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ばばの日記 - 2009年12月の記事 >>
12/23(水) 15:02
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12/22(火) 18:06
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12/21(月) 22:48
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12/19(土) 15:18
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>>ばばの日記の記事一覧

「二度あることは・・・・」もう勘弁!!!

by ばばの日記

「二度あることは・・・・」もう勘弁!!! 

12月24日(木)晴れ

昨日に引き続き穏やか〜〜〜な天気で良い気持ち!


今は心中も穏やかなばばだが一昨日の夜中は

心臓バクバク血圧も一気に上がりそうな「事件!」があった。

又じじがらみなのだが・・・・・

ことの発端はこうだ。

昨日、今日は穏やかな天気だが一昨日は日中も寒かった。

夜になるとグンと冷え込みも厳しくなった。

11時前、ばばはシャワーで暖まり布団に入った。

ばばより少し遅れてじじはお風呂に。

普段からじじの入る風呂にばばは入れないくらい熱風呂好きなじじは

お風呂を焚き直し、ぐんぐん温度を上げた。

じっくり体を温め一気に眠りにつこうと、熱いお風呂の中で

けっこう長い時間じぃっと我慢したそうだ。

20分近く経った頃だったかじじが風呂から上がる気配がした。

しかし、しばらく経っても声も聞こえず・・・・・

不安になったばば。

その直後、ドンッという音!

ハッとして「じじ!じじ!」と呼びながら起き出した。

そしてばばが目にした光景・・・・・

食台の椅子の後ろにうつぶせに倒れているじじの姿。

3ヶ月前の悪夢が蘇ったばば。

まず、じじの名前を呼び、意識があることを確認!

じじが、自力でなんとか起きあがり壁に背をもたせるような姿勢になった時

じじが眉間近くにぶつけたような小さな傷発見。

しかし、血が流れるほどではない。熱はない。

「じじ!!!大丈夫?!じじ!!!大丈夫?!」と声をかけつつ

「救急車呼ぶから!」と言うと、じじは「待て!大丈夫」と言う。

しかし、じじの顔色は真っ青で脂汗をかいている。

慌てて脈を取ろうとするが慌てているせいかなかなか確認できない。

電話機へ走り119!!!・・・と思いきや

「はい、海上保安庁・・・・・」との応答。

しまった!!!

「すみません、救急と間違えました」と切って確実に「119」。

「どうしました?」「住所は?」「あなたのお名前は?」

等と矢継ぎ早に聞かれ答えると「分かりました。すぐ行きます!」と言う返事。

ホッとして、じじの所へ戻り声をかけ続けた。

待つこと数分。

遠くに救急車の音が・・・・・そして聞こえなくなった。

階段を駆け下りるとありがたいことに

ばばの自宅のずうっと手前でサイレンの音を消してばばの家に横付けしてくれた。

3ヶ月前に来てくれた隊員さんもいたが、

他の隊員さんがばばに「じじの生年月日」とか「倒れたときの状況」など

細々聞くので、ばばは(何より早くじじを病院へ運んで欲しいのに)と思いながら

聞かれることに答えた。

3ヶ月前と同じように3名の隊員が担架でじじを階段から運びおろし

救急車に乗せて病院へまっしぐら。

ばばは、自家用車で後を追う。

前回、じじのスリッパを持たずに行ったので

帰りにじじが裸足で車に乗ったのを思い出し

じじのスリッパと自分のバッグだけ持って・・・・

病院の玄関から救急室へ走るとじじはベッドに移され血圧を測ったりして

すぐ点滴が始まった。

血圧が普段と比べ異常に低く、上が90、したが60台。

体は冷えている。

肺の酸素濃度を測ったり、脈拍を計ったりする器械の数字が刻々変わる。

上の方の数字が90前後で下はずぅと60台。

ばばは、これがじじの血圧だと思い込み心配していたが

看護師さんの説明を受けてなんとか安心。

血圧計で改めて血圧を測っても上の血圧が100もない。

おまけに、器機の上の数字が消えて赤ランプがついたので

ばばはじじの上の血圧が消えたと大パニック。

看護師さんに伝えると

「指にはめたサックがちゃんと嵌っていますか?

