじったらばば姉に手渡したの。

姉に申し訳ない!!

ばばはウエストポーチに入れていたビニル袋を出して

葉っぱごと袋に入れてもらって、持って歩くことに。

でも、すぐじじが「自分で持つ」とビニル袋の持ち手を

ウエストポーチのベルトに通して腰に巻いた。



そして、家に帰りじじはカタツムリをペットボトルに入れて玄関で飼い始めた。

ばばは、カタツムリが這い出してこないかハラハラだ。


部屋の外にナメクジ、室内にカタツムリ・・・・いやだなぁ〜〜。

今朝の退治でナメクジは全滅しただろうか?

いや、いや、奴らはプランターや土の中に無数の卵を生んでいるかも知れない。

まだまだ油断は出来ない。

徳之島じじとばばのブログ  主管理者 ibuchanじじ&ばば

がんばれ!飛べ!

by ばばの日記

10月17日(土)曇り後晴れ

昨日の続き・・・・・・・・・・・・・

高さ、6,70メートルはあろうかという絶壁の真ん中から少ししたあたりに

なにやら茶色の固まり発見!

ばばが肉眼で見る限り、木の根っこ?もしくはキジバトがとまっているようにも見えた。

じじはすぐにカメラのズームを目一杯聞かせて確認。

「頭に赤い帽子をかぶっている!珍しい鳥だ!」と言うや

崖下に並べられたドラム缶の後ろへ走っていった。

ばばも「珍しい鳥!」の一言で一気に好奇心の炎が燃え上がった。

興奮した中でも、ばばは考えた。

じじの撮影位置は、崖下から真上を見上げる形でしか撮影できない。

それよりは、少し引き返してがけの上にある畑脇から取った方が良さそうだ・・・と。

そこで、ばばは走って引き返した。

その道は、以前ばばが時季外れ格安のタンカン(実はほぼ全部の中身はスカスカだった)を買い

姉と二人、何か悪いことでもしているかのように

10キロ近くもある袋を上着などで覆い隠して息を切らしながら坂道を上がり我が家へ運んだ道だ。


坂の傾斜は45度くらいか?いや、それよりきついかな?

でも、「珍鳥」と聞いたからには「何だ坂、こんな坂」ってことで

夢中で駆け上ったよ。

もし、ばばが畑に着くまでに飛び去りでもしたら、ばばの苦労は水の泡だ。

もし、畑の脇から鳥がはっきり見えたら、崖の下にいるじじに合図を送って

上がってきてもらおう・・・・・・

ばば、急げ!!!!

ばばがもうすぐ畑に着くという時、道ばたには下校途中の3名の男子中学生が

何か食べながら大声で話していた。。。。

3名のうち、一人はピアスらしきものもしている。

もし、この子たちが珍鳥を発見して、大声を上げるか石ころでも投げたら・・・・・と考えたばば、

機先を制して「あのがけの上にいる鳥の写真を撮るから・・・急いでいるの」と。。。。

すると、3名の中学生は一斉にばばが見ている鳥の方へ目を向けたが声を潜めてくれた。


畑に着いたばば、アメリカセンダングサの種子が付くのも何のその。

畑の脇を通って、崖のすぐ横まで行き、崖を上った。

が・・・・・・・・・じじが撮影している6,70メートル下を見たとたん

ばばは目眩がしそうになり、足がガクガクしてきた。

ばばの立っているところの幅は1メートルもなく、そのまま絶壁になっているのだ。

それでもなんとか踏みとどまり、「ここの方が良いよ〜〜〜」と

じじにゼスチャーで合図。

じじも急いで一脚を閉じて、引き返すコースへ走り出した。

じじが来るまで、どうぞ、飛び立たないで〜〜〜。

じじが早く来てくれることを祈りながら鳥の方を見た。

ばばが見ても何の鳥かさっぱり分からず、キジバトにしか思えなかった。





・・・・・・・・・・・待つこと数分。

やっとじじの姿が見えた。

息を切らして駆け上がってきたじじ「あれはサシバだよ」と言う。

「え〜〜っ、あんな色してた???それにちょっと小さいんじゃない?」と思ったが

「じゃ、雛?」と聞いた。

「雛ではないけど若鳥だろう」とじじ。

じじは、ばばの立っていた場所よりもっと先へ行きカメラを構えた。

見ているだけでドキドキする。

もし、低血糖でも起こしふらついたら、真っ逆さまに6,70メートルの絶壁を落ちてしまう。

じじを見ているだけでばばの足はジンジンしてきた。

早く引き返してきて欲しい、でも、良い写真も撮って欲しい。

相反することを考えながらじじを見守り、鳥を見ていた。

すると・・・・鳥が動いた!

