by ばばの日記
徳之島じじとばばのブログ
10月20日(木)曇り
東京に行っていた、ある数日間だけ、ばばも
「スマホ」なる物を使ってみた。
その時、ラインで数人とやりとりをした。
「期間限定」の「スマホいじり」だと断言したが
帰って来てからも、じじが「これは、ばばのだから」と
しつこく、タブレットをばばの枕元に置いた。
「使うもんですか!」と思っていたが、
たまたま甥のH君が、初外国旅行に行く事になり
娘達がラインでやりとりしているのを、偶然見て
ばばも、同じグループに入っているので2回だけ書き込んでみた。
ガラケーなら、文字入力も大分慣れているが
スマホの文字入力なんて、まだまだ、ばばには出来ない。
数行入力するのに、間違えては消し、消しては入力し・・・の繰り返し。
でも、「身内同士のやりとりだから、少しくらい間違えたっていいや」
って、開き直ってみた。
でも、やはり、ばばにスマホは無理でござんす!
しか〜し〜、「じじ〜、次、携帯買う時は
ばばもスマホ買おうかな?」なぁって、心の隅っこに
ちょっぴりだけある願望を口にしてみた。
その理由はね・・・・
最近、ばばは、午前中の事が多いけど
「農村小唄」という唄が、何故か口をついて出てくる。
ばばの美声を聞かせましょう〜っと、朝食準備の時も
夕食準備の時も、何故か口ずさんでしまう。
「農村小唄」って・・・
このブログを読んで下さる方でも、99%の方は知らないと思うけど・・・
数日前の朝、じじが「徳之島小唄」の一節の歌詞、
「芭蕉木陰にが正しいのかなぁ?
芭蕉葉陰が正しいのかなぁ」と聞くので
「芭蕉だから木陰じゃなくて、葉陰だと思うなぁ」と答えた。
その後、じじに「そうだ!じじ、じじのスマホって
音声で聞いた事に答えてくれるんだよね。じゃぁ、聞いてみたら?」と言った。
じじは、すぐにスマホを取ってきて「農村小唄」と言うと
すぐ、画面に作詞者や作曲家の名前が出て、ついでに歌っているのも
聞く事が出来て、「芭蕉葉陰に一切節を・・・」と歌った。
やったね!
続けて「じゃぁ、農村小唄って聞いてみて」とじじにお願いすると
じじがスマホに向かって「農村小唄」と言った。
すぐに作詞者・作曲家の名前に続き曲も・・・・
わぁ〜、何十年ぶりだろう?
この「農村小唄」って、ばばが幼稚園生かそれ以前に聞いたと思うが
ゆったりした農村風景が目に浮かぶような曲調と歌詞。
懐かしくて、嬉しくて、それからずっと歌い続けている。
歌い出しが「トウゲの かるしゃ〜よ」で始まるが
トウゲとは「鍬」の事。
なぜ、トウゲが軽いかというと「好きな人と一緒に畑を耕しているから」。
「アラジバテ」という歌詞もあり、これは「荒地畑」のこと。
カップルで荒地畑を耕せば、重労働でも楽しいんだなぁ・・とか
想像しながら、歌詞をかみしめながら歌い続けるばば。
ついでに、2番も3番も歌うと、じじが「いい加減な歌詞で歌うなよ」って・・・
そう言えば・・ばばが子供だった頃、集落の集会場で
姉たちが絣の着物を着て、この曲で踊っていたような・・・・
それにしても、スマホのおかげで懐かしい曲の歌詞も
瞬時に分かり・・・ありがたいなぁ。
じじに「ゆううつって言ってみて」と言って、言って貰うと
瞬時に「憂鬱」という漢字が出てその意味も出た。
いちいち入力せずとも、音声に答えてくれるなんて・・・
凄いとしか言い様がない。
そうそう、スマホに話しかけて歌って貰う・・・と言えば
数年前、三女さんがスマホにある歌を歌ってとリクエストし
何回も何回もしつこく繰り返したら、ついに器械も怒っちゃったのか?
「私の歌は聴くに堪えませんで、もう歌えません・・・」と
器械が言うので、可笑しくて、可笑しくて
姉とばばはその時の事を思い出しては、未だに笑っている。
ちょっぴり拗ねてしまう事もあるんだね。
でも、それは、それで可愛いね。
ばば、次はスマホ買う?
うぅ〜〜〜〜んんんんんんん・・・分かりません!
徳之島じじとばばのブログ 主管理者 ibuchanじじ&ばば