上の方の数字は酸素濃度なので心配いりませんよ」と・・・・

看護師さんやお医者さんの一言一句がいちいち気になる。

病院に入ったのが11時30分過ぎ。

しかし、12時を回ってもなかなかじじの血圧は上がらない。

CTを撮ったり血液を採ったり死ながらも点滴は続く。

時計の針は12時を回った。

点滴液も全然減らない。

お医者さんが「今晩は泊まりましょう」と言うが

じじは「大丈夫です」と帰る気満々。

だめでしょう、じじ。お医者さんの言うこと聞かなくちゃ・・・・・

と思っているとき、又救急患者が隣町から・・・・

ばばの知人だったが、今はばばもじじのことで気が回らず・・・・・

そして、1時半になって、もう一度じじの血圧を測るが依然として上がる気配なし。

まさか、点滴を付けたまま帰ることも出来ないので、ついにじじも入院を決意。

それでも、なかなか病室へは案内してもらえず

ずうっと救急室のベッドに寝かされたままだった。

2時過ぎてやっと部屋の準備が整って3階へ・・・・・

真夜中の病室はあまり来たことがないばば、薄暗い廊下を歩きながら

あちこちから聞こえる「声」にちょっと怖くなった。


やっと、じじは部屋に落ち着き、ばばは又別の部屋で看護師さんから色々聞かれ

書類を5枚くらいもらって帰宅した。

「朝ご飯は病院でとって経過を見て、帰りましょう」と言うことだった。


家に帰り寝たのが3時過ぎ。

朝、7時過ぎにじじから電話。

「具合はどう?」

「大丈夫だよ。でも、点滴がなかなか終わらないので昼頃までかかりそうだ」とのこと。

元気になったじじは「ラジオと雑誌と、あと何々を持ってきて欲しい」と要望。

ばばは、ゴミを出す日だし一応の家事を終えてから病院へ行こうと思ったのだが

じじが退屈するといけないと思い、じじにリクエストされた物の他に

あめ玉やお菓子、ホットコーヒー等々持って病院へ。

病室の元気そうなじじを見て一安心して家に帰った。


すると又しばらくしてじじから電話。

「点滴が終わらないので昼ご飯まで病院で食べて帰るから、

○○時頃迎えに来て〜」と。



血圧も正常に戻り、顔色もすっかり良くなったじじ。

今回の騒動は、じじの熱風呂長時間入りが原因の貧血だったのかなぁ〜。

いろいろな検査結果も異状なしで、

お医者さんから、ばばには何の説明の無かったけど。。。。



昼過ぎ、じじを迎えて帰ってきて、一件落着、

めでたし、めでたしとなったが・・・・・


すっかり元気回復したじじったら、今朝になって

「1年に2回も救急車に乗る人なんて

そうそういないよなぁ〜〜」とお気楽なこと言っているが

ばばの心配も考えてよぉ〜〜〜。

それにお隣ご近所さんが夜中に外に出たり

窓から顔出して見ているんだよぉ〜〜。



1年に2回も3回も救急車に乗る不幸な人だっていると思うよ。

この狭い島でも・・・・・

じじ〜〜いらぬ自慢しないでねっ!プンプン!

徳之島じじとばばのブログ  主管理者 ibuchanじじ&ばば

勘違いですってば〜〜〜

by ばばの日記

12月23日(水)晴れ

今日も穏やかな小春日和・・・・

お日様ポカポカい天気。気持ち良いなぁ〜〜〜〜。



ばばが通う病院で、毎日会う人がいる。

ばばは人様の年齢を判断するのが苦手なので、はっきりしたことは分からないが

40代くらいだとおぼしき男性。

ばばが初めて彼と会ったのは2月だったが

いつ頃から何の病気で入院しているのかは分からない。。

どこが具合が悪いのかは分からないが声を発するのを聞いたことが無く

吸入のようなこともしているので、もしかしたら喉の具合が悪いのかな?