飛ぶのかと思いきや、90度の絶壁を羽を広げて羽ばたかせ

体全体でいざるように上の方へ30センチほど進んだ。

進んだところで、しっかりした足場や、デコボコもない。

どうしてあんな所に留まれるのか不思議なくらいの場所に鳥はとまった。

数分休んでは、又同じ動作を繰り返す。

何回か見ているうちに、ばばは鳥の左羽が異様な動きをするのに気付いた。

羽ばたいた後、右の羽はきれいに収納されるのだが、左羽は開いたままのような形で

しばらく立ってから収まる。

きっと、羽を汚しているのだろう・・・・と思うと

ばばは必至に絶壁を上がる鳥が愛おしくなって「がんばれ!、がんばれ!」と

心の中で声援を送り続けた。

いざり上ること十数回、鳥はやっと崖の頂上草むらにたどり着いた。

ばばは思わず拍手をしてしまった。

じじの撮影は続いている。

「飛べるだろうか?」

「もしかして、親鳥が連れに来るのだろうか?

もし来たとして、あれだけの大きい鳥、どのようにして安全な場所へ移すのだろう・・・」

ばばはいろいろなことを考えていた。

辺りはすっかり薄暗くなっていた。



「帰ろう!」とじじの声がした。

崖のてっぺんに静止して動かない鳥に心を残しながらも

どうして上げることも出来ない自分が歯がゆかったが仕方がない。

鳥たちが大自然に生きる厳しさを考えながら歩き始めた。



あの鳥はどうして怪我をしたのだろう?

仲間にやられたのか?カラスにやられたのか?

それとも、自分で木の枝とかにぶつかったのか?

この後、うまく生き延びることが出来るのだろうか?

いや、今晩一晩を無事過ごせるのだろうか?

あの翼は自然治癒するのだろうか?


生きるために、きっと全身全霊を注ぎ、ありったけの力を振り絞って

約40メートルくらいの絶壁を登り切った一羽の鳥。

ばばは、なぜか神聖なものを見たようで厳粛な気持ちになった。


帰宅後、じじが撮った映像を見るとばばの肉眼でははっきり分からなかったが

模様などから見ても、あの鳥はやはり「サシバ」の若鳥だった。

サシバ・・・最近、夕空を優雅に舞っている姿を何回も見かけた。

今日の若鳥も悠々と空を舞って欲しい・・・・・・・・

徳之島じじとばばのブログ  主管理者 ibuchanじじ&ばば

ハブ用心棒

by ばばの日記

8月26日(水)晴れ

これは今月15日、送り盆で仏様を実家の墓へ送っていった時

墓の近くにあるお宅の門で珍しい物を見かけた。

「ハブ用心」と書いてある。













書かれている言葉の通り、もし、ハブと出会った時

この棒でハブと格闘?捕獲するのだ。

ばばが子どもの頃は集落のあちこちに・・・

家の門や石垣にこういう棒が立てられているのは、ごく普通だった。

この棒が活躍した事も度々だった。

しかし、年々この棒を見かける事は少なくなったし、

ハブを生活圏内で見かける事も少なくなっていただけに

今年、この棒を見た時はびっくりすると共に何だか懐かしい物に出会った気がした。


そう言えば・・・・・・・・・・加計呂麻では

中学生達が太い竹を切って来て、集落の家々の門等に立てていたっけ。。。



ハブと言えば、子どもの頃はイヤとなるほどその怖さを叩き込まれた。

ばばの家は集落のはずれで、家の左側も裏も畑という環境。

その上、庭にはハブの住処の代表、大ガジュマルがあり・・・

いつハブが出てもおかしくない環境だった。

父は、ハブ予防に硫黄を家の周囲に撒いたり焚いたりしていた。

ハブは硫黄の匂いを嫌うと言われていたが、本当だろうか?