と思っていた。

名前をAさんとしよう。

病院へ行く日は、病室で、食堂で、廊下で毎日必ず会った。

そして今は12月。

Aさんは、まだ同じ病室の同じベッドにいる。

Aさんと廊下などで直接顔が会う時は会釈をするようにしていたが。。。。。。

その彼が、最近ばばに手を振り笑顔を見せるようになった。


ことの発端は、こうだ。

ばばが少し前このブログに書いたYちゃんが、

入院しているお義母さんの介助に毎日通い、食事の時も介助している。

お義母さんは病院の食堂で毎日食事をしているのだが

その席は一番奥の方。

その少し前あたりでAさんは食事をしている。

ばばは、廊下を通る時必ず食堂の中を覗き

Yちゃんに手を振って「バイバイ」と挨拶する。

毎日Yちゃんに「バイバイ」の挨拶をしているうちに、

Aさんは、ばばが彼に手を振っていると思ったらしい。

無理はない。

だって、彼の背中側にYちゃん母子は座っているから彼からしてみれば

まさか、自分の後ろにいるYちゃんに、ばばが手を振っているとは思わなかったのだろう。

ばばの視線は常にYちゃんを見ているのだが、

AさんはばばがAさんを見ていると勘違いしてしまったらしい。

Aさんは、ばばがYちゃんに手を振ると、食事の手を休め満面の笑みを浮かべて

ばばに手を振るのだ。

その後、廊下ですれ違う時なども満面の笑みでばばを見て

エレベーターに乗り込もうと待っていると

しきりにエレベーターを指さして何か話しかけようとするようになった。

だから、ばばは少し怖くなり視線を合わせないようにして

階段から下りたりするようになった。


昨夕は、帰りかけたばばにYちゃんが背中から「ばばちゃ〜〜ん」と呼びかけた。

ばばが振り向くと、ばばの後ろにAさん、そのずっと後ろにYちゃんが立っていて

ばばにゼスチャーで共通の友人Tさんへの伝言をした。

ばばはその意味を了解したのでOKの合図に頭上で大きな○を作り

さらに、Yちゃんにバイバイと手を振った。

廊下でAさんを中に挟んでゼスチャーで会話したばばとYちゃん。

Aさんは、ばばがYちゃんに手を振っているのだと気付いてくれただろうか?


ばばは、病院を出てYちゃんと共通の友人宅に寄って伝言を伝えた。

しばらく世間話をしているとYちゃんも来た。

ばばが、Aさんのこと話すと、Yちゃんは

「Aさんはばばちゃんがいつも手を振るから、自分に好意を持っていると

勘違いしているみたいよ」と言った。


だからか・・・・・・

Aさんがばばに満面の笑顔を見せたり、

エレベーターの前まで来て、何か話しかけるようにゼスチャーをしたりするのは・・・・


勘違いされるような子としていたばばが悪いね。

気を付けなくては・・・・・・


以前、どこかの認知症のおじいちゃんの話し相手をしていたら

帰るばばを追いかけてエレベーターに乗り込み

下まで一緒に下りた時もビックリしたが、

長期入院している方や、家族がなかなか面会に来られない方々も中にはいて

きっと寂しい思いをしているんだろうね。

だから、会釈をしたり話し相手になったりしているうちに

身内のような気持ちになるのでしょうね〜。


Aさんは声を発することが出来ないようなので

きっと満面の笑顔と「バイバイ」で「親しみの情」を表現したのだろう。


Aさんのこと、ちょっと怖いとか思ったばばだけど、

これからも自然に会釈をしようかな。。。。

徳之島じじとばばのブログ  主管理者 ibuchanじじ&ばば

奇跡は起こった!

by ばばの日記

12月22日(火)晴れ

久しぶりに穏やか〜〜な天気。



3,4日前にばばの知人から聞いた話。

知人の名前はSさん。

彼女は最近ボランティアでご近所の高齢の方のお宅を訪問し

おじいちゃんやおばあちゃんの話し相手をしたり

一緒に折り紙をしたり歌ったりして遊んでいるそうだ。

Sさんが通っているのは80代の高齢の夫婦のお宅。

ご主人は85歳、奥様は80歳。

ご主人は従業員十数名の事務所の社長さんだそうで

お宅も凄い豪邸で大きな車やバイクが数台置かれているそうだ。

この夫婦を去年?悲劇が襲った。

奥様が、ある日突然脳梗塞で倒れ、近くの病院へ運ばれた。

数週間入院治療をしたが改善は見られず

別の病院へ移って「ダメもと」で手術を受けることに。。。。。

そこで、ご主人は万が一の時のことを考え、

子供達を病院へ呼び寄せたそうだ。

奥様の病状は深刻で、手術をしても助かる見込みはほとんど無く

もし、助かったとしても脳死状態になる可能性が高いと

医師から説明があった。

それでも、家族は同意し手術は行われた。

結果は・・・・・・・・・・・・・

医師が告げたとおり、奥様は脳死状態になってしまった。

数ヶ月経っても症状は改善することもなかった。


ある日、ご主人と子供達が奥様の枕元に集まった時

ご主人が大きな声で「T子ぉ!!!〜〜〜〜〜〜」と

大声で叫んだんだって。

すると!今まで眠り続けていた奥様が急に目覚めたんですって。

家族の喜びはいかばかりだったことか。

それから数ヶ月リハビリを続けた奥様は退院できるまでに回復したそうだ。

家の中での移動は車椅子だそうだが、話すことも出来るし

少しの介助があれば家の中での生活はほとんど支障がないって。

週5日はご主人が奥様の世話をしているそうだが

週末の土・日、ご主人はゴルフでリフレッシュに出かけるそうだ。

だから、週末の2日、Sさんが暇な時はお宅へ通っているそうで・・・・・



姉は、奥様と遊びながら世間話などするそうだが

その中で「ご主人が呼びかけた時の声が聞こえたんでしょうか?」と

Sさんが聞くと奥様は「私は、いつも主人に怒鳴られ怒られてばかりいたので

きっと主人が呼んだ時、又怒られる!と思った瞬間、

シャキッとなって意識が戻ったんでしょうね」と笑いながら答えたそうだ。


それにしても、死の淵をさまよっている妻を現世へ呼び戻すなんて

素晴らしい夫婦愛ですね。


もし、あの時ご主人が大声で奥様の名前を呼ばなければ・・・・・・

まだ奥様は病院のベッドでコンコンと眠り続けていたかも知れない。

時々、臓器移植と脳死問題がテレビなどでも取り上げられるが

ばばはSさんの話を聞き、又色々考えさせられた。



そう言えば・・・・

ばばも30代の頃破傷風で2日間意識不明担った時不思議な体験をした。

延々と小さな花々が咲き乱れている草原のような場所を歩いていると

ばばの目の前に大きな川が現れた。

すると、顔ははっきりしないけれど4人の人?か何かがどこからともなく出てきて

ばばを四角の大きな布の中央に乗せた後

布の四隅を持って上に放り投げるような動作で布をあおった。

・・・と上を向いたまま上に放り投げられようとしているばばに向かって

高い高い場所から誰かが叫んだ。

「来るな!来るな!」と・・・・・

叫んでいるのは、ばばが小さい頃から我が子のようにかわいがってくれていた

親戚のおばさんだった。

おばさんの声を聞いて「はっ」とした瞬間、ばばの意識は戻ったらしい。

ばばにショックを与えないためにとカーテンを閉められ、

真っ暗な部屋にいたばばは、目が覚めた時枕元に

じじと父と姉の3人の姿を認めたが、その時ばばはどんな言葉を発したのか・・・・・

ばばの意識が戻った時、奇跡の生還と言われた。

診察ミスと、血清がすぐ入手できなかったことでばばが助かるのは

数%だとじじは医師から聞かされていたらしいから。。。



この生還でばばが優しい奥さんに生まれ変われたら良かったのにね、じじ。

逆にばばはますます横暴でわがままで、カカア天下を目指してまっしぐらに走り出したもんね。


じじは寝ていると思っても、ばばが話しかけると返事をする。

ばばが、いつブーブー怒ってってばかりいるので

じじの脳は寝ていてもばばの声に反応するのかな?

ちょっとは反省しているんだけどねぇ〜〜。

もう少し、じじに優しくしなければいけないなぁ・・・・

なんて、殊勝なこと書いても簡単には変われないなぁ〜〜ごめん!じじ。

徳之島じじとばばのブログ  主管理者 ibuchanじじ&ばば

12・21

by ばばの日記

12月21日(月)曇り時々小雨

今日は、次女みーちゃんの誕生日。

高校から親元を離れたので親と一緒に暮らした時間が一番短いね。


長女はなちゃんはテレビ番組のヒロインの名を、

みーちゃんは、ばば父の名前をひっくり返して

じじが命名したことは知っているよね。

とても良い名前だと思っていたんだけど

パッと見に男の子の名前と思われ、

病院とかでも呼び間違えられることも多かったね。

親が子供に命名する時、いろいろな願いを持って付けるけれど

みーちゃんの名前にはどんな願いが込められているか

考えたことあるかな????