それでも、年に何回かガジュマルの根っこや枝の近くでハブを捕らえる事があった。

茅葺き家の多かった時代、風呂やトイレも外にあり

天井?近くにハブが座って?いることもあったらしい。

ひどい時は、押入にしまってあったお皿の中にハブがとぐろを巻いていた時もあったとか。

身の回りでもハブの被害に遭う人もいた。


しかし、生活様式の変遷と共にハブの住む環境は大分変わったようだ。


それでも、新しく奄美へ赴任した警官にはハブの捕獲法の講習があると聞いた事がある。

学校現場でも子どもたちへハブの怖さを教えるために

夏休み前などに保健所の方?が、実際にハブを使って

ハブの口をカァ〜〜と開き、毒を吐き出させたり、その毒の怖さについて教えたり、

ハブの住みやすい場所を教えたりする授業があった。


もう何十年前になるだろうか?

ハブ撲滅対策の一環として、ハブの天敵と言うキャッチフレーズのもと、

多数のマングースを山に放った。

ハブセンターでは、ハブとマングースを闘わて見せるショーなどもあった。

でも、(あれは、わざと弱らせたハブとマングースを闘わせているんだよ。

必ずマングースが活用に仕組まれているんだよ)という声もチラホラ聞いてはいた。


近年になって、実はマングースはハブの天敵ではなく

天然記念物のアマミノクロウサギなどを襲って食べ、異常繁殖し

奄美の生態系さえ変えつつあるとか・・・・

そして、今年は何と!いるはずのない鹿児島本土でマングースが発見されたとも。


そこで、今度はマングース捕獲作戦に多額の資金を投入しているとか・・・・・

一体どうなっているのやら・・・


ばばが大分前聞いた話では、昔、大爆発か何かがあって

たくさんの島々が海底に一回沈んだが

その時高い山のあった奄美市や徳之島にはハブが生き残ったり

高い山のない喜界島などは島全体が海底に沈んだのでハブも全滅したと聞いた事がある。


今でも、鹿児島から徳之島へ転勤してくる人の中には

徳之島はそんじょそこらにハブがウジャウジャいるような印象を持ってくる人が多いらしい。

しかし、任務期間の3〜4年間で実際にハブを見た人って何人いるだろう???


ばばも、ここ何十年か我が目で生きたハブを見た事はないが

やはり、ハブは怖い。

特に夕方の散歩時、じじと二人鳥や小動物の撮影のため

草むらに入る事がある。

夢中になると、ついついハブの事を忘れてしまい、ハッと我に返る。




現在でも島の山々などには千〜万単位のハブがいると思う。

もしかしたら、人口よりハブが多いって事も有り?かな??


ハブを全部駆除する事は不可能だろうとばばは思う。

だから、普段から自分で気をつけて生活するしかない。

草藪にむやみに入ったり、手を入れたりしない、草深い畑や山に入る時は

棒などで草藪を叩きながら入ったり、長靴を履いたりという自己防衛も必要かな?。

じじも、毎夕の散歩には写真撮影時に使う一脚を必ず持つ。

なるべくなら遭遇したくないハブ。

上手く棲み分け出来れば良いんだけど・・・・

徳之島じじとばばのブログ  主管理者 ibuchanじじ&ばば

お願い!アカショウビン!!

by ばばの日記

7月21日(火)晴れ

日食観察にいらしたSさんと一緒に、昨日は島を北回りで半周。

今日は、南回りで半周し、Sさんは奄美市へ飛ぶ。



昨夕、じじ&ばばのいつもの散歩コースでアカショウビンの「影」だけ見たSさんに

何とか全体像を見て欲しい・・・

Sさんの希望もあり、じじとSさんは今朝6時に昨日のコースへ出発。



早く帰れば、すぐにアカショウビンに遭遇できたということ、

もし、遅ければアカショウビンが現れるのをじっと待っているのだろう・・・と

ばばは判断し、家で待っていた。

ところが・・・・・・・・・・・・・

出発から3時間経っても帰らない。

ばばはだんだん心配になってきた。

(もしや、じじかSさんが体調が悪くなったのでは?)