思えば、みーちゃんは小さい頃からいろいろな試練にさらされてきた。

お姉ちゃんの面倒を見てくれる方がいなくて3ヶ月から海を隔てて

じいちゃんばあちゃんに預けていた、じじとばばは

今度こそ誰か世話そしてくれる方が見つかりますように。。。。と願っていた。

もしかしたら、姉ちゃんも一緒に世話してくれる方が・・・とね。

幸い、同僚の奥さん方がみーちゃんの世話をしてくれたけど

どなたも事情があり、数ヶ月で世話できなくなってしまって

一歳半までに4名もお世話して下さる方が変わったのよ。

物心つくかつかないかの時だったけど不憫でたまらなかった。

仕事を終えてじじが迎えに行くと、

それはもう何とも言えない満面の笑顔で飛びついてきたんだって。

普段は後追いもしなかったみーちゃんだったけど

具合が悪い日などは、やはりじじがみーちゃんを預けて仕事に向かうと

悲しそう〜〜な顔をするので、

後ろ髪引かれる思いで職場に向かったんだって。

「子供は宝」だった、加計呂麻島で

みーちゃんは集落中の方に、かわいがってもらったんだよ。

お散歩している時とかも小学生や中学生はじめ、集落中の方が

「みーちゃ〜〜ん」って声かけてくれてね。。。。。。

集落のアイドルのようにかわいがって下さった加計呂麻の方々

今はもう、大分ご高齢になられたけど

もう一度家族で行ってみたいね。



当時はね、オムツなども布製で川で洗っていたのよ。

休みの日など、オムツの洗濯に行くばばの前を

オムツで大きくふくらんだお尻を振り振り歩いたみーちゃんの姿が

今でも目に浮かぶよ。

ばばの洗濯が終わるまでジィっとそばで待っていて

帰りにはいつもお店にトコトコ入っていって

「キャンコ(アイスキャンデー)ちょうだい」ってねだり

アイスの入ったケースにしがみついて動かなかったみーちゃん。

今、自分でいつでも好きな時にアイスキャンデーが買えるようになった、みーちゃん、

きっと冷蔵庫にはアイスが常備されているのでは?

まだ充分生えそろってもいない小さな歯で「ガリッ、ガリッ」って

アイスをかみ砕いていたよ。


みーちゃんは、お父さんに一番かわいがってもらった分

厳しくも躾られたんだよね。

聞き分けが悪いと寒い夜でも外へ放り出されてね・・・・

1歳そこらで可愛そうだと、お隣の奥様がおっしゃったけど

みーちゃんが悪い時は、悪いと認めるまでじじは許してくれなかったんだよ。


だから、みーちゃんは1歳と数ヶ月の頃から自分が悪いと思ったら

「ごめんなさい。もうしませんから許して下さい」って言うようになったのよ。

自分の非を認めるって言うことは大人になっても大事だものね。


じじは、厳しいだけでなく、それはそれはみーちゃんをかわいがっていたんだよ。

オムツを替えるのも、お風呂に入れるのもいつもじじ。

どこへ行くのも、じじの自転車の前にみーちゃんを乗せて行っていたし、

歩いてお散歩の時はじじとばばが両方からみーちゃんと手をつないでね。

ある時なんか「ガクッ」か「クッ」か音がしたと思ったら

みーちゃんの肩の関節が外れてね、それを間髪入れずじじが

「クッ」と元に戻した時にはさすがばばもびっくりしたけどね。



早々、みーちゃん行方不明事件のことは

みーちゃんにも何回も話して聞かせたよね。

やはり1歳ちょっとの時だったけど、みーちゃんの寝相は凄かった。

あっちへコロコロ、こっちへコロコロ・・・・・

寝ていて部屋中転がり周り、ある日ついにカーテンで仕切られていた

板の間に転がっていって、「みーがいない!」って大騒動したもの。

今は、もう寝相は良くなったかなあ〜〜〜。


1歳半まではじじとばばの愛情を一身に受けていたみーちゃん。

1歳半でお世話をしてくれる方の都合が悪くなり

姉ちゃんの住む徳之島へ連れて行ってじいちゃん、ばあちゃんに預けられ・・・・

先に預けられていた姉ちゃんと「じいちゃん、ばあちゃん争奪戦」を

繰り広げたって任務を終え島に帰ってからばばは聞いて、

二人が不憫・・・・・・

みーちゃんが小さい胸をどんなにか痛めたか・・・・・



全ては、結婚後も仕事を続けたばばのせいなんだけど・・・・

いっぱいいっぱい寂しい思いをさせたね。

任務を終え、徳之島の港に着いたじじとばばの胸に飛び込んできたみーちゃん。

逆に顔を背けじいちゃんの胸にしっかり顔を埋めて

じじとばばを見ようともしなかった、はなちゃん。

対照的な二人だったけど、やっと家族が一緒に暮らせるようになった時の嬉しさは

何物にも代え難かったなぁ・・・・

もう二度とこの子達と離れてはいけないと思ったし

ずぅっと一緒にいて守ってあげようと思ったよ。


そうは思いながらも力不足のばばだったけれど、

今は大都会で必死に頑張って自立した、みーちゃん。

そばにいない分、メールや電話で温かい気持ちを伝えてくれるけれど

やはり、近くで色々話したいね。

さっさと親離れした、みーちゃんに比べ、ばばはいつまでも子離れできないね。


外見や物の考え方が一番ばばと似ていると周囲から言われるみーちゃん。

ありがた迷惑かも知れないね。

でも、ばばの悪い所は反面教師にして

みーちゃんは、みーちゃんらしく凛とした生き方をして欲しい。


いつか、大人の女性として、みーちゃん、はな姉ちゃんや妹ピカちゃん、

そしてばばで語り明かしたいね。

仲間はずれにされたじじがちょっと可愛そうだけどね・・・・・


みーちゃん、誕生日おめでとう!!!

徳之島じじとばばのブログ  主管理者 ibuchanじじ&ばば

ア〜ッハッハッハ、ア〜ッハッハッハ

by ばばの日記



12月20日(日)曇り時々小雨

ア〜〜〜ッハッハッハッ、ア〜〜〜ッハッハッハッ。

笑う笑う笑う・・・・・

周りから見たら確実に

(あの二人、ちょっと可笑しいんじゃない?)と思われるくらい

姉と二人で笑った。

ことの発端は・・・・・

年末になると、毎年スーパーの前などに「赤い羽根共同募金」を

募るためボランティアの方々が立つ。

素通りは出来ない。

今日は、あるスーパーに目玉商品を買うために行ったら

途中の通りにも、スーパーの入り口にも募金を呼びかける人たちが立っていた。

車から降りると買い物より先にまず募金箱へ・・・という雰囲気だったので

姉と二人も募金箱にお金を入れた。

代わりにポケットティッシュ一個と赤い羽根が渡された。

早速、赤い羽根を左の胸に付けて店内に入った。

買い物を済ませ、車に乗るまでも

「募金お願いしま〜〜〜す」と右から、左から呼びかけられ

「ちゃんとしていますよ」と内心思いながら通った。


他のスーパーでも又買うのがあったので立ち寄ることにしたが

買い物客が多く、どの駐車場も満杯で駐車が出来ない。

仕方がないので、一旦姉をおろしてばばは他の駐車場を見つけに・・・・

200メートルくらい離れた駐車場が開いていたのでなんとか車を止め

姉の所へ戻った。

姉は、さっきおろした橋のたもとでばばを待っていたくれた。

(寒いから、中で待っててくれても良かったのに。ごめんね〜)