車で出かけたので、事故???

悪い事ばかり考えてしまうばば。

3時間連絡がないという事は絶対何かあったはず・・・とじじへ電話。

しかし、留守電。

3回かけたが繋がらない。これは、いよいよただ事ではない。

さんざん迷ったあげくSさんへ電話すると・・・・出た!

しかし、すっかりパニくっていたばばは「今どちらですか?」と。

今、どちらですかも何も、初めて徳之島の地を踏んだ方にかける言葉ではないよね。

Sさんは気を利かせ、すぐじじに代わってくれた。

ばばが予想していた散歩コースからは遙か離れた総合グラウンドにいるという。

とにかく二人が無事でばばは全身の力が抜けた。

待つ事しばし。

じじは帰ってきた。

しかし、ばばがつい今しがた頼んだ買い物をしてきてない。

全く、モウ〜〜(ばばは牛になってしモウ〜〜たがなあ)。

今朝もアカショウビンは二人の前に姿は見せたがカメラで捉える事は出来なかったと・・

でも、別の地点で鳴き声だけはしっかり収めてきたという。(喜んで良いのかな?)


10時ちょっと過ぎにSさんを迎えに行き、伊仙回りの全島半周に出発。

見るものといっても海岸だけ・・・・。

まず喜念浜へ寄り、次に犬田布岬へ。

戦艦大和の慰霊碑を見て、目指すは犬のじょう蓋。

少し近道をしようと、じじが道案内すると言う。

しかし走れど走れど、県道に出ない。

「急がば回れ」の諺通りに通り慣れた道を走るべきだったかな?と反省。

途中、じじが運転を代わ、それでも進んだり、戻ったりしつつ何とか県道へ出た。

その後は、何だか気疲れしてしまって空港近くの公園に行き、鳥でもいないか見る事に。


ばば達より先に中学生くらいの男の子が二人、

大きなデイゴの木やセンダンの木のある場所に立っていた。

その横を通ると、けたたましい音がしてビックリ!!

その音は、無数の蝉の鳴き声だったが、ばばはこんな大きな蝉の声を聞いた事がない。

Sさんとじじは写真を撮ったりして、その後、しばし休憩。

空港へ出発しようとすると、10羽くらいの見た事もない鳥が蝉の大群のいる木に留まった。

でも、気ぜわしげで、うまく写真には写せなかったようだ。


飛行機の到着時刻が近づいたので心を残しながら、空港へ。

Sさんがチェックイン手続きをする間にじじ&ばばの前に今日も偶然に友人が。。。。。

この友人Fさんはプロ級のカメラマンだ。

雑談の中で、Fさんは、この数日間で、

夜、たくさんのアカショウビンや他の珍しい生き物と出会った事や

現在、自宅でリュウキュウコノハズクを保護している事など話してくれた。

ばばが写真撮影させていただけないかお願いすると快諾。


今日、奄美市へ飛ぶSさんも明後日は午前中に帰島出来る予定。

次の便に乗り継ぐまで約3時間余裕があるので

その時間にFさん宅にお邪魔させていただく事にした。

そう、こうしているうちに、Sさんの搭乗時刻が迫りSさんは搭乗口へ。


じじとばばは、Fさんと出会えた幸運を喜びつつ、

もう一度さっきの公園へ。

さっき、見た事のない鳥の大群が留まった木を見ているじじとばばの目前を

アカショウビンがサッと横切った。

まさか!!!こんな真っ昼間に・・・・

じじとばばは必死にアカショウビンの姿を捜したが

何処に留まったのか、再び姿を見せてはくれなかった。


「願えば叶う!!」で何度か幸運を掴んだが

明後日、アカショウビンがカメラに収められると良いな。

Sさんに「3度目の正直」の幸運がもたらされますように・・・・

声だけ・・・と、サッと飛び去る影しかSさんに見せてくれないアカショウビン。

もう、Sさんは東京へ帰っちゃうのよ。

次はいつ徳之島を訪れるか分からないのよ。



お願い!アカショウビン、はっきりと姿を見せて・・・・

そして、Sさんの願いを叶えてあげて!!!!