と思いながら、スーパーの中に入ろうとすると

ここでもたくさんのボランティアの方が募金を呼びかけている。

姉が何かその人達に話していたが、ばばは胸にちゃんと羽根を付けているので

何とも思わず、すぅ〜〜と、店内に入った。

買い物を済ませ、外に出ると姉が

「さっき、あなたが車を停めに行った時橋のたもとで待っていたら

赤い羽根が折れて飛んで行っちゃった」って。。。。。

なるほど、よくよく見ると姉の赤い羽根は三分の二くらい切れている。

どうして切れたのか分からないが、切れて飛んだので姉は拾おうとしたそうだが

あまりに車の行き来が激しく拾うのを諦めたら

羽根は橋の下の川へ飛んでいったんだって。

風もけっこう強かったもんなぁ〜〜〜。

だから、さっきスーパーの入り口でボランティアの人たちに

「さっき募金したけど、羽根が折れて飛んでいったの」

と説明していたんだって。

「どうして折れたんだろうね」などと言いながら、

ばばは自分の羽根はちゃんと付いていることを確かめて

強風の中ばばが車を止めた所まで歩いた。

「これから、外出する時はちゃんと赤い羽根付けて行かないと

何回も募金することになるね」と話しながら・・・・・

買った物を車に入れて、さて、運転席に乗り込もうとして

何気なく自分の上着の左胸を見たばば、びっくり〜〜〜〜。

だって、ついさっき数十秒前に確かめた左胸の赤い羽根が無い!!!

荷物を積んだ時車内の落ちたかな?と見る・・・・無い!

じゃ、運転席に乗ろうとした時落ちたかな?と見る・・・無い!!

姉は、ばばの車の下、隣の車の下まで覗き込んでいる。

風も強く、きっと遠くへ飛ばされたのだろう、羽根はどこにもなかった。

探すことを諦め、車に乗り込んだがばばと姉は可笑しくてしょうがない。

どちらからともなく笑いだし、なかなか笑いが止まらなかった。

姉の三分の二折れた羽根を笑ったばば。

しかし、自分の羽根は丸ごとどこかへ飛んでいってしまった。

それで文頭の、大笑いとなってしまったというわけ。


でもね、ばば、赤い羽根もらって胸に付けた時、思ったの。

赤い羽根って、羽根の根元に針が一本下向きに付いているけど

すぐ抜けちゃうのよね〜。

だから、抜けにくくするためには

一旦付けてから針を上に曲げなければいけないの。

どうにか、簡単に抜けにくくする方法はないのかしら?


これから毎日大晦日まで町中あちこちに「赤い羽根募金」の人たちが立っているでしょ〜。

毎回、募金をするのも・・・・・

又、毎日出かけるたびに羽根を付け替えるのもなぁ〜〜。

かと言って、赤い羽根を付けずにその人達の前を通ると

何だか後ろめたい気がするのは、ばばだけ????

徳之島じじとばばのブログ  主管理者 ibuchanじじ&ばば

260円のつもりが・・・・

by ばばの日記

12月19日(土)曇り

昨日、友人3人でお出かけ?した。

公民館講座で一緒に学んだ友人のひとりが

ご主人の転勤で来週初めに都会の方へ引っ越していくことになったが

出発の日、ばば達は「ちょい減る教室」の最後の体力測定があり

見送りに行けないので、「きょう会ってきましょう」ということになったのだ。

待ち合わせ時刻は4時。

待ち合わせ場所は転勤していくNちゃん宅前。

ばばと姉は余裕を持って15分前に家を出た。

最近夕方の散歩をずっとさぼっているので、散歩を兼ねて歩いて行った。



待つことしばし。

Kちゃんが来て、Mちゃんも来た。

ばばと姉4人でマンション二階のNちゃん宅玄関へ。


エプロン姿のNちゃんが出てきた。

明日、荷物を積み出すということで最後の荷造りをがんばっていたらしい。

この忙しい時に・・・・とも思ったが

昨日Kちゃん、姉、ばばの3人で選んだショルダーバッグを直接渡し

見送りに行けないから声をかけてきましょう・・・と数分お邪魔することに。

バッグはKちゃんと姉とばばの3人で選んだので

昨日一緒に品定め出来なかったMちゃんにも見せてあげたいし・・・と


室内に案内された。

荷造りされたダンボールが数個あったがガラ〜〜〜ンとして、

本当に引っ越していくんだなあと実感。


ばば達が選んだバッグの包みを渡して見てもらった。

バッグは本場大島紬で出来たショルダーバッグにもなり

ハンドバッグにもなるという兼用バッグだ。

地色が黒でおとなしめのラインが数本とその間に花が織り込まれている柄だ。

「いかにも紬、ツムギ」してなくて、

普段使いにもちょっとしたお出かけにも使えそうなのが気に入って

買いに行った3人が即決した物だ。

受け取ったNちゃんは、「あちらで、こんな素敵な大島紬のバッグ持っていたら

みんなビックリするでしょうね」と、とても気に入ってくれ

Mちゃんも「良いの選んだね」って言ってくれたので嬉しかった。


数分おしゃべりをする中でMちゃんが、こんなことを言った。

「隣のスーパーでね、この前こ〜〜んな大きなチョコレート買った」と。

そしてMちゃんが両手で示した大きさは優にA3版はあり、もしくはそれより大きめ。

食いしん坊ばばは内心、(いくらくらいだったの)と値段を聞きたかったが

黙っていたらKちゃんが「それは、製菓用のチョコレートじゃない?」と言った。

Nちゃんが「薄かったでしょう」と言うと

「そうねぇ、普通のより確かに薄かった。」と。

Kちゃんが「もう食べたの?」と聞くと

「まだ残っているよ。買って帰ったら主人が最初開けたんだけど

二人で少しずつ食べている」と。

誰からともなく「値段は?」と聞くと「260円!」と。

「えぇ〜〜〜っ、それは安い。じゃ、帰りがけに買って帰らなくちゃ」と

Kちゃん、姉、ばば。

「スーパーのどの辺にあったの?」と確かめると

「左側入り口のレジの近く」と言う。

長居してはいけないのと、

半分スーパーへビッグチョコ買いにと心が飛んでいる3人。

Nちゃんに「お元気で。21日送りに行けなくてごめんなさいね。

又徳之島へ遊びにいらっしゃいね。」と声をかけ辞去した。

スーパーまで歩いて1分。

4人の足どりの軽いこと。

一斉に左側レジの横へ向かった。

あった!!!!

巨大チョコレートは確かにあった!!!

260円、260円、巨大チョコレート!!!!

今にも歌い出しそうな3人。

すっかり260円と決めてかかっている3人、改めて値段を見た。

うひゃ〜〜〜!一桁違っている!!!!パニック!パニック!直後に大爆笑。

そして、スーパーの隅っこに行って思いっきり笑った。

ばば達を焚きつけた張本人Mちゃんは「あらっ、260円だと思ったのに。

私ったら、レシートしっかり見てなかったわ〜〜」で、またまた大笑い。

風船のように大きく大きくふくらんだ期待は一瞬の夢、又夢と消えた。


その後のばば達はお歳暮に送りたいと思ってもどんな味か分からず

送るのを躊躇していた「三京オレンジ」の試食用があったので試食した。

さわやかな甘みがあるが「甘いっ!」と言うほどではないと分かった。


オレンジの横にはKちゃんがパプリカと間違えていたのが

実は黄色と赤のトマトだったとわかり、

それもかの有名な「桃太郎トマトゴールド?」と書かれていたので

又心奪われた。

それも試食品があったので「桃太郎トマトならばばも食べられるかも・・」と

又試食。

立派な「おばたりあん」ですなぁ〜。(懐かしい言葉だな〜〜)

でも、試食して美味しかったら次から常連になるから試食も大事よね。

黄色いトマトは美味しかったので(買おうかな?)と思ったが

冷蔵庫に大きなトマトが4個もあったのを思い出しやめた。

その代わり?キュウリやパンプキンシチューの素や牛乳を買ったら

けっこうな重さになった。

歩いてきたから仕方ない。

肩にかけて「エッチラ、オッチラ」10数分歩いた。


今日の買い物は正に喜劇だったなぁ〜。



Nちゃんは21日に徳之島を離れる。

滞在3年。

たまたま公民館講座で同じ講座に参加し、

たまたま同じテーブルに座ったことが結んでくれた縁。

いつの間にか毎回同じテーブルに座るようになっていた今日のメンバー。

「講座も楽しかったけど、合間の会話が楽しかったねぇと」言ってくれたNちゃん。

今日集まったメンバーはプライベートでもミカン狩りに行ったり

よもぎ餅作りをしたり、会食をしたりと親睦を深めてきた。

「最初、徳之島に来たときは一体どうなっちゃうんだろうと思ったけど

本当に楽しかったわ。ありがとう!」と言ってくれたNちゃん。

二度と会うことはできないかも知れないけれど

文通やメールでずっ〜とつないでいこうね、このご縁を。

徳之島じじとばばのブログ  主管理者 ibuchanじじ&ばば

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