徳之島じじとばばのブログ  主管理者 ibuchanじじ&ばば

姿を見せてアカショウビン〜〜〜

by ばばの日記

7月20日(月)晴れ

今世紀最大の天体ショー「皆既日食」が、後3日後に迫った。

奄美の島々は大フィーバーのようだ。

島によっては宿泊施設は満杯でレンターカーなどもほぼ予約済みとか。

後は天気に恵まれますように・・・と祈るばかりだ。


今日は、東京から徳之島経由で奄美市笠利町に渡り、

日食観察後、又徳之島へ戻り、鹿児島経由で東京へ戻られるという方が

徳之島へいらっしゃった。お名前はSさん、もちろん徳之島は初めてだ。

じじ&ばばは空港でSさんを迎え、

島を北回りで主な観光地といわれる海岸線を中心に回って

自宅に帰る計画を数日前から考えていた。

飛行機は定刻に到着。

Sさんとお会いするのは初めてだが、すぐに分かった。

Sさんはにこやかに到着ロビーへ出てこられた。

お昼前で、お腹もすいておられると思ったが、

徳之島らしい食事が出来る所が良いかな?と言う事で

「金見荘」という民宿で昼食にしようと決め、

すぐに、最初の目的地ムシロ瀬に出発。

20分くらいで到着。

海岸の奇岩にSさんも喜んで下さった。

たまたまというか・・・ばばはここで知り合いの方と遭遇。

その方が金見荘の方で、昼食をお願いしたいと話すと快諾して下さった。

ムシロ瀬で写真を写したりして金見荘へ直行。

名物「伊勢エビの味噌汁定食」をいただいた。

味噌汁は勿論、煮物、香の物、フルーツ・・全部美味しかった。

食べながら(娘たちにも食べさせてあげたいなあ)と思った。


昼食後はプリンスビーチへ。

ここでは「アマミコゲラ」を発見。

「アカショウビン」の鳴き声も聞いた。

動植物に興味を持ち撮影もされているSさん。

何とかアカショウビンの居場所を見つけようと頑張ったが

「声はすれど、姿は見えず」残念!

諦めて、帰る道すがらあちこちで海の写真を写した。

神嶺浜に寄り、珊瑚の上に座って海を眺めながら、しばらく雑談。

その後、一路亀津へ向かった。

亀津到着は5時20分頃。

Sさんはホテルへチェックイン。

その後,一息つく間もなく、

じじとばばが毎日あるいている散歩コースを一緒に歩いて

アカヒゲやアカショウビンと遭遇できないかと・・・・

しかし、アカヒゲは現れず、アカショウビンの声も聞こえない。

せっかく、東京からいらして下さっているのに・・・・・

現れてくれ〜〜〜鳴いてくれ〜〜。

願いむなしく・・・・空振り。

Sさんに申し訳ない気持がいっぱいだったが、もしかしたら川沿いで

鳥たちと遭遇できるかも知れないと発奮。

・・・・・現れた!!!

何とサンコウチョウという、珍しい鳥が。

それも1羽ではなく、二羽、三羽と目の前5〜10メートルくらいの木に留まったり

飛び交ったりしている。

Sさんとじじは一生懸命撮影。

時間がちょっと遅く、画像ははっきりしないのかな???と思ったが

Sさんのカメラと腕は確か!!!素晴らしい写真が撮れていた。

興奮しながら(もしや、アカショウビンもいるのでは?)と

川の中の木を注意しながら歩いていると??????????

飛んだ!!アカショウビンだ!!!

一週間ほど前に見た同じ木にアカショウビンが留まっていたのだ。

じじとばばは飛ぶのを見たが、

一番見せたかったSさんに見ていただけず残念でたまらなかった。

「夕方がダメなら、明朝があるさ。」

明日はお昼の飛行機で奄美へ飛ばなければならないSさんだが、

何としてでも、アカショウビンを見せてあげたい。

出来る事なら、写真の収めていただきたい。

アカショウビン〜〜〜出てきて〜〜〜

徳之島じじとばばのブログ  主管理者 ibuchanじじ&ばば

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